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発達障害の人には「感謝」すらも贅沢品なんだよなあ
「感謝の気持ちを忘れずに」
「常に周りに感謝して」
感謝の気持ちを大切にするべき、という教えは、幼い頃からあらゆる場所で誰もが言われてきたことだろう。
もちろんその通りなのだが、そういう当たり前の教えに対して斜に構えてしまう自分もいる。
発達障害の私にとっては、感謝の気持ちは贅沢品なのである。
ADHDと自閉症スペクトラム障害がある私は、要領が悪く、物事を理解するのが人より数段遅く、その上
親ガチャが当たりでも詰んでしまう人
先日、こんなツイートを見つけた。
子どもは親から無条件の愛情を注がれることで、等身大の自分を肯定できるようになり、正常な自己愛が芽生えるという。
一方、親からの期待に応えることでしか愛されてこなかった子どもは、見捨てられる不安や恐怖を抱えた「とりえのない自分」と親の期待に応えようとする「思い描く自分」が存在する状態になり、等身大の自分の獲得に失敗するそうだ。
私の親は、大当たりではないものの
発達障害者の仕事選びの難しさ
仕事選びは、発達障害者にとってとても悩ましい問題だ。
私自身、あまりの仕事のできなさに新卒で入社した会社を退職した。
以前精神科で今後の仕事についての話になった時、「WEBデザインを学んだことがあるが、自分はデザインを極めていけるとは思えなかった、自分が勝てるフィールドではないと思った」と言ったことがある。
それに対して精神科医は「そこまで飛び抜けた技術を持っている人なんて多くはないし、そこま
親ガチャどころか人生全部ガチャ【人は生まれが9割】
私は高校時代、全く取り柄が無い生徒だった。学業成績は振るわず(200人中170位程度)、極度に大人しく友達は1人もいない、運動もできず挙動不審で鈍臭い子だった。
そんな私は、自分とは正反対の、明るく社交的で器用に何でもこなす、クラスの中心にいるIさんのSNSを毎日チェックしていた。
Iさんは、担任教諭に将来教師になりたいという話をすると、「Iさんは何でもできるし、教師向いとるわ」と言われたらし