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抽選の棺桶

未来を作ることが難しい。

部屋に籠もって情報を喰らうだけで

このまま誰とも会わず、揺れずの蝋燭。

生活保護の給付金と闇営業も

上限を超えている家賃が食い潰す。

抽選の団地に居を移すことだけが

救いの道と公団に恋し合わせるも

単身募集は今回は無いと連れない返事。

また3ヶ月先の未来も見えない、作れない。

文化的な最低限度な暮らしではなく、
文化的ではあるが最低の暮らしは続く。

閉所の安アパートよりは鉄筋の広い団地を夢見て

言葉にならない時間を、ギターで鳴らす日々。

言葉に出来る声なら、ラジオ大道芸にして飯のお恵みを頂く日々。

感情の吐露は消え失せ、死に体の詩は書こうともせず

生きる詩になるためには、団地で暮らすしかなく

筆を咥える私はまだ羽化出来ないサナギの何か、

朧げにいつかは翔べると本能を感じるも

まだまだと変わらない部屋の季節に閉じ籠る。

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メンヘラで引きこもり生活困窮者です、生活保護を申請中です。ガスも止めてスポーツジムで最低限の筋トレとお風呂生活をしています。少しでも食費の足しにしたいのが本音です。生恥を重ねるようで情けないのですがお慰みを切にお願いします。