[2021年5月5日水曜日]ネームシップに憧れても
ネームシップに憧れて。
自由なネットの海に飛び込んだのに。
気がつけば、世界横断鉄道計画の一員だ。
既製品の量産型が溢れ、世界が狭く歪んで繋がっていく。
そのまま、飛び出した懐かしの路線の上に戻ってきた。
否定
ネームシップに憧れても。
量産型はやっぱり量産型。
それは、当たり前に然り、当然で。
どんなに上っても。
戻ってきてしまう路線。
憧れは憧れのまま。
懐かしいの路線から抜け出せない。
フィロソフィー
本当に、抜け出せないでしょうか?
実は、驚くほど簡単な抜け道があって。
憧れの地で飛び跳ねていたり。
アームストロングさんのように。
気の利いた、台詞を呟きながら。
否定
そうかもしれないね。
だけど、もし。
そんなことができるとしたら。
それが、ネームシップという試作品だと思うよ。
秘密結社『SYKAI』が引いた。
鉄道の路線、そこから脱線した者は。
自分で思索しながら、試作を繰り返していくのさ。
それができるのなら。
誰だって、ネームシップさ。
されど、あの海をご覧よ。
線路などない、自由な海に飛び込みたい。
そう息巻いて、気炎を上げた蒸気機関は。
ネットの海に飛び込んだ。
しかし、その生粋の信念の熱は、海の中に溶けてしまって。
今では欠片もなく、煙突から伸びる煙もなく。
それが、熱い篤い蒸気機関で動いていたこと。
それを信じる者なんていないだろう。
フィロソフィー
たしかに……。
気がつけば、どこかで見た。
何かで溢れていますね。
いつから。
この海も既製品の量産型。
それが、溢れるようになったのでしょうか?
訪れた時は、既定路線は嫌だ。
そう、熱い篤い生粋の信念を持っていたのに。
気がつけば。
やっぱり、既定路線。
数字、数字、数字。
結果、結果、結果。
流行、流行、流行。
教科書、教科書、教科書。
海が陸に変わってしまいましたね。
隙間なく、成功へ一直線の路線が。
広い海を近所の水溜りに変えてしまいましたね。
偉大な魔法使いもビックリな。
世界横断鉄道計画です。
否定
イナゴもビックリな速度で。
誰かが歩くことになる線路。
それが、世界を狭く歪めて。
果てまで繋いでいくね。
黒百合に憧れたカトンボは。
やっぱり、溢れかえった。
既製品の量産型。
憧れている限り。
いくら上っても。
やっぱり、懐かしの路線に戻ってしまう。
そんな私だって、そうかもしれない。
あなたはどうだろうか?
数字、結果、流行、教科書。
それに囲まれた、量産型。
カトンボだろうか?
それとも、何も見えない。
深い霧の中を進む、ネームシップ。
黒百合だろうか?
特注品にせよ、既製品にせよ。
自分が納得して進むのなら。
それに勝ることはないのだろうから。
その答えはどうでもよく。
今、この瞬間が一番だと思う。
あなたは何が大切かな?
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それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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