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山賊ダイアリー

いままで、土日に家にいた記憶があんまり無かった。ここ二ヶ月ほどは外出自粛生活でほとんど自宅にいるけど、ずいぶん家にいる生活が上達したような気がする。

だいたい、仕事と労組任務以外で土日外出していた時は、人に会って酒を飲むか、旅行して旅先で酒を飲むか、本屋に行って大量に本を買って読みながら酒を飲むか、登山して山頂で酒を飲むか、そんな感じだった。

狩猟に凝っていた時期は、猟銃片手に鹿撃ちに出かけたことも。

外出自粛生活では、当初、積読の消化とNetflixで1日が過ぎていったが、そのうち何かいつもと違うことをしてみようと、普段テキトーにしていた食事を真面目に料理してみた。ナポリタン作りに凝って一週間くらいずっとナポリタンばかり食べていたときも。ヒラメの刺身の昆布〆や、タコライス、魚のムニエルなど、レパートリーが微増した。

料理で使った野菜の根の部分を、半分に切ったペットボトルに水と一緒においておくと少しずつ成長していくリボベジ(再生野菜)にもはまって、小松菜やネギを育ててニヤニヤしてみたり。

住宅の荒れ果てた裏庭を開墾して、南蛮や紫蘇、パセリの苗を植えて農作業にも取り組んでいる。リボベジで育成したネギや小松菜も試しに植えてみた。

日々考えたことをnoteにまとめて書いていくのも、一人の時間が確保されているから継続できていると思う。

この上は自己啓発として資格勉強でもしようかと考え出している。しかし、以前からちょこちょこ勉強していた社会保険労務士の勉強を本格的に始めた矢先、今年の試験日が、コロナで二転三転した労組の定期大会と被ったことが判明し、すっかり気が抜けてしまった。

以前、興味本位で取得した狩猟免許(罠・銃)は、試験勉強も楽しかったし、試験自体も非常に刺激的だった。

晴れてハンターになってから、あまり活動出来ていないけど、猟友会報を読むのは楽しい。

また、ハンターの団体・大日本猟友会に入ると、セットで自動的に猟友政治連盟という自民党系の政治団体にも加盟することになるため、普段馴染みのない与党系団体の情報も知ることができて、それも楽しかった。

去年の参院選では、立憲民主党を離党して自民に入党した元議員が、猟友会(と、パチンコ業界)の組織内候補となって出馬したものの、大惨敗を喫していた。

昨今は狩猟ブームとは言われているものの、大日本猟友会が政治的に全米ライフル協会のような力を持つにはまだまだ時間がかかりそうだ。


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