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ピンチをアドリブで乗り越える技

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#スピーチ

ピンチをアドリブで乗り越える技 93/100(スピーチ10 -イメトレ)

ピンチをアドリブで乗り越える技 93/100(スピーチ10 -イメトレ)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

スピーチに関するお話も、今日で10回目となりました。

「ピンチをアドリブで乗り越える」とは少し方向性がずれているかもしれませんが、今までご紹介してきた様々なツールを、実際の場面でどのように活用するかを、スピーチという特定の状況を例に、まとめてきたつもりです。

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ピンチをアドリブで乗り越える技 92/100(スピーチ9 -発音)

ピンチをアドリブで乗り越える技 92/100(スピーチ9 -発音)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

スピーチに関するお話も、そろそろ終えて、目標である100回目に向けて、まとめに入らなくてはいけないとは思いつつ、もう一つ。

なんか、全てのセリフを、同じ感じで言ってる役者さんっていますよね?

スピーチでも、ずーと単調で、同じ口調だから、聞きやすいけど頭に入って

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ピンチをアドリブで乗り越える技 91/100(スピーチ8 -ミスダイレクション)

ピンチをアドリブで乗り越える技 91/100(スピーチ8 -ミスダイレクション)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

昨日は、スピーチをする空間によって、観衆の視線が向いてくる方向が違うというお話をしました。

今日は、その視線をどのようにコントロールするかというお話をしたいと思います。

正直、これはマジシャンの方々のほうが専門分野かと思うのですが、役者としての考え方を綴ってみ

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ピンチをアドリブで乗り越える技 90/100(スピーチ7 -視線)

ピンチをアドリブで乗り越える技 90/100(スピーチ7 -視線)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

昨日に引き続き、スピーチをする時、観衆の目線をどうコントロールするかという話をします。

観衆の視線というのは、動いているところへ注がれます。

癖で、脚をやたらと組み替えたり、指でペンを回してたりすれば、聴く側の注目はそちらへ向いてしまうでしょう。

これを意図

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ピンチをアドリブで乗り越える技 88/100(スピーチ5 -弱強五歩格)

ピンチをアドリブで乗り越える技 88/100(スピーチ5 -弱強五歩格)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

他にカバーしておきたいことが多すぎて、本題の、壇上を左右に歩き回るスピーチについての考察が先延ばしになってます。

いつの間にか第5回になってしまいました…

そもそも、ピンチに陥りやすいシチュエーションの一つとして、スピーチという題材をケーススタディー的に取り上

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ピンチをアドリブで乗り越える技 86/100(スピーチ3 -原稿)

ピンチをアドリブで乗り越える技 86/100(スピーチ3 -原稿)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

昨日に引き続き、スピーチに関するお話し3回目です。

昨今のスピーチは、壇上を左右に行ったり来たりしながら話す、欧米のスタイルが主流となっているかと思います。

でもこれって、日本語でのスピーチ、いや、日本的なスピーチとして相応しいかの検証をしていきたいと思います

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ピンチをアドリブで乗り越える技 85/100(スピーチ2 -まとめ)

ピンチをアドリブで乗り越える技 85/100(スピーチ2 -まとめ)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

前々回に引き続き、スピーチ時に使える技術、その2です。

私が直面したピンチでもお伝えしたように、まず必要なのは『三つの輪』でしょう。

それも、『三つ目の輪』ばかりを使って全体に話しかけるだけではなく、『二つ目の輪』を使って、前列の人に話しかけたり、『一つ目の輪

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ピンチをアドリブで乗り越える技 83/100(スピーチ1 -InsideOut/OutsideIn)

ピンチをアドリブで乗り越える技 83/100(スピーチ1 -InsideOut/OutsideIn)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

これまで、個々のテクニック、というか技術に関して書いてきましたが、今日からは少し総合的なというか、ケーススタディー的なまとめをしていこうと思います。

例えば、先週末にお話しした私自身が直面した大ピンチ。

不特定多数の大勢に向かって話をする時に、気をつけるべきポ

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