【3/19追記】『医者のトリセツ』
おはようございます。
今回は本を1冊紹介します。
本記事は軽めの内容ですので、皆さんに読んでいただけると嬉しいです。
『医者のトリセツ』
この類の本はたくさんありますが、本書はコンパクトでかつ必要十分な内容でオススメです。
あまり病院に行かない方にとっては、新鮮な内容ばかりだと思われます。また普段から通院されている方であっても、きっと発見があると思いますし、読後は別の風景が広がっているのではないでしょうか。
たとえば、「お任せします」と医師に伝えがちな方!
決して少なくないように思います。本書では、なぜ簡単に「お任せします」と言ってはいけないかを数ページでわかりやすく説明しています。そして、患者さんやご家族の後悔を減らすことにも繋がってきます。
生きていると必ず病気にはなりますし、通院したり医師と接したりすることになります。これらは絶対に避けられません。個人的には、本書を義務教育でも教えてほしいくらいです。私は二冊購入して両親と友人にプレゼントしました。
ぜひ書店で手に取ってみてください。
Tips
ちなみに、本書の著者である尾藤誠司先生が出版当時勤務されている「東京医療センター」。
こちらの病院は、紹介状(診療情報提供書)を事前に病院窓口に持参するか郵送することで、受診日当日は直接外来へ向かうことができ、時間が大幅に短縮できるというシステムを導入しています(当たり前のシステムに思えますが、そうではないのです)。
医師としても、事前に紹介状に目を通したりCD-Rを読み込んで内容を確認できたりするためメリットがあります(CD-RはPCで読み込むのに時間がかかってしまうことがあります)。
患者さんや付き添いのご家族の立場からすると、すべての病院で導入してほしいシステムなのかなと思います。
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