カリフォルニアKID

社会運動と実話怪談と飲み会

カリフォルニアKID

社会運動と実話怪談と飲み会

記事一覧

デジタルタトゥーの男

鈴木宗男議員が日本維新の会を離党となったという報に接し、ある記憶が蘇った。 MUNEO HOUSE 古代のネットミームであった・・・ ブームはゼロ年代前半のほんの少しの間…

4

さあ、神無月だ、出番だよ

 今年の夏は生まれてから1番暑かった。冷房設備の無い職場は連日30℃を超える室温で、ちょうどイベント準備業務で立て込んでいた時期と重なったこともあり、キツい夏だっ…

1

労大ハンドブック春闘2022(労働大学出版センター)読後評

機関紙用に労働組合役員向け学習資料の読後評という依頼があったので、ウンウン唸りながら作成。 少しでも現場の青年の実際に感じている気分や生の声を入れ込むことを意識…

水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと(岸本聡子) 読後評

 昨夏、宮城県議会で水道事業の売却が議決された時、機関紙に寄稿した読後評。 水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと(岸本聡子) 読後評  わたしは北…

山賊ダイアリー

いままで、土日に家にいた記憶があんまり無かった。ここ二ヶ月ほどは外出自粛生活でほとんど自宅にいるけど、ずいぶん家にいる生活が上達したような気がする。 だいたい、…

アイ・オブ・ザ・タイガー

最近、家の近くに何台も車が停まっていて、サングラスをかけた男たちがカメラを手に出入りしている。間違いなくMIB(メンインブラック)だと思い「ついに来るものが来たか…

もしも君が泣くならば

朝、チュンチュンと声がするので、「うるせえな」とか言いながら寝惚け眼で部屋をうろうろしていたら、換気扇に鳥の巣が作られていた・・・。 以前だと家にいる時間が短か…

君にジュースを買ってあげる

全国的にコロナ対策に自治体がどのように動くかが議論され、連日報道されている。 営業自粛を余儀なくされている商工業者に対する交付金だとか、住民の生活補助のための交…

バラ色の日々

GW中にやったことと言えば、主に読書と昼寝だった。 事前にいろいろ考えていた筋トレとか深夜徘徊とか一人BBQみたいなアクティブ(?)なことはまったくする気が起きず、狂…

俺たちは明日を撃つ

緊急事態宣言が出され、いよいよ日常が大きく変わっていっているように感じる。ニュースでは毎日新たな新型コロナ罹患者数が報道されているし、政府の発表も二転三転して訳…

目を閉じておいでよ

相変わらず、金もなければ暇もない。休みの日は出かけたり家で積読を消化しようと思っていても、いつの間にか寝ている。精神的に疲れているのかもしれない。もしくはナルコ…

四月の風

雪が溶けきったと思ったら吹雪いてみたり、春が近いと思ったら気持ちの悪い天気が続いている。ワニが死んでからだいぶ経つけど、ラストの桜満開の景色を現実で見るのはまだ…

Life goes on

来月で労組の役員任期が終わって一息つくので、土日や平日夜が少し暇になるかも 労働運動自体は役員だからやるわけじゃないので、引き続き職場や地域で頑張っていくことに…

夏を待ちきれなくて

夏には毎年、反核平和の火リレーという取り組みがある。1982年に広島で始まり、いまや全国に広がっている。広島平和公園の「平和の灯」をトーチに掲げて、街から街を走り繋…

Get Wild

暑い日が続いている。再来週に大集会を控え、日常業務の傍ら、各種準備や調整の毎日。 毎日目が回るほどのトラブルや処理すべき案件が現れては消えるが、何というか、その…

デジタルタトゥーの男

デジタルタトゥーの男

鈴木宗男議員が日本維新の会を離党となったという報に接し、ある記憶が蘇った。

MUNEO HOUSE

古代のネットミームであった・・・

ブームはゼロ年代前半のほんの少しの間だったはずだけど、面白Flash作品に熱狂するギーク中学生だったわたしは「DJムネオ」の虜になっていた。同じように秘書のムルアカ氏だの、田中真紀子だのがコミカルなFlash作品になっていて、こちらも人気があった。

MUN

もっとみる
さあ、神無月だ、出番だよ

さあ、神無月だ、出番だよ

 今年の夏は生まれてから1番暑かった。冷房設備の無い職場は連日30℃を超える室温で、ちょうどイベント準備業務で立て込んでいた時期と重なったこともあり、キツい夏だった。

 少し前まで自室で昼寝してるだけで熱中症気味になっていたのに、油断していたらいきなり風が冷たくなり、朝晩は10℃を割る気温になった。突然の晩秋。体が追いつかねえ・・・

なんだかんだで秋だけど、秋は毎年緊張する季節でもある。労働

もっとみる
労大ハンドブック春闘2022(労働大学出版センター)読後評

労大ハンドブック春闘2022(労働大学出版センター)読後評

機関紙用に労働組合役員向け学習資料の読後評という依頼があったので、ウンウン唸りながら作成。
少しでも現場の青年の実際に感じている気分や生の声を入れ込むことを意識したけど。。。

労大ハンドブック春闘2022(労働大学出版センター)

わたしは自治体職場で働いています。労働組合で2022春闘にあたり、学習資料として本書を手に取りました。

本書では2022春闘情勢と課題が整理されています。課題は大き

もっとみる
水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと(岸本聡子) 読後評

水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと(岸本聡子) 読後評

 昨夏、宮城県議会で水道事業の売却が議決された時、機関紙に寄稿した読後評。

水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと(岸本聡子) 読後評

 わたしは北海道のとある地方自治体で上下水道の維持管理や料金事務にかかわる仕事をしています。都市部から離れており、人口が少なく、施設の更新費用や、技術者の確保に苦労している状況で、将来的に今のままの状態で上下水道事業を維持していくことは難しいかも

もっとみる
山賊ダイアリー

山賊ダイアリー

いままで、土日に家にいた記憶があんまり無かった。ここ二ヶ月ほどは外出自粛生活でほとんど自宅にいるけど、ずいぶん家にいる生活が上達したような気がする。

だいたい、仕事と労組任務以外で土日外出していた時は、人に会って酒を飲むか、旅行して旅先で酒を飲むか、本屋に行って大量に本を買って読みながら酒を飲むか、登山して山頂で酒を飲むか、そんな感じだった。

狩猟に凝っていた時期は、猟銃片手に鹿撃ちに出かけた

もっとみる
アイ・オブ・ザ・タイガー

アイ・オブ・ザ・タイガー

最近、家の近くに何台も車が停まっていて、サングラスをかけた男たちがカメラを手に出入りしている。間違いなくMIB(メンインブラック)だと思い「ついに来るものが来たか」と覚悟を決めていたけど、どうやら近所の崖に狐が巣を作っていて、マニアの写真撮影スポットになっているらしい。

自分ももっとアウトドアな趣味があったら田舎の生活ももう少し楽しくなるのかと、ふと思った。昨シーズンから始めようとしたスキーも、

もっとみる
もしも君が泣くならば

もしも君が泣くならば

朝、チュンチュンと声がするので、「うるせえな」とか言いながら寝惚け眼で部屋をうろうろしていたら、換気扇に鳥の巣が作られていた・・・。

以前だと家にいる時間が短かったため、もしかしたら気付きもしなかったかもしれない。最近は平日の飲み会も休日の労組任務での出張も無いので、とても気になる。早くなんとかしないと。

休日に家にいる生活にもだいぶ慣れてしまった。何日か前には初めてzoom飲み会にも参加。も

もっとみる
君にジュースを買ってあげる

君にジュースを買ってあげる

全国的にコロナ対策に自治体がどのように動くかが議論され、連日報道されている。

営業自粛を余儀なくされている商工業者に対する交付金だとか、住民の生活補助のための交付金や、上下水道使用料金の免除などさまざまで、原資としては国からの交付金がある。

広島県は知事が、県職員への1人10万円の国からの交付金を活用したいと言いだして、バッシングされ、すぐさま撤回したり、神奈川県では県職員労働組合が組合員に対

もっとみる
バラ色の日々

バラ色の日々

GW中にやったことと言えば、主に読書と昼寝だった。

事前にいろいろ考えていた筋トレとか深夜徘徊とか一人BBQみたいなアクティブ(?)なことはまったくする気が起きず、狂ったようにだらだらした数日間。

ソファーに座っていた時間が長かったからか、腰が痛い。運動量が減っているはずなので、一念発起してジョギングを再開してみた。

膝が軋むし、運動不足の身体には堪える・・・。とりあえず、40分ぐらいかけて

もっとみる
俺たちは明日を撃つ

俺たちは明日を撃つ

緊急事態宣言が出され、いよいよ日常が大きく変わっていっているように感じる。ニュースでは毎日新たな新型コロナ罹患者数が報道されているし、政府の発表も二転三転して訳がわからないことになってきた。

公明党が連立解消までチラつかせて政府に迫った、立憲の小物議員の風俗通いがバレて大変、橋下徹や豊田真由子がバンバンTVに出てき始めた、台湾のIT大臣がすげえ・・・などなど。話題に事欠かない状況は、仮に自分が俗

もっとみる
目を閉じておいでよ

目を閉じておいでよ

相変わらず、金もなければ暇もない。休みの日は出かけたり家で積読を消化しようと思っていても、いつの間にか寝ている。精神的に疲れているのかもしれない。もしくはナルコレプシー・・・。

明日予定していた会議が急遽中止になったので、都市部に行く機会がしばらく無くなった。最近は近所で新型コロナ感染者が出たという話は聞かないけど、先月隣の町で一人出て以来、なんとなくピリピリした日常が続いている。

リゾートブ

もっとみる
四月の風

四月の風

雪が溶けきったと思ったら吹雪いてみたり、春が近いと思ったら気持ちの悪い天気が続いている。ワニが死んでからだいぶ経つけど、ラストの桜満開の景色を現実で見るのはまだまだ先になりそう。

ここ最近のコロナ情勢とはあまり関係無く、落ち着いた(暇な)日々。職場の異動もなく、今年度もほぼルーチンワークの業務を続けることが確定した。

労組はこの間、春闘交渉が妥結したが、秋の交渉で妥結した結果が一部反故にされ、

もっとみる
Life goes on

Life goes on

来月で労組の役員任期が終わって一息つくので、土日や平日夜が少し暇になるかも

労働運動自体は役員だからやるわけじゃないので、引き続き職場や地域で頑張っていくことになるけど、単純に任務は少なくなる

家でゴロゴロというガラでもないので、なんか新しく始めてみたい

夏を待ちきれなくて

夏を待ちきれなくて

夏には毎年、反核平和の火リレーという取り組みがある。1982年に広島で始まり、いまや全国に広がっている。広島平和公園の「平和の灯」をトーチに掲げて、街から街を走り繋ぐ、聖火ランナーのようなスタイルで、北海道においては今年で33回目となる。

実施主体は、連合加盟産別の中でも旧総評系の労組
青年部と市民団体、政党など。各県段階で実行委員会を組織し、地区毎に組織される実行委員会が現場を仕切る。7月の半

もっとみる
Get Wild

Get Wild

暑い日が続いている。再来週に大集会を控え、日常業務の傍ら、各種準備や調整の毎日。

毎日目が回るほどのトラブルや処理すべき案件が現れては消えるが、何というか、その、話が前に進まない。

せっかちなもんで、多少無理をしても課題解決に向けて進んでいきたい。が、しかし、進まない。

思えば、集会を開催するにあたって、当初予定していた会場がヒグマの出没によって使えなくなる、という笑い話のようなトラブルから

もっとみる