否定とソフィー 一覧

 否定とフィロソフィーの会話です。
 ちょっぴり冷たい温度なのが特徴です。
 『Mr.ジョーンズ』や『Mr.G』など、『テツガクちゃんと肯定』からの用語もあり。
 二つの会話を覗けば、より奥まで進めるかもしれません。

 不定期更新です。

 
  
第1章
未完成の抑止力抑止論

 旧式の掟を笑い、流行の抑止力抑止論。
 それにすがる、その前に。
 私達は決断をしなければならない。
 その流行が正しいことを証明するために。
 世界中のどこに、報復するのかを。


第1回『未完成の抑止力抑止論』より


第2章
政治と選挙と責任

 Mr.Gが喚く、選んだお前が悪い。
 吐き捨てた責任を押し付けられる。
 そんな厄介な責任は、投票箱へ棄てに行こう。
 結果は最初から決まっているけど。
 それでも、背負いたくないものは棄てちゃいな。

第2回『政治と選挙と責任』より


第3章
話に落ちを求めるのかよ

 面白い話が聞きたいって?
 落ちのある話が聞きたいって?
 話し上手な人の話が聞きたいって?
 それなら、お金を払って落語を聞くんだな。
 寄席の外まで出張り参上仕りなさんな。
 会話の醍醐味を落語でぶち壊さないでくれ。


第3回『話に落ちを求めるのかよ』より


第4章
伝わらない勉学の言葉なんて

 詐欺師の諭吉がなんか言ったよ。
 だけど、僕達にはその意味がわからなくて。
 すゝめた学問は、時代という独裁者が粛清して。
 残ったのは、最果てから聞こえた本音だけ。


第4回『伝わらない勉学の言葉なんて』より


第5章
キミのママじゃない

 キミのママじゃない、だって?
 随分、酷い醜態をたらたら垂らした。
 醜垂らし団子ジョーク。
 おい、俺はキミのコドモじゃねーぞ。
 説教垂れるなら、自分のコドモにだけにしろよ。


第5回『キミのママじゃない』より


第6章
ハラ、ハラ、ハラ

 秘密の暗号無線、伝わる呪文。
 バルス? パルス? エロス?
 違う、アレは……。
 ハラ、ハラ、ハラ。
 ワレ ハラ斬りニ 成功セリ。
 繰リ返ス。
 ワレ ハラ斬リニ 成功セリ。
 死人ニ口ナシ、天国万歳。


第6回『ハラ、ハラ、ハラ』より


第7章
穴だらけのルール

 あれは、チーズですか?
 いえ、ルールです。
 いつだって、ルールは穴だらけで歪んでいる。
 荒くれ者のいい的、無限錬金。
 そんなものより、歪まず貫ける、自分の信念。
 そのど真ん中を突き進んでしまえ。


第7回『穴だらけのルール』より


第8章
映画のように

 ほんの少し、変わった人が。
 7人の英雄に取り押さえられた。
 それを、寡黙なキャメラメンが携帯で黙って撮影している。
 きっと、あれは映画だったんだ。
 結末しか知らないけど、映画だったから許されたんだ。


第8回『映画のように』より


第9章
等価交換なんて誰が決めた

 等価交換だなんて詐欺師は言うけど。
 そんな物はありはしない幻想。
 落ちたアイスと新しいアイス。
 それは、等価じゃないから交換にはならない。
 もし、等価だと信じるのなら。
 この私に値段をつけてみなよ、焼き鳥みたいにさ。


第9回『等価交換なんて誰が決めた』より


第10章
騙されるのなら

 どうせ騙されるのなら。
 腐った夢、100均に並ぶ、ファッキンドリームなんかよりも。
 本音に騙されたい。
 いつかなんかじゃ、許されない。
 今、この瞬間じゃないとダメなんだ。


第10回『騙されるのなら』より


第11章
キャバクラリーグ

 あれは、実力世界のプロ野球ですか?
 いえ、数字が全てのキャバクラリーグ。
 今じゃ、そんな感じ。
 とりあえずさ、可能性。
 そんなよくわからないヤツを並べておくよ。


第11回『キャバクラリーグ』より


第12章
夢は裏切らない

 夢は裏切らない。
 そんなことを平気な顔して言うのだから。
 たいした大嘘憑きの聖者だよ。
 ヒーローの夢が叶う時。
 兵器好きのあいつは、夢に裏切られて墜落下。
 誰が裏切らないって?


第12回『夢は裏切らない』より


第13章
素人に責任を求めてどうする?

 無責任に好きなことをいう、素人。
 そんな素人に向かって、関係者が。
 無責任だって、責任を押し付けてもね。
 素人に責任を求めてどうする?
 君が役立たずだって、薄い鍍金がはげるだけだぞ。


第13回『素人に責任を求めてどうする?』より


第14章
けっきょく、押し付けたいだけだろうが

 自己責任、そう説教を垂れる。
 醜垂団子なヤマト人。
 だけど、それは説教なんかじゃない。
 ただ、押し付けてるだけ。
 世話焼きな他己焼きなら間に合っているから。
 冷凍たこ焼きを買ってきてくれ。


第14回『けっきょく、押し付けたいだけだろうが』より


第15章
思うのなら

 あれじゃん、これじゃん、それじゃん。
 だから、そう思うって。
 思うのなら、思ったままに黙っていろよ。
 何、人を修正しようとしているんだよ。
 言いたいのなら、ハッキリと言えよ。


第15回『思うのなら』より


第16章
ピノキオの遊園地

 学校に行けば。
 いいことがあるらしいぜ。
 偉く大きくなれるらしいぜ。
 いろんなことが変わるらしいぜ。
 昔、聞いた学校の噂は、何かに似ている。
 そうだ、ピノキオの遊園地だ。
 もちろん、ロバにはならないのだろうが。


第16回『ピノキオの遊園地』より


第17章
絵本を描きかえないと

 最近の人は言われないと何もできない。
 だけど、君達が勝手にする、それは迷惑なんだ。
 そう嘯くMr.世間様は忘れている。
 洗脳のスタートライン、絵本を描きかえることを。
 自分の欲望を満たす、泥人形が欲しいのなら。
 まず、そこからだ。


第17回『絵本を描きかえないと』より


第18章
『We Are The World』だけが夢じゃない

 行進する夢の使者の顔は。
 みんな、『We Are The World』。
 だけど、北のターリンの末裔の。
 ジリノフスキーの夢だって、同じ夢なんだ。
 偉く大きな立派な夢さ。


第18回『『We Are The World』だけが夢じゃない』より


第19章
猿にわからせても

 猿にABCをわからせるより。
 目の前にいる誰かにABCを説く。
 その自信がある勇者は、どれほどいるのだろうか?
 猿ではなく、目の前の誰かと向き合う、その勇気がある者。
 少なくとも私ではありません。


第19回『猿にわからせても』より


第20章
ネームシップに憧れても

 ネームシップに憧れて。
 自由なネットの海に飛び込んだのに。
 気がつけば、世界横断鉄道計画の一員だ。
 既製品の量産型が溢れ、世界が狭く歪んで繋がっていく。
 そのまま、飛び出した懐かしの路線の上に戻ってきた。


第20回ネームシップに憧れてもより


第21章
働くの形が

 働くの形が変わっていく。
 ただ、突っ立っている事だって。
 働くということなのに。
 お金を稼げるか、稼げないかに変わった。
 次は、何に変わるのだろうか?
 金を棄てる事だろうか?


第21回『働くの形が』より


第22章
ピエロの面に

 あのピエロのお面に何を思うのか。
 そこに映し出された、答えは。
 きっと、自分自身の内面。
 自分も知らない答えは映し出せないから。
 あなたは目の前の面に何を思う?


第22回『ピエロの面に』より


第23章
流行に乗れないのが、時代遅れと言うのなら

 3年で忘れることが。
 流行の最先端の生き方なら。
 乗らず担がず、3年後も生きているシーラカンス。
 それが、時代遅れというのなら。
 それでもかまわない。


第23回『流行に乗れないのが、時代遅れと言うのなら』より


第24章
世の中は単純じゃない、複雑なんだ

 世の中は単純じゃない、複雑なんだ。
 そう怖い顔で語るのは99の上にいる1。
 時代がいくら変わっても。
 このファッキンドリームは変わらない。
 いつまでも、永遠に99が1を支えている。
 実に単純で、くだらない複雑さ。


第24回『世の中は単純じゃない、複雑なんだ』より


第25章
外国語を話したい?

 外国語が話せたら凄いって。
 秘密結社『SYAKAI』は言うよ。
 ホント、凄いね。頑張っているね。
 で、どんな話がしたいの?
 同じヤマト人相手にも、ろくに話もしないのに。


第25回『外国語を話したい?』より


第26章
人生の中に幸せなんか微塵の欠片もない

 なぜ、人は糞をするのか?
 とても簡単なことだ。
 それは、人生が糞だから。
 糞をするんだ。
 人生の中に幸せなんか微塵の欠片もない。


第26回『人生の中に幸せなんか微塵の欠片もない』より


第27章
人生が悪路だから

 寛容さが失われた。
 そう呟く心情ほど寛容さの欠片もない。
 人生が悪路だから走れないんじゃない。
 全てを無視しても、走りたい何かがないから。
 走れず、つまんないんだ。


第27回『人生が悪路だから』より


第28章
ネタが伝わらない寿司屋は

 ネタが伝わらない寿司屋は。
 もはや、寿司屋にあらず。
 ただの廃墟、狼少年の根城。
 ネタが見えない舎利は。
 聖者の遺骨、口なしだ。


第28回『ネタが伝わらない寿司屋は』より


第29章
泥の惑星

 きっと、今、この瞬間は。
 泥の惑星。
 まるで、映画の『猿の惑星』のような。
 そんな感じの今。
 自分以外、全ては泥人形。


第29回『泥の惑星』より


第30章
古臭い競争至上主義

 古臭い競争至上主義は。
 全てが決まっている、出来レース。
 退屈でつまんない、のろまな速度。
 競争しないと成長できない何かなんて。
 最初からいらないゴミばかり。


第30回『古臭い競争至上主義』より


第31章
環境を変えても無駄だ

 環境を変えれば。
 何かも変わる。
 そんなことは幻想だ、諸行無常なんて幻だ。
 平面に等しく人生は糞だから。
 どこでも、糞なのは永遠に変わらない。
 万古不易、永久不滅だ。


第31回『環境を変えても無駄だ』より


第32章
人生楽しいか?

 そんなにイライラして。
 そんなにマジになっちゃって。
 人生楽しいか?
 そんな疑問符は不可思議だ。
 いったい、どちらを示しているのだろうか?


第32回『人生楽しいか?』より


第33章
必要ないんだって

 あれは必要ない、これも必要ない、あいつは必要ない。
 必要、不要を裁き判ける。
 ただ、それだけの役立たずな秘密結社『SYAKAI』。
 その必要性を問う時へ、一歩ずつ近づく、今。


第33回『必要ないんだって』より


第34章
なぜ、いじめは永遠なのか?

 いじめはなくならない。
 そんなことは。
 誰もがわかりきっているのに。
 なぜ、消えないのか。
 その理由は聞こえてこない。
 それは灯台下暗し、あの基盤が根源だから。


第34回『なぜ、いじめは永遠なのか?』より


第35章
安い生命

 憲法だとか法律だとか。
 法曹の法螺に認められないと。
 生まれない価値なんて要らない。
 そんな生命は吐いて棄てちゃいな。
 廉い恥の生命なんて破いちゃいな。


第35回『安い生命』より


第36章
都合の悪いことは依存症

 ゲームもインターネットも。
 勉強もスポーツも仕事も。
 やり過ぎは依存症だけど。
 秘密結社『SYAKAI』にとって。
 都合のいいことは功労賞。
 たぶん、依存症って都合の悪いことだけ。


第36回『都合の悪いことは依存症』より


第37章
甘い、激甘、甘々だ、甘露煮かよ

 漫画家、映画スター、独裁者。
 そんなのになるのは甘くない。
 だから、辞めとけ……。
 まるで、他のことならできるみたいに言うな。
 甘い、激甘、甘々だ。
 甘露煮は正月だけにしとけよ。


第37回『甘い、激甘、甘々だ、甘露煮かよ』より


第38章
この世に知らないことなどない

 この世に知らないことなど何一つない。
 誰だってそんなことは最初から知っている。
 わからないことがあるって。
 ちゃんと知っている。
 そう、わかったんじゃなくて知っている。


第38回『この世に知らないことなどない』より


第39章
お金で解決できないことはない

 地獄の沙汰も金次第。
 そんなこの世において。
 悩みは金で解決できるもの。
 もし、金でどうにもならないもの。
 そんなものがあったとしたら。
 それは、ただの事実だから、悩む必要はない。


第39回『お金で解決できないことはない』より


第40章
いつかなんて棄ててしまえ

 いつかなんて。
 永遠に辿り着けもしない幻想はいらない。
 今、この瞬間から抜け出せない私達には。
 今、この瞬間さえあれば十分だ。
 隣に『グリセリン・クイーン』もいれば最高だ。


第40回『いつかなんて棄ててしまえ』より


第41章
つまんないのは、努力不足って

 つまんない。
 そう素直に正直に明かした心情を。
 努力不足、ただの甘えだと。
 古典的に返す、腹切り武士道精神なんて。
 とっとと浜に棄ててこい、もう死んでるぞ。


第41回『つまんないのは、努力不足って』より


第42章
独裁者の倒し方

 独裁者を倒したいのなら。
 独裁者を消してはならぬ。
 凄く簡単過ぎて、見失いがちな当たり前。
 1%よりも99%が消えれば世界平和だ。
 クソみたいなこの世なんてシカトしていこう。


第42回『独裁者の倒し方』より


第43章
いつだって子供は大変だね

 スリーナインが停まった、一代目の僕らはスクラップ世代。
 代わりは掃いて捨てるほどにいた。
 だけど、今じゃ、みんなV.I.Pの世代。
 特別扱いの子供が一番で、邪魔なのは大人なのさ。
 気味が悪い、君が悪いのだから、それを譲れよ。
 結局、いつだって大変だね。


第43回『いつだって子供は大変だね』より


第44章
抑止力なんて幻想があるのなら

 抑止力なんて幻想があるのなら。
 きっと、この世に犯罪なんてものはない。
 豚小屋の王子が定めた、立派な律令という。
 古典的な抑止力があるのだから。
 しかし、現在、広がる事実は……。


第44回『抑止力なんて幻想があるのなら』より


第45章
ちょっと考えれば

 ちょっと考えればわかるって。
 そう得意げに語る、その余裕に。
 好奇心ドリフトは突っ込んだ。
 ちょっとしか考えないから。
 わかった気になれるんですね。


第45回『ちょっと考えれば』より


第46章
何で合わせないといけないの?

 賢い私が賢くないあなた達に。
 何で合わせないといけないの?
 なーんて、賢い人の言うことじゃないだろう。
 その賢い頭でよーくよく考えてみなさい。
 そこまでして、イカロスの愚かさが欲しいのかを。


第46回『何で合わせないといけないの?』より


第47章
マリー・アントワネットが溢れている

 流行の常套句はマリー・アントワネット。
 斬首刑になったはずの無関心も。
 気がつけば、溢れかえって増殖中。
 〇〇なら、〇〇すればいいじゃない。
 この無関心な引用句こそ、ホンモノの不老不死。 
 諸行無常なんて幻想だ。


第47回『マリー・アントワネットが溢れている』より


第48章
ゴッホになれない人が言っても

 死んでも、ゴッホにはなれない人が。
 私はゴッホにはなりたくない、だなんて。
 セーフティーなエンプティー、どんな嫌味と冗談だ?
 レイジ、レイジ、クレイジー・ドリーム。
 もう狭い世界にはうんざりだ、ドリームボーラー。


第48回『ゴッホになれない人が言っても』より


第49章
もし、実力主義なんてものが

 もし、実力主義なんてものがあれば。
 この世にゴッホなんて人物はいない。
 だけど、ひまわりは絶賛生産中。
 過ちに誤りが多過ぎる、偉そうな秤は。
 そろそろ、つけを清算したらどうだ?
 古き良き、伝統の腹切り武士道精神だろ?


第49回『もし、実力主義なんてものが』より


第50章
そんなつまらないことで

 そんなつまらないことで。
 そう思ってしまう、つまらない無関心が。
 そのつまらない事件を引き起こす。
 どちらも同罪有罪で連帯責任のお互い様。
 なぜって、心の中ではそれを望んでいるからです。


第50回『そんなつまらないことで』より


第51章
飽きないレシピなんかより

 飽きないレシピなんかより。
 飽きても、また帰りたくなる。
 そういう故郷の味を教えてくれ。
 もう、セーフティーなエンプティーの味には。
 うんざりしているから。


第51回『飽きないレシピなんかより』より

第52章
話を聴かないカスに話す必要ある?

 涙ながらに訴えても。
 話を聴かないカスに話す必要なんてある?
 そのうち、大好きなフィクションだって見なくなる。
 見猿、聞か猿、言わ猿の泥人形は歩く腐乱死体。
 だけど、まだまだフィクションが好きなクズもいる。
 クズに話しな、死体に話す必要はないだろう。

第52回『話を聴かないカスに話す必要ある?』より

第53章
自分が変われよって糞を吐く口には

 自分が変わった方が早いだなんて。
 大きな嘘をうそぶくカスの口には。
 お望み通りダイナマイト、綺麗に流れ星。
 無理して変わっても嫌いは嫌い。
 だけど、忘れていた好きを思い出せたら……。

第53回『自分が変れよって糞を吐く口には』より


第54章
大人になれよ

 大人になれよって。
 背伸びし始めた中学生が言いそうなことを。
 繰り返す、この世は永遠の中学校。
 どうか、そのままで頼むよ。
 待ち焦がれていた、あの世に辿り着くまでは。

第54回『大人になれよ』より


第55章
人のせいにするなよ

 他人のせいじゃなくて。
 人のせいにするなよ、一般論。
 お前が全て悪いんだよ、一般論。
 お前は人じゃない、ただの概念だ。
 そのくせ、人以上に生意気なクソピエロだ。
 誰も信じなければ、存在もしないピエロだ。

第55回『人のせいにするなよ』より


第56章
大人になりたいかい?

 大人と子供って。
 簡単に言えば看守と囚人。
 人をぶん殴って、いい気になれるのが大人で。
 人からぶん殴られるのが子供。
 そういうロールプレイ、役割演技。
 それから卒業したのは、我がままな人。

第56回『大人になりたいかい?』より


第57章
子供がいないのは子供がいないから

 子供がいないのは、子供がいないから。
 だなんて言っても。
 賢い人にはわからないだろう。
 そういう立派な大人が溢れ過ぎたから。
 子供はいない。なんの問題でもない。

第57回『子供がいないのは子供がいないから』より


第58章
自分が選んだことでしょ?

 何か打ち明けると。
 自分が選んだことでしょ?
 そう返す賢者がぶん殴られるのも。
 その賢者が選んだことだろうが。
 もう、全てを忘れてやろう。
 滅びゆくブラック・ワールドなんか。

第58回『自分が選んだことでしょ?』より












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