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いつか読み返したい

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#日記

朝はいつだって過不足なく満ちている

朝はいつだって過不足なく満ちている

春が近いと感じる。まだまだ寒いけれど快晴の日に当たる陽の温かさとか柔らかさとか、外から聞こえる自然の音とか。

目を閉じると草木が揺れる音がもうすぐそこに聞こえてくるような気がする。目を開ける時自然と口角が上がる。

冬は外がとても静かだし陽が沈むのが早い。けれど雪が降りよく積もった日は、手元や足元が電灯なしでもよく見えるほど明るい。それがものすごく好き。

朝起きて、温もりを溜め込んだベッドから

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クレイジーに配色を

クレイジーに配色を

東京に来て5ヶ月目に突入しようとする月。

個性あふれるカラーリングを身に纏った青年たちで、今日も溢れかえるトウキョウ

彼女は言葉を発することなく、その画面を私に見せてきた。

それが私たちの出会いだったみたいだね。

下北沢のゴミだめのような喫煙所にいた彼女はSNSからそのまま飛び出してきたような子だった。

初めて2人で遊んだのは渋谷のワンカン

緑ハイ片手に20%オフのイワシの唐揚げ、ウィ

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記憶が消えてもおぼえてる

記憶が消えてもおぼえてる

パリから帰ってきてからの2ヶ月間、1日たりともパリを思い出さなかった日はない。

その街並みがまぶたの裏に浮かんでくることもあれば、胸がギュッとなるように "その時" の感情が思い出されることもある。

大学生活に追われてとも言えるし、心の故郷に思いを馳せ始めるとキリがないから ”あえて” とも言えるけれど、確実に写真を見返すような時間は少なくなっている。

だけどいつだって、パソコンを開けばオル

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憧れで終わらせなくて、よかった。

憧れで終わらせなくて、よかった。

パリに来て、もうすぐ2週間。

毎日、どこに行こう、何をしよう、何を買おう、しか考えていない。ここにきてからの1日は、日本の日常の1週間分くらいの濃さをしている。

話したいこと、伝えたいこと、知ってほしいことが、たくさんある。

だけどまずは、今しか書けないことを。

***

物心ついた頃から私の夢の国はディズニーランドではなく、パリだった。

パリはきっと、とにかくおしゃれで、華やかで、美し

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夢の続きからみる景色

夢の続きからみる景色

パリに来てから 時間 を気にしなくなった。

日本にいるときは、夜遅くなれば親がうるさいから、どれだけ遅くなっても許してもらえるゼミの飲み会を除いて帰る時間が遅くならないかどうか、いつも怯えていた。

朝は乗る電車の時間に間に合うように起き、朝ごはんを食べ、化粧をし、家を出る。なんとしても乗りたい電車の時間に間に合うよう、間に合わなさそうなときは愛用のチャリをかっ飛ばし、歩くときは全力で走っていた

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