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獲物の分け前。

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その日もしくは近日に買った本、CD、雑誌などの感想やそれから引っ張られたエピソード・トークなどを私流に語ります。
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#音楽話

獲物の分け前〜「週刊文春 6月27日号」

獲物の分け前〜「週刊文春 6月27日号」

 実は週刊文春は毎週買っているわけではなくて、目当ての記事がある時もしくは何気なく買ってしまうかどちらかです。
今回は何気なく買ってしまったわけなんですが、家に帰って読み返したら大当たりだったという。
ちなみにこの号は最新号なので、欲しくなった方は本屋さんに行ったりとか通販サイトでポチッとしてくださいね。
じゃ、行ってみよー。

・「週刊文春 6月27日号」(文藝春秋)

 パラパラとページをめく

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獲物の分け前〜1987年の「TECHII」その2

獲物の分け前〜1987年の「TECHII」その2

 昨日に引き続きまして、某大手ネット通販で購入したばかりの雑誌「TECHII」を紹介しますか。
ちなみにこの時期、私は大学生でアルバイトもしていなくて、CD買ったりライヴ行ったり雑誌買ったりしてましたから、いつも貧乏生活を送ってましたね。 
1988年だから大学3年からアルバイトを始めたのですが、それまでは悲惨な生活でしたよ。
ご飯は学食やお弁当屋さんがメインで、月末は貧乏でしたから自炊メインでし

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獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

 某大手ネット通販でまとめ買いした雑誌が昨日到着して、昨夜から延々と読み返してます。
本命の雑誌は別にありまして、そちらはずっと探していた上にコンディションがメチャクチャよくて嬉しかったわけなんです。
が、コンディションがあまりよくないとあったこちらは期待してなかったこともありますが、実際手にしてみると嬉しいんですね。
ホントにコンディションはあまりよくないんですが。
じゃ、行ってみよー。

・「

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獲物の分け前〜相倉久人「日本ロック学入門」

獲物の分け前〜相倉久人「日本ロック学入門」

 新潮文庫は割と日本のロック関連本が出てまして、古本の゙検索は新潮文庫ですると割とお安く入手することができたりします。
まー、これはそうしてヒットしたわけではなかったりしますが。

 さて、左ぬか相倉久人さんといえば、大瀧詠一さんの「分母分子論」の聴き手という印象が私にとっては強い方なのです。
この本が出たのは1986年(昭和61年)12月の新潮文庫の新刊にはあの「ムーンライダーズ詩集」があったん

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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年7月号」

獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年7月号」

 この雑誌の予告で色々と特集がある中に松尾清憲さんの名前があるわけですから、これはもう買うしかないわけですよ。
最寄りの書店さまには入荷するんですが、しばらくは行く予定がないので、ネット通販最大手のところに昨日注文しました。
明日到着と予想していたら、今日の昼過ぎには到着しました。やー、早い。
じゃ、行ってみよー。

・「レコード・コレクターズ 2024年7月号」(ミュージック・マガジン)

 松

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獲物の分け前〜福岡ユタカ『YEN』

獲物の分け前〜福岡ユタカ『YEN』

 PINK〜HALOと福岡ユタカさん関連のCDは極力買うようにしてましたが、不思議と縁がなかったファースト・ソロをようやく手に入れました。
30年経ってますよ、発売から。 
しかもあのZaZaレーベルからだという。
じゃ、行ってみよー。

・福岡ユタカ『YEN』(ALCA-491/アルファレコード)

 HALO(福岡さんと矢壁アツノブさんのユニット)のセカンドはまだ雑誌「POP IND‘S 」が

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獲物の分け前〜ナーヴ・カッツェ『1986-1987』

獲物の分け前〜ナーヴ・カッツェ『1986-1987』

 何枚も内容は一緒だけど、品番やジャケットとかが違うCDをついつい買ってしまうんですよね。
ナーヴ・カッツェのスイッチ時代の作品をまとめたCDは1989年にチロリンやカーネーションと政風会と一緒に紙ジャケットで発売されたのが最初かな?
確か9月発売が延期されて10月になったから日付にシール貼ってあったはず。
後にデジパックでも発売されてるから3回は出ているんだよね。

 実は1991年発売のこの盤

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獲物の分け前〜フリッパーズ・ギター『TREASURE COLLECTION』

獲物の分け前〜フリッパーズ・ギター『TREASURE COLLECTION』

 つい最近、某通販サイトで欲しいなCDが出品されていて、同じ出品者の方が出品していた中にこれがあったというわけです。
お目当てのCDはかなりお買い得でしたが、これとまとめ買いしたら、このCDも相当お買い得になったというわけです。
このCDについて雑誌「クイック・ジャパン」の特集で触れていたのを思い出して、あの値段なら買いと判断した私です。
じゃ、行ってみよー。

・フリッパーズ・ギター『TREAS

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獲物の分け前〜伊勢正三『Light Mellow Shozo Ise』

獲物の分け前〜伊勢正三『Light Mellow Shozo Ise』

 金澤寿和さん企画・監修・解説でお馴染みライトメロウ・シリーズの伊勢正三さん編です。
入院中に購入したのはCharさんと松原みきさんでしたが、これもその2枚と同様にポニーキャニオンからのアイテムで、タイム・セールだったこともあって、かなりお手頃な値段で入手することができました。
元々2023年再発盤でしたから、オリジナル盤よりお買い得になっていた上にタイム・セールですから、オリジナルからかなり割引

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獲物の分け前〜S•F•鈴木慶一 プロデュース 宇宙からの物体X 『Science Fiction』

獲物の分け前〜S•F•鈴木慶一 プロデュース 宇宙からの物体X 『Science Fiction』

 某通販サイトで鈴木慶一と検索をかけたら昨日までの『THE LOST SUZUKI TAPES』シリーズとこれがヒットして、まとめ買いを依頼したところかなり格安で入手することができました。
定価の半額とまではいかないにしても、それに近いくらいにはなりました。うーむ。

 このアルバム、初CD化だったのかな?
「天下一品」シリーズ盤(1993年発売の緑帯のやつですね)、を持っているので(勿論、今でも

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獲物の分け前〜鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.2』

獲物の分け前〜鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.2』

 昨日、記事にした鈴木慶一さんのデモや未発表スタジオ録音やライヴ音源をまとめたCD『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.1』の続編であり、こちらは1980年代初めから1990年代のアルバム『SUZUKI白書』までかなり幅広い時期の録音が収録されています。
こうして鈴木慶一さんのソングライターとして改めて作品を振り返ると、プロデュースした作品の中で重要な楽曲を提供していたと強く感じる

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獲物の分け前〜鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.1』

獲物の分け前〜鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.1』

 最近、退院前にまとめ買いしたものが、早速届いたので、今回は聴きながら感想を書いているわけですよ。
オリジナル盤が出たのは1993年か。「ミュージック・マガジン」で発売記念ライヴ、日清パワーステーションでのライヴの写真が掲載されて、わしが最前列にいるのが写ってました。ちょっと恥ずかしい。
じゃ、その辺含めて行ってみよー。

・鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.1』(XQ

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獲物の分け前〜山川恵津子「編曲の美学 アレンジャー山川恵津子とアイドルソングの時代」

獲物の分け前〜山川恵津子「編曲の美学 アレンジャー山川恵津子とアイドルソングの時代」

 山川恵津子さんといえば、渡辺満里奈さんの『EVERGREEN』辺りから名前を意識するようになったんだったかな?
いや、岡本舞子さんの『ハートの扉』が先か。

 日本のロック、ポップスを色々と調べるようになってから、八神純子さんのバックバンド〜メルティング・ポットのメンバーとして雑誌「ミュージック・ステディ」新生号で紹介されたのを見たのはそれより前だったけど、意識はしてなかったからね、正直。

 

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獲物の分け前〜松原みき『Light Mellow Miki Matsubara』

獲物の分け前〜松原みき『Light Mellow Miki Matsubara』

 昨日に引き続き金澤寿和さん企画・監修・解説のLight Mellowシリーズの松原みきさんです。
松原さんについてはメチャクチャ憧れましたね。
デビュー曲の「真夜中のドア」がとにかく好きでしたし、ラジオの「MBSヤングタウン」水曜のレギュラー出演もよく聴いてました(大人の女性を感じたのです)し、グラビアに登場する松原さんにドキドキした私ですよ。
シティポップの文脈の中で松原さんのことが語られると

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