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高松庸平(2019)『筋の良い仮説を生む 問題解決の「地図」と「武器」』の感想
参考URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B085XWGMNP/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_G4qmFb0ETR9JK 近頃、仮説検証型の仕事の進め方が大事だと感じることが増えているが、一方で仮…
三谷 宏治(2015)『戦略読書』の感想
参考URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B019DFSTIM/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_FyujFb7DHYPNZ 本書を読んで感銘を受けたのは、次の2点である。第一に、読書のポートフォリオを…
海老原嗣生著『人事の組み立て』読書会開催レポート
海老原嗣生著『人事の組み立て』のABD読書会を、オンラインで実施しています。各回とも2時間半程度で実施し、人事に関心がある有志が十数名集まり、有意義な意見交換をできました。若手中堅社員を活躍させたい、採用市場での競争力を上げたい、人件費を抑制したい…様々な理由から「ジョブ型雇用」への関心が集まっていますが、実態はそんなに良いものなのかどうかという関心から、読書会を開催しました。
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廣瀬陽子(2021)『ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略』を読んで
昭和末期生まれの一軍事オタクとして、気分転換にも勉強にもなると思い、手にとった。20年くらい前、ロシアは経済・社会的に混乱し冷戦も過去のものとなったと言われていたが、そうした認識は過去のものとなりつつある。また、ロシアというと電子戦は欧米よりも遅れているというのが従来の認識であったが、昨今は欧米に準じる、あるいは超える水準に達しているものもあると聞く。ロシアの実力はどのレベルまで達しているのか・・
もっとみる筒井清忠(2018)『戦前日本のポピュリズム』感想
明治末期から昭和にかけての戦前日本において、今とはレベルは違うにせよ、民主主義は成長しつつあった。その蹉跌から今に通じる学びを得ようという、すごく良い本。とても楽しみながら読めた。以下、読んだ雑感を書いておく
おすすめできる人:「歴史に学ぶ」というポリシーの人、概念を精緻に理解したいという人
戦前日本のポピュリズム 日米戦争への道
ポピュリズムは民主主義のダークサイド
公共政策を学び、ポリ
高松庸平(2019)『筋の良い仮説を生む 問題解決の「地図」と「武器」』の感想
参考URL:
https://www.amazon.co.jp/dp/B085XWGMNP/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_G4qmFb0ETR9JK
近頃、仮説検証型の仕事の進め方が大事だと感じることが増えているが、一方で仮説検証がうまくできたと感じることは少ない。「自分の仮説力を高めたい」という一心で、本書を手に取った。
読んで感銘を受けたのは、第一に「筋の良い仮説」は現状分析か
三谷 宏治(2015)『戦略読書』の感想
参考URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B019DFSTIM/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_FyujFb7DHYPNZ
本書を読んで感銘を受けたのは、次の2点である。第一に、読書のポートフォリオを分かりやすく示している点、第二に、深い本の読み方を具体例とともに示している点である。
この具体性という点が、非常に助かった。今まで効率的に本を読む方法は、ある