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ピンチをアドリブで乗り越える技

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#表現

ピンチをアドリブで乗り越える技 99/100(Online1,2)

ピンチをアドリブで乗り越える技 99/100(Online1,2)

23年7月8日17:40に加筆

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

今日はオンラインを想定して考えてみようかと思います。

以前、映像の演技には、針穴に糸を通すような、細やかな表現が必要である、というお話をしました。

カメラのレンズには、ピンホールという光を取り込む穴が空いていて、まさにそこに意

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ピンチをアドリブで乗り越える技 82/100(非言語)

ピンチをアドリブで乗り越える技 82/100(非言語)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

先日、友人と話していて、私の思う

「演技はセリフでない」

の原点とも思える出来事を思い出したので、ご紹介します。

ピンチ禍においても、「何を言うか」ではなく、どういった表現をしているかに、気を配ることが重要かと思います。

なぜならば、演技に限らず、コミュニ

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ピンチをアドリブで乗り越える技 56/100(思考回路マッピング)

ピンチをアドリブで乗り越える技 56/100(思考回路マッピング)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

昨日は、演技をする上で最も重要とも言える、『Thought』のお話をしました。

でも、実際のところ、どうなの?

という話を今日はしていこうと思います。

結論から言うと、私は台本のセリフを覚えると同時に、思考回路、つまり『Thought』の連鎖を覚えます。

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ピンチをアドリブで乗り越える技 32/100(即興術)

ピンチをアドリブで乗り越える技 32/100(即興術)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

演技とは、常にアドリブ

『ピンチをアドリブで乗り越える技」と題して、今まで色々なツールを赤裸々にご紹介して参りました。

主に、

ピンチに陥った瞬間、何を意識して、どう活路を見出すか?

という観点からお話ししてきました。

31回まで来て、それぞれのツールに

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ピンチをアドリブで乗り越える技 14/100(I Love/Hate You)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

ギリシャ演劇の時代より、演劇は聞くものいつものルールに則って考えると、毎回のテーマは、前回の一文から引っ張ってくるので、ギリシャ演劇の話や、観客=聞くという話をしなくてはいけません。でも、実は、Twitterで調子に乗って別の予告をしてしまったので、今回はテーマを

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ピンチをアドリブで乗り越える技 12/100(三つの輪3/3)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

意識的に輪を変えてみる3回に分けて、『3つの輪』というツールをご紹介しています。今回はその第三弾です。

このツールはシンプルで分かりやすい上、応用も効くので非常に重要なのですが、これを文章で説明するということに苦戦してます。

ビデオかなんかを貼り付ければ、正直

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ピンチをアドリブで乗り越える技 11/100(三つの輪2/3)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

『三つの輪』は
身体表現と発声を、あえて大雑把に3通りのパターンに分けて捉える3回に分けて、『3つの輪』というツールをご紹介しています。今回はその第二弾です。

『ひとつめの輪』は一人称。自分の世界

『ふたつめの輪』は二人称。相手との世界

『みっつめの輪』は三

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