バクコメ「VS 渋沢栄一」
note界の白鵬にオレはなる!
白鵬関、お疲れさんでございました
――(記者A)白鵬さんより早く引退しろ!
うぉい!
いきなりすぎて
うぉい!しか出なかったわ!
やめとけ、死ぬまで現役じゃ、あほ!
――取り乱してますね、小室さん
誰が真子さまと結婚すんねん!
やめとけ、今シビアで
ちょっとざわつくだろ
時代が時代だったら
捕まってるぞ
――そんな時代のお話を
今日はしたかったんですよね?
そーそーそー
何かつながってよかったわって
名指揮者か!
そうなんだよ、
オレが今ハマってるドラマ
「青天を衝け」の話を
したかったんだよ
――「おかえりモネ」じゃないんですか?
それもハマってるけど!
両方いいね、
なんかさ、いいじゃない恋愛模様が
モネはさ
――脱線してますよ
いかんいかん
昨日の第28話「篤太夫と八百万の神」
みた!?
やばいよね~
――よく知りませんが、
新しいお札の人の話ですよね?
そうなんだよ、渋沢栄一先生のね
――先生!?
知らんのかい?
「論語と算盤」っていう
人としての志の在り方を
晩年書いてくれてんのじゃ
そういった姿勢に感銘を受けて
先生と呼んでおるのじゃい
――あ..はぁ..
引くな、おい。
まぁ全部話すとあれだから
ざっくり話すぞ!
ちょっと違ったらご愛敬で!
埼玉県の百姓の子だった栄一は
商売の才で頭角を現す
しかし
時代は幕末、
異国を受け入れる幕府にしびれを切らし
討幕を企てる
しかし
なぜか徳川慶喜の家来になってしまうw
ここは巻きでw
そして
勘定方として才を発揮し
慶喜の弟とフランスへ留学に行く
そこで、株式を学ぶ
そんな中日本では
薩長の勢いは止まることを知らず
倒幕することに
そのせいで日本に帰ることになり
新政府から追われた
慶喜のもとへ向かい、
駿府の地でコンパニ―を立ち上げ
お金を回し
新政府に一目置かれる
そこで
大隈重信、伊藤博文に誘われて
大蔵省(現財務省)で働くことになるので
あ~る(べべん!)
――なるほど、そこで昨日
ぐっと来たのはどこなんですか??
まぁまぁそうせかすなって
栄一は、
幕府を倒すと言ったが
話を聞くうちに心を打たれて
徳川の家臣となる
異国がなんぼのもんじゃい!
って言っていたが
フランスに行って
自分のやりたかったことに
気づかされる
そして
帰国後田舎で細々と暮らします
って言っていたのに
話を聞く中で力を貸そうとする
さらには
新政府は、自分のお仕えする
慶喜公を追い出した敵に近い
誘われたときは
断ってやる!と言っていたのにもかかわらず
見てみろ、新政府はうまくいってない
八百万の神が結集しないとつぶれてしまう
君はその神の一人だ
と大隈公に言われ
徳川なくして新政府なし
とリベンジを誓って働くことを決意する
どう思うよ
――一見芯がないというか..
ちっちっち!
違うんだなぁ
俺が思うに
「柔軟性の高さ」
これだよ
どんな所に行こうと
自分の想いをぶつけ、
かつ相手の想いを聞いて
ぶつかり合って
最適に向かうように
最大の力を発揮するのが栄一先生なのよ
――心の師じゃないですか
そだよ~
とくにさ、今週の
士魂商才
出たね~ついに名言!
武士は偉そうにするんじゃなくて
志高く、商売を商人に学べと
商人は自分を卑下することなく
志もって心を武士に学びに行け
という身分関係なく
良いところを受け入れ合って
成長しろっちゅーこっちゃろ
――あつっあついですね
語らせたらやばいよ
でも勢い強すぎて
細かいところは
語弊あるかもだけどよ
結局何が言いたかったかって言うと
徳川家に仕えていた時に
使っていた名、篤太夫
を駿府の地に置き、
栄一として新政府に
向かうところが
ぐっと来たってこと!