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獲物の分け前。

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その日もしくは近日に買った本、CD、雑誌などの感想やそれから引っ張られたエピソード・トークなどを私流に語ります。
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#音楽雑誌

獲物の分け前〜中原一歩「小山田圭吾炎上の『嘘』」

獲物の分け前〜中原一歩「小山田圭吾炎上の『嘘』」

 数年前の東京五輪の時、かなり話題になった事柄を掘り下げた本なのですが、リアルタイムではあまり興味なかったんですよねー、私。
なぜこの本を読んでみようかと思ったのもちょっとはっきりしない部分もあるんですが、読み進めるうちになんとなくはわかってきました。
この本についての感想というよりは音楽雑誌や書籍についてどう考えているかが明らかになった感じなんですよねー。そんな感じです。
じゃ、行ってみよー。

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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年9月号」

獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年9月号」

 実は今月号は買わなくていいかな?と当初考えてました。
が、X(旧Twitter)で予告を見ていたら、何とブレッド&バターのインタビューが掲載されていることが判明。
その時点で購入することにし、某有名通販サイトで即注文したわけです。
ブレッド&バターのインタビューは特集となるまでには至らないまでも、彼らの歴史を振り返ったもので、かなり意味があるものでした。
そして、矢野誠さんの連載も南佳孝さんとの

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獲物の分け前〜東北新幹線『THRU TRAFFIC』

獲物の分け前〜東北新幹線『THRU TRAFFIC』

 サブスクを利用するようになって、配信されているアルバムや楽曲に関しては、定価以上なら無理して購入することは減ってしまったんですねー。
5月下旬に退院してから、山川恵津子さん関連のCDを聴いたり「ラグジュアリー歌謡」を読み返したりしていたんですが、ようやく入手できました。
鳴海寛さんと山川恵津子さんのユニット、東北新幹線のCDを,
コンディションが上々で送料込みで定価以下でしたから、かなりお買い得

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獲物の分け前〜越美晴『echo de MIHARU』

獲物の分け前〜越美晴『echo de MIHARU』

 引っ越しの際、紛失したり処分したCDが山のようにありまして、その中には必死に探しているCDには自分にとって大切な作品も複数あるのです。
探し始めてあっさりと見つかる作品やひたすら時間をかけてもなかなか見つからない作品もあったりするので困ったものです。

 ちなみにこれは時間がかかった作品ですね。
しかも入手して到着したのを見たら、何とこれは1993年に再発された盤なのでした。
じゃ、行ってみよー

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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年8月号」

獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年8月号」

 「レコード・コレクターズ」はかなり買う頻度が高い雑誌ではありますが、定期購読はしていないんですよねー。ごめんなさい。
最近、スーパーに買い出しに行く時に最寄りの書店に寄らなくなってしまったというか、書店近くのスーパー自体に行く回数が減ってしまいました。

 なので、必要な時にはネット通販に頼ることになってしまいました。
最新号のメイン特集は「1984年を振り返る」というものですが、正直あまり興味

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獲物の分け前〜「あがた森魚読本」

獲物の分け前〜「あがた森魚読本」

 今日、郵便受けを覗いてみたら、予想外に早く届いた荷物があったので、それが何かわからずとりあえず開けてみたらこれでした。
ネット通販で相場よりちょっとお安めだったので、コンディションに期待していなかったら、とびきりのミント・コンディション(!)でビックリしたわけですよ。
じゃ、行ってみよー。

・「CDジャーナルムック あがた森魚読本」(音楽出版社)

 あがた森魚さんのファンではありますが、熱心

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獲物の分け前〜1987年の「TECHII」その2

獲物の分け前〜1987年の「TECHII」その2

 昨日に引き続きまして、某大手ネット通販で購入したばかりの雑誌「TECHII」を紹介しますか。
ちなみにこの時期、私は大学生でアルバイトもしていなくて、CD買ったりライヴ行ったり雑誌買ったりしてましたから、いつも貧乏生活を送ってましたね。 
1988年だから大学3年からアルバイトを始めたのですが、それまでは悲惨な生活でしたよ。
ご飯は学食やお弁当屋さんがメインで、月末は貧乏でしたから自炊メインでし

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獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

 某大手ネット通販でまとめ買いした雑誌が昨日到着して、昨夜から延々と読み返してます。
本命の雑誌は別にありまして、そちらはずっと探していた上にコンディションがメチャクチャよくて嬉しかったわけなんです。
が、コンディションがあまりよくないとあったこちらは期待してなかったこともありますが、実際手にしてみると嬉しいんですね。
ホントにコンディションはあまりよくないんですが。
じゃ、行ってみよー。

・「

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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年7月号」

獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年7月号」

 この雑誌の予告で色々と特集がある中に松尾清憲さんの名前があるわけですから、これはもう買うしかないわけですよ。
最寄りの書店さまには入荷するんですが、しばらくは行く予定がないので、ネット通販最大手のところに昨日注文しました。
明日到着と予想していたら、今日の昼過ぎには到着しました。やー、早い。
じゃ、行ってみよー。

・「レコード・コレクターズ 2024年7月号」(ミュージック・マガジン)

 松

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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年6月号」

獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年6月号」

 手元に取り上げる材料がなくなって数日過ぎましたが、本日多少のCDや雑誌、書籍が到着しました。
個人的には好きな曲や本読んでるだけで結構幸せなんですが、ここを続けるためにも何か新しいものを必要としちゃったわけなんですよね。
まずは購入頻度が高い雑誌、「レコード・コレクターズ」の最新号からとしますね。
じゃ、行ってみよー。

・「レコード・コレクターズ 2024年6月号」(ミュージック・マガジン)

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獲物の分け前〜「ロック・クロニクル・ジャパン Vol.1 1968-1980 日本語のロックの時代」

獲物の分け前〜「ロック・クロニクル・ジャパン Vol.1 1968-1980 日本語のロックの時代」

 これ、リアルタイムで買ってますね。紛失したのか処分したまでは記憶にありませんが。
一昨年、水道橋博士の生誕祭に行く前に立ち寄ったお店で「ロック・クロニクル・ジャパン Vol.2」を買ったのかな、確か。
その号はリアルタイムでは立ち読みで済ませたような。
調べてみたら記事書いてました。

 えーと、Vol.2だけ持っていて、Vol.1を入手するまで1年半くらい時間がかかっているんですね。
割と元々

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獲物の分け前〜「ミュージック・マガジン 2011年5月号」

獲物の分け前〜「ミュージック・マガジン 2011年5月号」

 この号が届いて、パラパラと読んでいたら、「まだ“とうようズ・トーク”が載っているってことは結構昔の号なんだ」と一人ごちていました。
細野晴臣さん表紙で持っていない号がまとめて出品されていたのを購入したのが到着して、その中の一冊が2011年5月号だったと気付いたわけです。
何度かここに書いた通り、2011年3月11日の午後3時近くはアパートの部屋の中にいて、山積みされたビデオテープが崩れていったの

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獲物の分け前〜「ロックジェット VOL.74」

獲物の分け前〜「ロックジェット VOL.74」

 新年度最初の買い物はこれだったら嬉しいなというものが買えました。やっぱり嬉しい。
表紙はザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさん。
勿論、ザ・ブルーハーツも大好きですし、水道橋博士の同級生だったこともあって、親近感をもっています。
でも、ヒロトさん目当てで買ったのではないんですよ。

 この号を買わなければ!と思った理由は、先月末に手に入れたシーナ&ロケッツ『#1 スペシャル・エディション』にメチャメ

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獲物の分け前〜「REMEMBER VOL.1」

獲物の分け前〜「REMEMBER VOL.1」

 んーと、私が音楽についての文章を書く上で影響を受けたのは、「ミュージック・ステディ」とこの「REMEMBER」だと思うわけです。
勿論、文体や発想とかは変えましたし、全然違うものになっていると思ってますが。

 で、年度末ギリギリに某大手通販サイトに出品されていたのが、その「REMEMBER」の創刊号でした。
しかもかなりのお手軽価格でしたから、出品者さまのプロフィールを確認して、すぐにポチりま

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