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登場人物になりたかった
わりと小さい頃から「物語」を書いていたわたしが、本気で「小説」というものを書こうと思ったきっかけは、今思えばこの本との出会いだったのじゃないかと思います
昭和63年…そう、まさに平成に切り替わろうとしていた時期に出版された詩集です。当時のわたしは女子高に通っていて、時代が変わるとかそんなことにはまったく頓着せず自分のことに精一杯だった頃・・・・なにに夢中になるでもなく、将来の夢もなければ目の前の
あこがれの「常連さん」
こちらを訪れたのはもう1年以上も前・・・・
ついこの間のように思うのは、歳のせい? いやいやいや、初めてのひとり旅だったから、鮮明に覚えているのでしょう。本当は今年の誕生日にもいきたかったの。そうそれはまさに! お決まりの…と「恒例行事」のように、わたしの日常に当たり前のように刻みたかったのだ
そこは・・・・
The Ryokan Tokyo YUGAWARAずっ~っと焦がれてやまなかった場
『願い』 #幸せをテーマに書いてみよう
その時父は
「貰ってくれるというところに行ってもらうしかない」と言った
行ってもらうしかない
この言葉の裏にはどんな思いが込められていたのだろう
女の子が生まれた時から諦めていた。父はよくそう言っていた
だからといってそれがしあわせじゃない、わけではない
普通に男の子が欲しかったんだろうと思う。名前も準備されていた
わたしの名前は慌てて付けられた…けれど気に入っている
愛されていないわけで