Shimpei Motokura

ミュージシャン チェリスト 畑

Shimpei Motokura

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記事一覧

ギリシャ音楽について

ギリシャ音楽について、といっても今のところギリシャには行ったことがない。いつか行くことになる、とは思うけれど。 アクロポリスのパルテノン神殿と、サモトラケのニケ…

Shimpei Motokura
1か月前
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カツ丼

私は菜食なのである。 といっても、たまに魚や卵は食べているし、なんなら、最近はチキンカレーなんかも食べている。 菜食「主義者」ではないから、いいんです。 菜食にす…

Shimpei Motokura
1か月前
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なかなか自分の足にピッタリ合う靴がない。 出来合いの靴は、足の先が細いのがほとんどで、幅広のものがたまにあっても、それでもまだきつい。大多数の日本の人の足と、自…

Shimpei Motokura
1か月前

チェリストサバイバル日記3

電車の窓から外を見ると、赤、橙色、緑、など様々な色が混じった木の葉たちが、宙を舞っていた。小さな駅には、コンクリートの材料のようなものが積んであった。大きな橋の…

Shimpei Motokura
2か月前
1

チェリストサバイバル日記2

森の横には川があって、そこにはほとんど水が流れていなかった。その川にそって、今は水瓶を頭に載せた女性が、歩いている。紫、赤、黄色などの色が混じった彼女のサリーは…

Shimpei Motokura
2か月前
3

チェリストサバイバル日記

上野のスタジオで、そこはビルの5階か4階か、エレベーターなどはなく、細い階段を楽器を抱えながら登るのである。先生も同様に、楽器を抱えて登ってくる。一階は個人経営の…

Shimpei Motokura
2か月前
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その街には人がみえない。どこかには、いるのだろうか。少し進んでいくと、小さな坂があって、その脇の家の子供が、一人で縄跳びで遊んでいる。空は青く、家々の間から覗い…

Shimpei Motokura
2か月前
1

家の前の通りから見る夕日

インド音楽のラジオを聴いている。インドのポップス、映画の挿入歌が流れてくる。なぜかこのラジオ曲は、ニュージーランドのオークランドにあるようなのだが。曲目が表示さ…

Shimpei Motokura
2か月前

米粉パンケーキとインド

最近は米粉パンケーキを毎日のように焼いていて、今日はなんと、5枚も食べてしまった。米粉に、重曹、塩を少し入れて、豆乳で混ぜる。焼けたらレタスをのせて、塩とオリー…

Shimpei Motokura
2か月前
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ギリシャ音楽について

ギリシャ音楽について

ギリシャ音楽について、といっても今のところギリシャには行ったことがない。いつか行くことになる、とは思うけれど。
アクロポリスのパルテノン神殿と、サモトラケのニケ像は、クリシュナムルティが激賞していたようである。古代のギリシャ人たちはなんと途方もない人々であったか、と。その他の遺物については、俗悪で、低劣です、とのことだが。彼は強烈な美の感覚の持ち主であったようである。
といっても、クリシュナムルテ

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カツ丼

カツ丼

私は菜食なのである。
といっても、たまに魚や卵は食べているし、なんなら、最近はチキンカレーなんかも食べている。
菜食「主義者」ではないから、いいんです。

菜食にすることにしたのは、20代の半ばごろ。ラマナ・マハルシという、インドのいわゆる聖人の、動物に対する優しさに感銘を受けて、あとは、なんとなく悟りを開けるんじゃないか、とか、波動が上がって、なんか良いことあるんじゃないか、みたいな下心も少しあ

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靴

なかなか自分の足にピッタリ合う靴がない。
出来合いの靴は、足の先が細いのがほとんどで、幅広のものがたまにあっても、それでもまだきつい。大多数の日本の人の足と、自分の足は、大分違うようなのである。いや、日本の人には、幅広の足が多いとも聞く。自分と同じように、縄文人を祖先にもっていて、そこは共通であるが、混血の度合いが様々で、実のところ足の形に標準というようなものは、無いのかもしれない。
それにしても

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チェリストサバイバル日記3

チェリストサバイバル日記3

電車の窓から外を見ると、赤、橙色、緑、など様々な色が混じった木の葉たちが、宙を舞っていた。小さな駅には、コンクリートの材料のようなものが積んであった。大きな橋の下には湖があり、周囲の山はしかし、緑である。日差しは強く、秋とは思えない。小さな登山鉄道の中では、二人組の女性が、関西弁でお喋りしていた。落ち葉の少ない、山肌が茶色く出ているところもある山を降るときは、鳥の声はあまり聴こえてこなかった。麓の

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チェリストサバイバル日記2

チェリストサバイバル日記2

森の横には川があって、そこにはほとんど水が流れていなかった。その川にそって、今は水瓶を頭に載せた女性が、歩いている。紫、赤、黄色などの色が混じった彼女のサリーは、本来色鮮やかはずであるが、長年砂埃で洗われてきたせいだろう、くすんでみえた。家では、3歳くらいの幼児だろうか、服は身に纏っていない彼、あるいは彼女は、家の隅っこで、何かの遊びに、夢中になっているようだ。周りに大人は見当たらない。皆それぞれ

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チェリストサバイバル日記

チェリストサバイバル日記

上野のスタジオで、そこはビルの5階か4階か、エレベーターなどはなく、細い階段を楽器を抱えながら登るのである。先生も同様に、楽器を抱えて登ってくる。一階は個人経営のレストランで、そこでスタジオの使用料を、支払うのだった。
レストランにはいつも、そこそこ人が入っていたようだ。自分がそこで食事をしたことは、一度か、二度、あるかないかであったけれど。
上野駅を降りて、高架下の車道を渡ると、おもちゃ屋と、隣

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その街には人がみえない。どこかには、いるのだろうか。少し進んでいくと、小さな坂があって、その脇の家の子供が、一人で縄跳びで遊んでいる。空は青く、家々の間から覗いている。風景がぼやけてきて、今は近くの学校の緑のフェンスが、少しみえる。

近くに書道の先生の家があったが、どうも1、2回通っただけでやめてしまったようだ。どうも母親は、息子の字が下手だったらどうしようと、だいぶ早くから心配していたようだ。

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家の前の通りから見る夕日

インド音楽のラジオを聴いている。インドのポップス、映画の挿入歌が流れてくる。なぜかこのラジオ曲は、ニュージーランドのオークランドにあるようなのだが。曲目が表示されるので、気に入った曲があれば、メモしておいて後で調べることができる。

小さい頃、0歳から7歳くらいまで住んでた家は1軒屋の借家で、父母と、姉と自分とで、4人。まだ子供だったし、狭かったという感じはない。姉と同じ部屋で寝ていた。寝る前に、

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米粉パンケーキとインド

最近は米粉パンケーキを毎日のように焼いていて、今日はなんと、5枚も食べてしまった。米粉に、重曹、塩を少し入れて、豆乳で混ぜる。焼けたらレタスをのせて、塩とオリーブオイルをかけて食べる。お菓子ではなくて、昼ごはんあるいは晩ごはんとして。フライパンで焼いているけれど、パンケーキをひっくり返すのに使ってるのは、炒め物に使う木ベラ。少し太いので、薄い専用のものを買えば良いのにと思うのだけど、そのままになっ

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