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『風の時代』って何がどの様に変わってしまうの? 〜社会の変容〜

2020年12月22日から始まった『風の時代』は今後200年間続くと言われています。

『物質至上主義』が終わりを遂げてこれから先は『心と魂』の時代が訪れるそうです。

と言うことは、私たちの今は『見える物』をつかまえる時代から『見えないもの』をつかまえる時代の分水嶺に立っていることとなります。

こんな中、今から約2年前の2021年10月に『目に見えないもの』を追っかけ始めたこのnoteは、未来を示唆する新しい出来事が現在において生じているはず、との思いから始めることとなりました。

そんな記事も今では50記事半ばとなり、其々の記事の関連付けが不十分であることを反省材料として、ここら辺りで全体を総括しようと考えています。

ここからがこの記事の始まりです。

時代は巡って新しい時代の幕が上がろうとしてる現在、アメリカに代わる次期覇権国は中国、ヌはインド、若しくはヒョットしたらアメリカが居座るかも、と言われています。

ところが、この三ヶ国は新しい時代の覇権国となって行くには国内の古い体質・古い社会的問題等が障壁となって新しい社会への適合が困難となって行きます。

以下、新しい社会への適合が困難となる理由等について述べて行きます。

アメリカは、自由の女神で代表されている自由こそが社会の根幹となすとの考えに基づいて国家が形成されています。

自由主義・資本主義がこれに当たります。

ところが、これからの社会においては国家を形成維持していくために自由を持ち出すことはタブーとなります。

なぜなら、競争原理をベースとする自由は、他との争いを助長する排他的な概念ですから、風の時代には適合出来ない概念の一つとなります。

したがって、アメリカが覇権を維持するためには自由の女神を破壊することから始めなければなりません。

果たして、アメリカにこれが出来るでしょうか?

中国はと言うと、アメリカの対局にあって平等を標榜している国家です。

共産主義・社会主義がこれに当たります。

競争原理をベースとする平等は自由と同じで他との争いを助長する排他的な概念です。

と言うことは、平等を標榜する中国は覇権の維持のためには一党独裁の共産主義を破壊する事から始めなければなりません。

果たして、中国にこれが出来るでしょうか?

インドは、アメリカや中国が背負っている問題とは異なる社会的問題等が障壁となって新しい社会への適合が困難となります。

それは、社会を維持する手段として古くから伝わっているカースト制度がある事です。

カースト制度は幾重にも積み重なった職業上の制度です。

換言すれば社会の中に差別 (言霊さ)の温床がこってりとへばり付いていることとなります。
言霊(さ・と・や) は人々に不幸をもたらす種です。

したがって、インドは新しい未来の覇権国となるためにはカースト制度を破壊することから始めなければなりません。

果たして、インドにこれが出来るでしょうか?

以上より、アメリカ・中国・インドはいずれも日本においては 2400 年前から始まっている競争原理に基づいた国家を形成しています。

それは、時に『自由・平等・博愛』であったり、時に言霊『さ・と・や』であったりするのですが、これらは競争(戦争) 社会を生き残るためには重要な概念でありました。

ここまでは『物質至上主義の時代』から『風の時代』に変化することによって社会(国家)のあり方が変化していくことを駆け足で述べてきました。

ここからは、私たちの目の前で起こっている現実を眺めてみることとします。

先ずは下表をご覧になってください。

             単位:兆円
         日本  アメリカ  中国
個人の金融資産 2000 12800 11000
企業の金融資産 1000  3000  ー
国の純資産        420 ▲2140   340
国債等政府債務  1100  4300  3000
国のGDP     500  3100   2200

この表によれば、アメリカと中国の政府債務がアメリカ4300兆円、中国3000兆円と、どう考えても返済不能な額に膨れ上がっています。

これを解決する手段としては、数字的には両国の個人の金融資産、アメリカ1京2800兆円、中国1 京1000兆円の1部を切崩すこととなるのですが、

これは日本の江戸時代に執行された徳政令の様なもので現在においては両国家の破産を意味します。

これに対して、もしも中国が今まで通りの経済成長をして世界の覇権国となったなら違った未来が開かれる可能性があったのですが、

不動産バルブが崩壊してしまった中国は今や風前の灯となってしまいました。

尚、この閉塞感から抜け出す最終手段として、過去においては、世界戦争(ガラガラポン)を作り出していたわけですが、今はそれができない時代となっています。

これからのアメリカと中国の未来は借金苦による国家の衰退が待っているだけです。

となると、残るインドですが前述の通りカースト制度が邪魔をして中国以上の経済成長は望めないと思われます。

この様に、風の時代に入った国家が国造りのベースのところで厚い壁にぶち当たってしまうことを物語っています。

『風の時代』に入ってしまったことにより、ひとえに世界戦争(ガラガラポン)の実行が出来なくなってきているからです。

以上が風の時代の社会における変容の予兆です。

また、社会の変容にとどまらず科学技術のブレークスルーが社会の変容に対してとんでもない後押しをします。

少し長くなってきましたので、これについては今後の投稿とさせて頂きます。

最後まで読んで頂いて、、、
ありがとうございます。

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