自己啓発は嫌いです?
みなさんこんばんは。
Takuです。
私は普段から本を持ち歩いているため「今何の本を読んでるの?」と聞かれることが多々あります。
その際に持っていた1冊の本に対して、「あー自己啓発ね、私そういう本き嫌い」と言われました。
その本というのは『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延さんの本でしたが、私はそもそもその本を自己啓発本だと思ってすらいませんでした。
今日はそんなこともあり自己啓発本について書いてみようと思います。
そもそも自己啓発とは?
自己啓発とは本人の意志で自分自身の能力を開発したり、精神的な成長を目指したりすることを指し、そのための訓練を行うことを意味します。自己啓発は、特に能力開発や自己実現などのテーマにおいて扱われ、「よりよい自分」や「より大きな成功」を達成するために行われます。
とても簡単な言葉で表すならば「自分磨き」という言葉がしっくりくるでしょうか。
自己の成長のための訓練や過程のこと、本、セミナー、今ではYouTubeにも自己啓発を学ぶところがあります。
そして今回は自己啓発本ということに対して考えてみます。
自己啓発本とビジネス書の違い
自己啓発本とビジネス書の違いを考えると線引きが難しいです。ビジネス書とは、ビジネスに対してこんな方法があります、こんな方法を試したらビジネスが成功しましたなど、もちろんビジネスに関することが書いてあります。
対して自己啓発本には「こんな生き方」「あんな生き方」といった人生に関することが書いていあるでしょうか。
とてもざっくり分けるとこういった感じになると思いますが、実は「こんなビジネスで成功した」といったその人の経験を書いた本は捉え方によっては自己啓発本になります。
なぜならその著者の人生経験を書いているからです。「こんな考え方のもとこんな行動をしました」という文言が入っていれば自己啓発と言われる可能性もあります。
もっと言ってしまえば小説も自己啓発に分類されることもあります。
あの主人公の生き方が素晴らしい、真似しようと思えばそれは自己啓発です。
かなり極端に書きましたが、私がここで伝えたいのは自己啓発という分類がとても曖昧であることです。
どうして自己啓発が嫌いなのか
ここで出てくる疑問は「自己啓発の悪いイメージはどうしてついたのか」ということです。
これは私の主観ですが、自己啓発を嫌う人はそもそも自己啓発本を読んでいない人であることを前提として始まります。
自己啓発とは「人生を豊かにするもの」「人生の指南書」「人生をよくする生き方」というイメージが一般的です。
このようなタイトルがある本、セミナーは確かに胡散臭いです。
私も「この本を読めば人生が変わります」と言われても信じません。
自己啓発に関して共通して出てくる言葉は「人生」というフレーズではないでしょうか。私たちは本を1冊読んだところで、ひとつのセミナーに参加したところで人生が変わらないという事実を知っているのです。
だから「人生が変わる」と言われると胡散臭くなるのです。
こんな自己啓発に対する先入観から、自己啓発本に対するイメージが悪くなっているのでしょう。
私の自己啓発本の読み方
1冊の自己啓発本を読んだところで人生は変わらないという事実はみなさん共通して納得と思います。仮に1冊の本を読んで翌月から月給が100万円上がったという人がいたら私はその人に本を書いてもらいたいです。買って真似します。
冗談はさておき、ではそこまで自己啓発本に期待をしていないと捉えられるかもしれませんが、そうでもありません。
私も自己啓発本を積極的に読むほうではありませんが、たまに読みます。
その際に私が必ずやっていることがあります。「今日から変えられる行動をする」ことです。
実はビジネス書にも共通して言えますが、本を読んで終わり、その後行動が全く変わらないとなれば1000円は無駄です。
本を読んで、使えそうなこと、今日から行動できることをします。
例えば今日私が読んだ『読みたいことを、書けばいい。』という本で私が今日から変わったことを書きます。
自分が読みたい内容を書くこと、自分が読んで楽しいことを書くこと。
このことが私にとても刺さりました。私は毎日noteを書くにあたり、今日は何を書こうか、昨日と違った内容にしなければと書く内容に困ることが多々あります。
しかし単純に私が読みたい内容を書けばいいと教えてくれました。自分が読みたくない内容、興味のない分野は書かなくていいのです。
自己啓発が嫌いなあなたへ
私がいつも思うことがあります。先入観を頼りに「自己啓発は嫌い」といったような人が多いです。自己啓発に限らず、セミナーや読書会など、先入観によってそもそも見向きもしない人は、まずやってみればいいと思います。
私のモットーですが、否定する前に経験することです。経験もなければ知識もないのに否定するのには根拠が不明確です。
こんなことに挑戦しましたが、こんな理由で嫌いです、といったようなしっかりとした根拠がなければその人の発言に信頼性がありません。
私は必ず否定する前に否定するだけの根拠を見つけます。こんなメリット、こんなデメリットがあり、全てを考えた上でメリットよりデメリットが多いため私はやりません、としっかり言える人間になりましょう。
ではまた明日。
Taku
この記事が参加している募集
最後まで読んでくださりありがとうございます。皆様からのお気持ちが私の励みになります。