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アイ・オブ・ザ・タイガー

最近、家の近くに何台も車が停まっていて、サングラスをかけた男たちがカメラを手に出入りしている。間違いなくMIB(メンインブラック)だと思い「ついに来るものが来たか」と覚悟を決めていたけど、どうやら近所の崖に狐が巣を作っていて、マニアの写真撮影スポットになっているらしい。

自分ももっとアウトドアな趣味があったら田舎の生活ももう少し楽しくなるのかと、ふと思った。昨シーズンから始めようとしたスキーも、用具一式そろえたのに結局、忙しさにかまけて一度もゲレンデに行けず。今春から始めようとしていた登山も、コロナ自粛で山を眺める毎日。

かつて一生懸命やっていた柔道と総合格闘技も何年もやっていない。以前、隣町の柔道場に通っていたけど、少年団の事務局を押し付けられそうになって以来、疎遠になってしまっているし、風の噂では、当時よりさらに少年団メインの運営になっていて、現在は大人の稽古はほとんどできないらしい。総合格闘技も隣町のジムに入会し、通い始めて3か月で閉鎖してしまったので中途半端なまま。

今日、車で50分くらいの市に週2でブラジリアン柔術ができる道場があることを偶然知って、久しぶりに「やってみようかな」という気持ちになった。3日に一回くらいジョギングは続けているけど、毎日のように酒ばかり飲んでいるし、運動は運動でも社会運動はほとんど痩せる方向に行くことはないので、どんどん不健康になっている実感があるし、修羅場でパワー不足になったら困る。

何年か前までは、週4回柔道の稽古をして、土日は札幌のブラジリアン柔術練習会や大学柔道部の稽古に参加していたけど、あの時はさすがに頭がおかしかったんだと思う。その反動でしばらくまったく武道や格闘技を自分でやりたいという気にならなくなってしまっていた。

ただ、ブラジリアン柔術に限らず、武道・格闘技は濃厚極まりない接触が前提となるので、しばらくは自粛せざるを得ないはず・・・。いまはジョギングとストレッチで少しでもたたかえる身体に近づく努力をしたい。

そういえば、身近な労働組合関係者には柔道や剣道の経験者が多いような気がする。統計取ったわけでもないけど。

ある会社の労組は、役員の過半数が会社の柔道部から配置(?)されていて、当然武闘派。当局とはかなり激しいやり取りを行っていると聞いたことがある。また、その会社の野球部は、柔道部ほど労組に役員を送り出していないので、その代わりに選挙の時だけは機動力を活かして貢献するとか・・・。職場も労組もところ変わればいろんな事情や価値観があるんだと思った話。



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