ブン

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マガジン

  • 100個のスキ

    あんたらがいいと思った文章だよこれが

  • ブンがおすすめするブンのnote

  • 愛の花束

    スキの数なんて関係ないやい。私の愛が深い作品です。

  • トモダチコレクションなんて言ったら怒るかな

    私のお友達はみんな面白いらしい

  • トウキョウ

最近の記事

飯屋の話

頻繁に行く、頻繁に行きたい飯屋の話をしよう。私の記憶として残させて欲しい。 光春 とにかく美味い台湾料理屋。 店内はそこそこ汚い。潔癖の人はちょっとオエッとなるかもしれない。かなり腹が減っている時か、仕事で疲れ切った時に行くのがいい。中途半端に腹が空いている時やムカムカする時に行くと匂いにやられてしまうので注意。とにかくここは全部うまい。「はぶこ」の炒め物がうまい。「はぶこ」は緑の紐がついた豆みたいなものだ。種がある。少し酸っぱい。それがうまい。あとはルーロー飯やらジーロー

    • カロリーハーフマヨネーズの罠

      カロリーハーフマヨネーズを間違えて買ってしまって愕然としている。冷蔵庫を開けるたびに、お前はもっと痩せるんだよ。と言われている気分になってかなりキモい。 もちもちなヨーグルトを成城石井で買った。大谷翔平ヨーグルトと呼んでいる。1キロ990円。1000円に達していないので安く見えるとでも思ったのか。かなり高い。でもかなり美味かった。 それはそうと、猛スピードな7月だった。肺気胸になりタバコが吸えず悔しい1週間を過ごした。会う約束をしていた友人にも会えず、泣く泣くを家で過ごし

      • 散文にさえも届かず

        空っぽの電車みたいな日を過ごすこともあって良いと思うんだよね。会いたい人はたくさんいるのだけれど、体が中々動かなくて内側から鍵を閉めてしまう。コトコトと湯を落としてコーヒーを淹れる。山々と積まれた氷の上に沸騰間際のコーヒーを注いで夏にピッタシアイスコーヒー。顔も洗わず、目やにも擦らずひたすらにリリィシュシュのすべてを見た。何度も見返しているとサントラばかりに気が取られる。そう言えばあの紫陽花はどこにいったのかななんて話をしたよ。誰1人として「枯れたんだよ」とは言おうとしなかっ

        • 身に余る雫

          会いたいと思っても会えなくて、 電車も全然来なくって、 靴紐は解けたまんまで、 チョキで負けちゃって。 二の腕をギュッと一掴み。 血管が少しずつ鮮明に浮き出てくる。 考えるのをやめてみる。 蔦が体にまとわりついている感覚をずっと回避できないまま。 卵ボーロを口に入れた瞬間に唾液で形が崩れる 雪が降る、手のひらに結晶として落ち、体温で溶ける 水彩絵の具で色を塗る、たくさんの水分を含んだ筆に吸収される ずっとそんな感覚に支配されている。 歪なハートと目が合い、戸惑う 何に

        飯屋の話

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        • 四季を楽しむためのまとめ
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        記事

          傘持たずの水無月

          土砂降りから始まる1日の音を想像して欲しい。出来るならば香りも想像して欲しい。もちろん雨音がBGMだ。 ---------------------------------------------- 「傘持ってきてないよ私!」 「俺んち、傘やってないんだよね」 「なら2人で走って車まで行こっか」 「いいよいいよ、濡れちゃうから、俺が車取ってくるから待っててよ。」 「え、やだ!2人で走った方が楽しいよ!」 「転けるなよ〜」 「よーい、どん!」 ---------------

          傘持たずの水無月

          ⭐︎ほし⭐︎ホシ⭐︎星⭐︎

          うまれたときからぼくのうえにはホシがいた ぼく、ホシにさわりたいんだ いけばいいよ、 さわれるかな? いけばわかるさ、 ぼくは、ぽくぽくとあるいてきょりをつめた まいにちホシにむかってあるいた ホシははてしなかった へんないきもの、 おっきいこいし、 ながいてあし、 いそのかおり、 みどり、 あお、 はいいろ、 たくさんのがいねんをとおった やっとのおもいでいつつのあしをもつホシについた ホシがぼくにかたりかけた きみが、ホシか?

          ⭐︎ほし⭐︎ホシ⭐︎星⭐︎

          蚊取り線香

          蚊取り線香の煙が舞う夜、私はあなたにキスをした。ご自由にどうぞ。で拾った椅子はガタがきていてキィと高音が弾ける。 「夏の匂いだね。」 「痒くなっちゃうから、まだ6月なのにね」 「夏好きだったけ?匂いで夏を催促してるみたい。」  「夏は嫌いだよ。暑さで記憶飛ばない?」 「今年は残しててよ。匂いと一緒にさ。」 あなたの肌は少し汗を含んでいて、Tシャツが骨格をそっと模っていた。 少し前、足元ばかりを見過ぎていて、突然出没する電柱と喧嘩してばかりだった。そんな時に矢印を作ってく

          蚊取り線香

          夢を見ると鼻が詰まるんだよね

          暦の上では梅雨であるはず6月半ば。 初夏を超えるほどの暑い温度と近い太陽。 気丈に並べられた本達の間を抜け、テプラ作品の山を作り上げた。 前回の個展から3ヶ月弱。準備を始めたのは1ヶ月前から。さがしものをずっと手探りで探してきた。恋心、葛藤、絶望、歓喜。名前のある感情はいつも後から付いてくる。 絶対に間に合わないと思っていた。古本屋の仕事もしっかりと慌しかったので、展示の文章は仕事終わりや休憩中、トイレの中で考えるしかなかった。読み手への配慮を大切にといつも思うのだけれど

          夢を見ると鼻が詰まるんだよね

          展示まであと10日です。いかがお過ごしでしょうか。支離滅裂な日々を過ごす私ですが、数字は勝手に増えていくものの時間はなんだかゆっくりに感じています。皆様に展示で会えることを楽しみにしています。

          展示まであと10日です。いかがお過ごしでしょうか。支離滅裂な日々を過ごす私ですが、数字は勝手に増えていくものの時間はなんだかゆっくりに感じています。皆様に展示で会えることを楽しみにしています。

          皐月思想の断片

          5/31 朝起きたつもりが実はもう昼の手前で大焦り。少し前に心が解けるほど舞い上がる出来事があって、スキップをして職場に向かおうとしたのだけれど、その途中で検閲が入ってしまい、待ったをかけられた。大体良いことの後というのは少しムッとする出来事があるものだ。神だか先人だかは分からないが、地に足つけるよと言っているのだろうか。悪い出来事が起ころうともわたしは地に足なんかついてないんだろうな。自分の幸せに喜びを感じてあげるのは自分だけでいい。 5/24 浮気や不倫のラインってど

          皐月思想の断片

          ブン家

          昨日、久しぶりに友人を家に招いて夜ご飯を囲んだ。人が来るうちではあるけれど、この制作期間はうちに篭って制作をしなければならないと思ってしまう。あまりに会話をしない帰宅後が続き、独り言だけを積み重ねてしまっていた。 そんな中で友人に夕飯を食べようと持ちかけた。 時間を重ねるにつれて集まる友人と増える会話に嬉しさを隠せない。特別な食事ではないけれど、今夏を楽しめそうなそうめんを小さな机の中心に置いてみんなで突く。 「そう言えば私、日に日に性欲なくなっちゃっててさ、」 「友

          ブン家

          26年間を雑に説明する。

          1998年1月29日生まれ 出身:熊本県 本名:文香(由来 "香"るような"文"章を紡ぐ子になって欲しい) 身長:167センチ 体重:52-54の間をずっと彷徨っている 足のサイズ:26.5センチ 習い事:習字、ピアノ、水泳、英会話、バドミントン、器械体操、ボクシング (華道、茶道、バレエもさせられたが3日で辞めた) 家族構成: 母、父、兄、でっかい木 0歳:未熟児で生まれる。 1歳:急成長し、めちゃくちゃ歩く、話す、食べる。(らしい) 2歳:記憶なし。 3歳:水泳と

          26年間を雑に説明する。

          朝は5時

          いつもより1時間だけ早く起きた朝5:00。するりするり、颯爽と抜ける朝日に目を奪われながらも支度を始める。東京に住み始めて2年が経とうとしているにも関わらず、早朝はいつも田舎にいるような気分になる。部屋の中には換気扇の音が響き、つい忍足で足音をたてまいと足を動かす。ポツンと1人、ポツンと独り、ポツンとヒトリ、、でいるような、いるような、いるのか、、そんな感覚に襲われてはコーヒーを流し込む。日々を順接でどうにか結びつけようとして、逆接にあれよあれよと奪われていく。遠く果てしない

          朝は5時

          鮮度

          一方的な嫌悪を地底に溜めていたら、芽がすくすく育ってお空まで届きそうだ。そんなことを考えていたら、不意の幸福に躓いた。段差に気付かず踵が割れる。踵に気を取られていたら、大空に熱気球が思い思いに飛んでいることにさえ気付かなかった。中途半端に生温くて、優しい言葉を投げかけるくらいなら、いっそのこと何も発しない方が身のためだ。晴れの匂いが新緑に吸収されて自分の若さを思い出した。すぐに心象風景を思い出して、浸ってしまう私は懐古厨なのかもしれないね。さっさと仁王立ちでベルトコンベアで流

          今日を独り言で終える

          昨晩は、下北沢で気心の知れた友人たちとひたすらに会話をした。特におしゃれな店で飲み食いをするわけでもなく、冷たいコンクリートで出来た建物の前にポツンと佇むベンチを予約して、ひたすらに会話をした。各々の暮らしの中で起きる事件や繰り返される平凡な時間について話した。どれだけ辛くても明日は来るし、仕事へは行く。そんな生活の中で暮らしを少しずつ見つけて、自分を保っているのかもしれない。家に着くと、クマはひどいものの体は頗る元気で本を一冊手に取った。星空の地図帳を手に取った。天体が好き

          今日を独り言で終える

          あ、あと少しで3000人いく??!?

          あ、あと少しで3000人いく??!?