見出し画像

#140字小説『おむすびポーン』/お題:おむすびの日/Xへポスト1/17

2024年1月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『おむすびポーン』

ピクニック中、娘が不意におにぎりを掴んでポーンと投げた。
驚いて「食べ物を粗末にしない!」と叱ると、嗚咽交じりに言い訳をする。
「転がしたの。おにぎりじゃなく、おむすびだもん」少し先の穴を指さす。

『おむすびころりん』を読み聞かせていたことを思い出し、訳を聞かず叱責したことを詫びた。

2024年1月17日作

※『おむすびころりん』は、日本の昔話/童話のことです。

◆1月17日は「おむすびの日」なので
 自主お題として創作しました。

「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000年に制定したそうです。
1995(平成7)年に発生した阪神淡路大震災で、ボランティアによる
おむすびの炊き出しが人々を大いに助けたことから、いつまでもこの善意を
忘れないために阪神淡路大震災の起きた1月17日を記念日としたようです。ごはんのおむすびだけでなく、人と人との心を結ぶ「おむすび」の日を
意識してもらうことが目的のようですよ。
2018年より「公益社団法人・米穀安定供給確保支援機構」が、
「おむすびの日」に関する活動を引き継いだらしいです。
「主食である米の重要性を再認識してもらい、ボランティア善意を
希薄させない」ことを目的に「おむすびの日」にちなんだイベントなどを
実施しているようです。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

★記事を読んで、スキフォローシェアなどをしていただけたら
 励み(心の栄養)になります。ぜひぜひ、よろしくお願いします。

◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆同じく、子どもには子どもなりの原理がある!? な、140字小説です。
 子育てとは、激ムズ問答に答え続けることなのかもしれない!?
 30秒程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓

はじめましての方へ……プロフィール記事はこちら。 ↓


スキやフォローだけでもありがたいですが、もしサポートしていただけたら 「あなたが紡ぐ文章にも幾許かの価値はあるよ」と認めてもらえた気がして……飛び上がって喜ぶと思います! 創作活動の励みになるかな。知らんけど。 (知らんのかーい! ……ふざけてません。想像がついていないのです。)