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デジタルタトゥーの男

鈴木宗男議員が日本維新の会を離党となったという報に接し、ある記憶が蘇った。

MUNEO HOUSE

古代のネットミームであった・・・

ブームはゼロ年代前半のほんの少しの間だったはずだけど、面白Flash作品に熱狂するギーク中学生だったわたしは「DJムネオ」の虜になっていた。同じように秘書のムルアカ氏だの、田中真紀子だのがコミカルなFlash作品になっていて、こちらも人気があった。

MUNEO HOUSEブームは過ぎ去り、大学生になるとニコニコ動画、次いでYouTubeが流行り出し今に至るが、その時々で様々なネットミームを楽しんで来た。

しかし、今考えるとはるか昔から、ネットミームにはただ面白いだけのもの以外に政治的な意図があるもの、もしくは何らかの社会的課題を孕んだものが混ざっていたと思う。

アメリカのトランプ元大統領を支持するオルタナ右翼がカエルのキャラクターのミームを好んで利用するのは、マッチョでダーティなイメージの人物をコミカルで親しみやすくする作用を狙ってのことだとか。

そのほかにもLGBTやマイノリティを嘲笑うものや、拡散されたくないような画像がデジタルタトゥーとなってしまうものもある。

あの時、ネットランナーとか買ってたような痛い中学生の自分が、たまに現れていまの自分を戒めてくれるような気がする。いい歳になったらネットミームとの距離の取り方や、事象の背景をしっかり考えるような分別が必要であると・・・。

それでは聴いてください、今日の一曲です「Dragostea Din Tei」

マイアヒ〜

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