1万人チャレンジ毎日エッセイ

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記事

帰り道

幾度となく出発しては帰るを繰り返している旅の終わりはいつも、ありがたいことに出逢いに感謝している。旅にタイトルをつけたらいつだって「出逢い」になってしまうくらい私のボキャブラリーは少なくて、でもこの言葉以外に見つからなくてもまあ大丈夫かな、とも思っている。それくらいシンプルで、でもいつも旅を彩ってくれるもの。嘘みたいな時間を本当にしてくれるのは、その場所で出逢ったという事実なんだと思う。いやこんな

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迷子の時間〜番外編〜(イタリア/ヴェネツィア )no.18

この街は迷路だ。困ったことに「ちょこっと向こうへ行ってくる」なんて言ってしまったら終わり、Wi-Fiも十分に捕らえられず、私は一度離れた人たちとその日の終わりまで本当に会うことができなかった。

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今日一日がハッピーになりますように。
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天気が悪い(イタリア/ヴェネツィア )no.17

小学生の頃に読んだ一冊の詩集に強烈なインパクトを与えられた「なんでみんな天気が悪いというのかな。僕は雨が大好きなのに」とかっぱのイラストを添えた1ページがあった。会話の成立として天気が良いは晴れ、悪いは雨、分かりきっているが、確かに、太陽が出ていないことを望む人もいるのだという世界が広がったあの衝撃は忘れられない。それからというもの、天気が良い、は使うけれど「悪い」は意識的に使わないようにしている

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この街の観光地(スロベニア/リュブリャナ)no.16

この小さな街は、ガイドブックに言わせてみると3時間もあれば周りきれる。実際はその通りなのかもしれないが、その3時間を過ごすと、この街の本当の魅力について、いやもはや観光地と言えるその気づきを語りたくなる。

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やったやったぁ!
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世界平和の戦士たち(スロベニア/リュブリャナ)no.15

この街に来られてよかった。橋のど真ん中で円になってリンゴを食べていたり、警察官が記念撮影に笑顔で応じていたり、お店に入ればすぐに大丈夫かと声をかけてくれる。
 いろんな街を少しずつみて回る中で、やっぱり常に比べてしまうのは自分の母国との違い。もちろん私の生まれ育った国にいいところはたくさんあるのだけれど、こうやって他の国、街のいいところを見るとすぐに、日本もこうなればいいのに、と押し付けてしまう。

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共通言語(クロアチア/ザグレブ)no.14

きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う。なんて歌を歌う私が好きなシンガーソングライターがいるが、それでも国を一歩出れば、皆が必死に話すのは英語なのが事実。

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ファーラ(クロアチア/ザグレブ)no.13

傘をクイッと上にあげて、つまりはジェスチャーで「どうぞ」と大きな傘に招き入れてくれた。夏なのだから暑いのは当たり前、だから暑いなんていうのはみんながわかっていて、みんなが我慢している。でも時に暑いことが忘れられない出来事の必要な条件になる時もある。
 この街に来て一番はじめにもらった親切が、傘の中へのご招待だった。暑い日差しを避けるために大きな傘をさしたおじいさんとパチリと目が合い「暑いね」と言っ

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今日一日がハッピーになりますように。
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灰色の街(ハンガリー/ブダペスト)no.12

オレンジ色の屋根の街を渡ってきて、突如景色が灰色に変わった。灰色という表現は決して暗いイメージを伝えたいわけではない。本当に、視界に入ってくる景色の色味の変化を忠実に伝えたいと思った時に灰色という色がしっくりくるのだ。

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あーnoteやっててよかった!
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ファインダー越しの世界(スロバキア/ブラチスラヴァ)no.11

この街が好きだと思った。たった数時間しかいられなかったから、何を知ったかっぶっているのかと言われるかもしれないが、今日見たこの街の姿は決して観光客向けに作られたわけではないだろう。

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今宵の多重奏(オーストリア/ウィーン)no.10

思いどおりにいかないことがあっても、その次にある出来事が、より心を弾ませるものになるかのように。少し思いどおりにいかないくらいの方が、もしかするとこれから始まる素晴らしい何かの序章になるのかもしれない。

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