朝は5時

いつもより1時間だけ早く起きた朝5:00。するりするり、颯爽と抜ける朝日に目を奪われながらも支度を始める。東京に住み始めて2年が経とうとしているにも関わらず、早朝はいつも田舎にいるような気分になる。部屋の中には換気扇の音が響き、つい忍足で足音をたてまいと足を動かす。ポツンと1人、ポツンと独り、ポツンとヒトリ、、でいるような、いるような、いるのか、、そんな感覚に襲われてはコーヒーを流し込む。日々を順接でどうにか結びつけようとして、逆接にあれよあれよと奪われていく。遠く果てしないあとがきをつい最近書き始めたばかりだった。あとがきから始めてゆっくり序章を紡ぐ方法はあるのだろうか。起承転結のある日々を求めて、起、起、起と続き転々と滑り落ちていくのが私の暮らしなのだろうか。眠いと思い込みながら目を擦り自動改札を通り抜ける、朝6:30

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