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映像記憶の話 〜視覚優位編〜
前回までの記憶の概論から発展して今回は
視覚優位型の記憶の話へ進んでいきます
諸説ありますが
と言われています
実際に視覚から得られる情報は非常に多いです
目の前のものが何かを認識しているだけでなく
表情や行動の細部までもを観察することができます
しかし情報が多い分、忘れやすくもあります
1日に見ている情報から重要な部分だけを想起することは
案外難しいことです
下の地図を1分見て、どの程
記憶ってなんだろう ~道具と記憶~
この記事は、前回の「記憶ってなんだろう ~言語と記憶~」の続編です
<前回の記事より>
人類の進化で獲得した他の生物の圧倒的な違い
それは、「言語」と「道具」が使えることです
今回の記事では「道具」について少しだけ触れます
ヒトの進化の中で語らずにはいられない道具ですが
チンパンジーも「道具」を使うことはできるのです
実際、下に示す写真のように
木の枝を使って、木の中にある虫や実を取る姿は
記憶ってなんだろう ~言語と記憶~
ヒトの特徴である 火を使える、二足歩行 これだけでは
人間の文明はここまで発展はしていないでしょう
では、なぜヒトだけ特異的な進化を遂げられたのでしょうか
今日は記憶という生物になくてはならない機能をもとに
脳活動と記憶について考えていきます
このうち、哺乳類は約6,000種、鳥類は約9,000種、昆虫は約95万種、
維管束植物は約27万種となっているそうです。
さらに、まだ知られていない生物
脳の機能③ 頭がいいとは
「あの人って頭が良いよね」
それは何をもって、頭が良いと判別したのでしょうか?
記憶力ですか?
読解力ですか?
論理的思考能力ですか?
はたまた言い訳力ですか?
私は頭の良さを
「脳における情報統合及び出力が正確かつ異常」
であることと考えています。
例えば、声マネが上手い人も頭がいい
これは、相手の声の性質を一瞬で読み解いて
自分の声帯で同じ波を再現する能力と言い換えられます
つまり、与
脳の機能② 脳の機能を考える
前頭葉(別名:一次運動野)
運動機能や自律機能に関係しており、
精神、意志や意欲、創造、思考、感情を扱っている
頭頂葉(別名:一次体性感覚野)
皮膚、深部感覚などの体性感覚や味覚に関係しており、
頭頂葉の連合野は知覚および空間の認知に基づく思考に関する統合を行っている
側頭葉(別名:一次聴覚野)
聴覚の統合も行っている。この領野の一部にウェルニッケの聴覚性言語中枢があり、この部を切除すると言語
脳の機能① 神経の起源を考える
神経ってなんでしょうか?
辞書にはこうあります。
簡単に言えば神経は「電線」「ワイヤー」「通信網」といったことでしょうか。
生きていくために各所の連絡を行うための「システム」
それが神経と言えそうです。
神経がなくては生きていけない
誰もが容易く想像できることです
しかし、ここで疑問です。
神経はなんのために生まれたのでしょうか?
今回はこの疑問を掘っていきます
1. 神経の起源は
神