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TREASURE

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読み返したい言葉に出会ったnote
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#ライティング

読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれない文章は「存在しない」のと同じです。

……というのは言い過ぎかもしれませんが、この文章の主旨が「文章は冒頭が大切である」というものなので、あえて言い切ってみました。

読んでもらえる文章を書くためのシンプルな方法。それは「冒頭、一行目でつかむ」ことです。冒頭をしくじるとせっかくの文も読んでもらえません。逆に同じ内容を伝えるにしても、冒頭にインパクトが与えられれば読まれる確率は上がります。

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今も書くときに思い出す、国語の先生の教え。

今も書くときに思い出す、国語の先生の教え。

尊敬する人のひとりに、中学時代にお世話になった国語の先生がいる。先生はおそらく当時40〜50代の女性。わたしは昔から書くことが好きで、その先生に文章表現やスピーチの極意を教わった。

先生は、結構スパルタだった。たとえばスピーチ大会の予選を通過したときは、「今の原稿のままだとまだ弱いから書き直そうね」と赤字がぎっしり入った原稿を返され、シャーペンで手のひらの横を黒くしながら何度も書き直した。「スピ

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常に自分へ問いかけている、届く文章を書くための5つの質問

常に自分へ問いかけている、届く文章を書くための5つの質問

ライターになりたての頃、良い記事を作るために意識したほうが良いと教えてもらったことが2つあります。

ひとつは、記事のゴールを決めること。目指すべき対象を決めることで、目的を持って執筆と呼ばれるマラソンを走り切ることができるから。

もうひとつは、記事の構成を決めること。最短距離でゴールに向かうためには、どのようなルートを走るのかを考える必要があるから。

3年間、ライティングを生業にしていると、

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書く調子は、こーして取り戻そう

書く調子は、こーして取り戻そう

記事を書く、以上。

おわりましたよ、解散。もうこの先読んでも何もないけど、そういうわけにもいかないんで続けましょう。何もないと知りながら、でも何か起きるかもしれないから。物書きの性(さが)というか、noteに魂を売った人間の末路というか。

いや、ちょと調子を落としてたんです。読み手が気づくかはわかんないけど、毎日読んでる方には伝わるんじゃないかなー?

どう落としてたかって、やっぱ滑らかじゃな

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繊細さんのままでライターをやってきた。

繊細さんのままでライターをやってきた。

(追記)2023年10月/たくさん読んでいただきありがとうございました。身バレがこわいので、これ以降有料にさせていただきます。

就職してからずっと、企画を考えたり取材したり書いたりして過ごしてきたわたしが、自分の仕事ぶりを振り返ってこれはひとつ、我ながらすごいことかもしれないと思うのが、「取材相手と揉めたことがない」ことだ。

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「読んだだけ」で終わらせない!文章が磨かれる読書術

「読んだだけ」で終わらせない!文章が磨かれる読書術

今日は、読書についてのお話です。

というのも、私は「文章の書き方」を学ぶ近道は、読書を楽しむことだと思っているからです!(ドオン)

ビジネス書からは論理構造が、小説からは多彩な表現を学ぶことができます。

あと、「書くことがねぇ」というネタ切れマンが1番書きやすいのは「感想文」だと思っているので、文章を書く練習のためにも読書は必要と言えるでしょう。

というわけで、今回は、私がいつもやっている

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