そっとぼーちぇ

キャリアコンサルタント&ソーシャルワーカー&ハーブカフェオーナー パラレルキャリアを生…

そっとぼーちぇ

キャリアコンサルタント&ソーシャルワーカー&ハーブカフェオーナー パラレルキャリアを生きる人生の旅人。 2級キャリアコンサルティング技能士 社会福祉士 公認心理師 調理師 マキノ式チャイム音響師 ハーバルセラピスト アロマテラピーインストラクター 時々小説書いてます。

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記事一覧

それでも旅は続く

コロナ禍になって何が不自由って、生ビールが飲めなくなったことと気ままな旅をしにくくなったこと。 家でもお酒は飲めますが、生ビールだけは店に行かないと飲めません。 …

ハーブ屋という名の居場所になりたい

日曜日だけのハーブ屋を3月、4月と休業することにしました。 春から店の二階に転居するのですが、その準備をする時間がどうしても取れないためです。 イベントだけはやる…

JYCフォーラム/第16回全国若者・ひきこもり協同実践交流会@オンライン

前日に急遽思い立って参加したのですが、今年も参加してよかったです。 「同質ではなく、異質な者同士が集まるコミュニティ作りが大切」 「働くことはいいことだ、という価…

突き指しました

一ヶ月前、両手でダンボール箱を持って階段を駆け上がろうとして滑り、両の小指を床に突きました。 ぐきっと音がして、右小指の骨がずれました。 やば。段差できた。 咄嗟…

ハーブ屋さんを始めたわけ(5)

(4の続き) 1日370円なんて、子供のお店ごっこよりひどい。 でも始めたから、あと一日やろう。 三が日はやろう。 そんな思いで始めた店は、やがてカフェを併設し、スパイ…

ハーブ屋さんを始めたわけ(4)

家を残すと決めたあとも、残してどうするかを悩みました。 その時やっていた仕事をやめるつもりは全くなかったし、貸して欲しいという人もたくさんいました。 でも、貸して…

ハーブ屋さんを始めたわけ(3)

(2からの続き) その数年前、霧降高原経由で女峰山に登ったことがありました。 朝方3時に家を出てまだ暗いうちに登り始め、赤薙山を経由して女峰山頂に着いた時、頂上には…

ハーブ屋さんを始めたわけ(2)

(上のつづき) そうこうするうち、意思決定の期限が近づいてきました。 残すか壊すか、気持ちは半々。 でも、壊すほうがやや強い。 そんな気持ちでいたところに、知人か…

ハーブ屋さんを始めたわけ(1)

週末だけの店をやっています、というと、たいてい、 「好きなことを仕事にしたんですね」 「趣味の店ですね」 と言われます。 そうか、世間様からはそう見えるんだと思って…

今日はハーブ屋さん

日曜日の私はハーブ屋さんです。 営業時間は9時から日没まで。 今日の日没は17:19。だいぶ日が長くなってきました。 店では、約50種類のハーブ&スパイスの量り売りや、お…

ことばとこころ

いわゆるカウンセリングとかコンサルティングというのは、言語を主媒体として行います。 でも、クライアントの発する言葉が、クライアントの心の状態と一致しているとは限…

雪景色の休日

祝日は完全オフ。 アラームを止めて心ゆくまで寝るぞ、と思っていましたが、やっぱりいつもの時間に起きてしまいました。 軽く玄関から門までの通路の雪を払って、あとは…

ひきこもり日和

みぞれのような、雨のような、雪のような。 朝からずっと、びしゃびしゃとした何かが降っています。 絶好のひきこもり日和ですが、ひきこもりの居場所には今日も利用者さん…

半日のんびり

今日は午前中だけ仕事。 フリーでうろうろしていると、こういう日もあります。 お昼で仕事が終わるのは、ちょっと得した気分です。 今日はぽかぽか陽気。 ヤマバトが、で…

人生には長いお休みもあっていい

止まったらだめ。 なんだか、社会はそんなふうです。 毎日学校に行かないとだめ。決まった仕事を持って働いてないとだめ。 人生100年時代と一部で言われるようになってい…

なぜ有料キャリアコンサルティングは流行らないのか

今日は企業内キャリアコンサルティングのため、事業所にお邪魔しました。 従業員の方が「占い師に話を聴いてもらったら5000円でも足りないのに、無料で一時間も話を聴いて…

それでも旅は続く

コロナ禍になって何が不自由って、生ビールが飲めなくなったことと気ままな旅をしにくくなったこと。
家でもお酒は飲めますが、生ビールだけは店に行かないと飲めません。
まん延防止が続いているので、行きつけの店はどこもアルコール提供を控えており、淋しい限りです。
電車でふらっとうろつく旅も大好きなのですが、これまた控えざるを得ず、淋しい限りです。

それでも隙を見て、まあこのくらいならいいだろう、と勝手に

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ハーブ屋という名の居場所になりたい

日曜日だけのハーブ屋を3月、4月と休業することにしました。
春から店の二階に転居するのですが、その準備をする時間がどうしても取れないためです。
イベントだけはやるつもりで、休業の案内をブログで告知したところ、一昨日の日曜日には、どうしたどうした、と、懐かしいお客さまがたくさん来てくださいました。
理由を掲示しなかったので、心配をおかけしてしまったな、と、反省しきりです。

開業当初から、旅の途上の

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JYCフォーラム/第16回全国若者・ひきこもり協同実践交流会@オンライン

前日に急遽思い立って参加したのですが、今年も参加してよかったです。
「同質ではなく、異質な者同士が集まるコミュニティ作りが大切」
「働くことはいいことだ、という価値観が無闇に再生産されることは心配」
「目的を作るのも大切だけど、「いいよー」という受容性も大切」
といったお話しがすごく印象に残りました。

そして、こういった課題の周辺にいる人たちがこんなにたくさんいて、みんながつながりを求めている、

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突き指しました

一ヶ月前、両手でダンボール箱を持って階段を駆け上がろうとして滑り、両の小指を床に突きました。
ぐきっと音がして、右小指の骨がずれました。
やば。段差できた。
咄嗟に引っ張って戻したのですが、なかなか腫れがひきません。
「骨折じゃないの?」
「病院に行きなさい」
テーピングをしているとみんなに言われるのですが、病院に行くともっと痛いことをされそうだし、どのみち骨折にしたって固定するしかないし、まあい

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ハーブ屋さんを始めたわけ(5)

(4の続き)
1日370円なんて、子供のお店ごっこよりひどい。
でも始めたから、あと一日やろう。
三が日はやろう。

そんな思いで始めた店は、やがてカフェを併設し、スパイシーカレーが名物となり、今年でまる13年となりました。

いまは他の仕事との兼ね合いで日曜日しか開けられないので、オープンからの営業日数は微々たるものですが、それでもよろよろ続けてこられたのはたいしたもんだな、と自分でも思います。

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ハーブ屋さんを始めたわけ(4)

家を残すと決めたあとも、残してどうするかを悩みました。
その時やっていた仕事をやめるつもりは全くなかったし、貸して欲しいという人もたくさんいました。
でも、貸して欲しいという人の、どの話を聞いても、ぴんときませんでした。

この家は、どうしてほしいんだろう。

悩んでいるうち、週末だけ、自分で何かをやってみようかな、と思い始めました。
この地域にない店がいいな。ハーブ屋さんとかどうかな。
そこから

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ハーブ屋さんを始めたわけ(3)

(2からの続き)
その数年前、霧降高原経由で女峰山に登ったことがありました。
朝方3時に家を出てまだ暗いうちに登り始め、赤薙山を経由して女峰山頂に着いた時、頂上には5人のひとたちがいました。
ご夫婦で来た方、職場の同僚と二人で来た方、そしてソロの男性でした。
5人はそれぞれ志津小屋から上がってたまたま山頂で一緒になったそうです。
「これからどちらに行くんですか」
ソロの男性に聞かれて、戻ります、と

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ハーブ屋さんを始めたわけ(2)

(上のつづき)

そうこうするうち、意思決定の期限が近づいてきました。
残すか壊すか、気持ちは半々。
でも、壊すほうがやや強い。
そんな気持ちでいたところに、知人から電話がかかってきました。
「もしあの家を壊すなら、素材を欲しいという人がいるんだけど、譲ってもらえないか」
そう言われたとたん、脳裏にばらばらになった家が浮かび、次の瞬間、
「いや、残そうかと考えているので、少し待ってもらえませんか」

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ハーブ屋さんを始めたわけ(1)

週末だけの店をやっています、というと、たいてい、
「好きなことを仕事にしたんですね」
「趣味の店ですね」
と言われます。
そうか、世間様からはそう見えるんだと思ってははは、と笑っておくことにしています。

実際は、ちょっと違います。

私の父は自営業でした。
なので、資金繰りやら休みがあるようでない生活やら、いわゆる商売の面倒くささをたくさん見て育ちました。
ですから、自分は毎月決まったサラリーの

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今日はハーブ屋さん

日曜日の私はハーブ屋さんです。
営業時間は9時から日没まで。
今日の日没は17:19。だいぶ日が長くなってきました。

店では、約50種類のハーブ&スパイスの量り売りや、お客さまのお気持ちにあわせたオリジナルブレンドハーブティーをお作りしたり、ちいさいカフェを営んだりしています。

道路の雪はすっかり溶けましたが、店のアプローチにはまだたくさん残っており、冬らしい景色になっています。
夕方からまた

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ことばとこころ

いわゆるカウンセリングとかコンサルティングというのは、言語を主媒体として行います。
でも、クライアントの発する言葉が、クライアントの心の状態と一致しているとは限りません。
カウンセリングは、心と言語をクライアント自身が一致させていく作業のお手伝いだなとよく思います。

「私はいいんですけど、子供がかわいそうで」
「あの上司さえいなければ、働きやすい会社なんですけどね」

クライアントがそう言った言

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雪景色の休日

祝日は完全オフ。
アラームを止めて心ゆくまで寝るぞ、と思っていましたが、やっぱりいつもの時間に起きてしまいました。

軽く玄関から門までの通路の雪を払って、あとはのんびり。
本を読んだり調べ物をしたりして一日が終わりました。

昨日久しぶりにまとまった雪が降り、今朝は晴れたので、早春の陽光に輝く銀世界を楽しむことがきました。

フリーランスというのは、自由時間があるようでないので、こういう日は貴重

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ひきこもり日和

みぞれのような、雨のような、雪のような。
朝からずっと、びしゃびしゃとした何かが降っています。
絶好のひきこもり日和ですが、ひきこもりの居場所には今日も利用者さんが来てくれました。

手を真っ赤にして自転車で。
マスクを二重にして電車と徒歩で。
初めて雪道を運転した、という方もいました。

こういう日に来てくださる方は、どこか誇らしげです。
そして、いつもより集中して作業に取り組んでいるように見え

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半日のんびり

今日は午前中だけ仕事。
フリーでうろうろしていると、こういう日もあります。
お昼で仕事が終わるのは、ちょっと得した気分です。

今日はぽかぽか陽気。
ヤマバトが、ででぽっぽう、と呟いています。
まだ恋鳴きには少し早い気がしますが、あんまりお日さまがあたたかくて、気持ちよくなっちゃったのかな。
こちらも縁側で日向ぼっこしながら片付けをしています。
なんだか眠くなってしまいました。

人生には長いお休みもあっていい

止まったらだめ。

なんだか、社会はそんなふうです。
毎日学校に行かないとだめ。決まった仕事を持って働いてないとだめ。

人生100年時代と一部で言われるようになっているというのに、百年も休むことが許されないなんて。
いったい人間とは、どんな罰を背負ってこの世に生まれてきたのか、と思ってしまいます。

疲れたら休める。休んでいることを否定されない。そしてそれでもなんとか生きていける。
そんな社会の

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なぜ有料キャリアコンサルティングは流行らないのか

今日は企業内キャリアコンサルティングのため、事業所にお邪魔しました。
従業員の方が「占い師に話を聴いてもらったら5000円でも足りないのに、無料で一時間も話を聴いてもらえるなんて!」
とおっしゃっていたそうです。
思わず笑ってしまいましたが、同時に、以前同業の方が、
「占い師に5000円払う人はたくさんいるのに、キャリアコンサルティングに5000円払ってくれる人が少ないのは何故だ!」
とおっしゃっ

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