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バラ色の日々

GW中にやったことと言えば、主に読書と昼寝だった。

事前にいろいろ考えていた筋トレとか深夜徘徊とか一人BBQみたいなアクティブ(?)なことはまったくする気が起きず、狂ったようにだらだらした数日間。

ソファーに座っていた時間が長かったからか、腰が痛い。運動量が減っているはずなので、一念発起してジョギングを再開してみた。

膝が軋むし、運動不足の身体には堪える・・・。とりあえず、40分ぐらいかけて5キロ弱走って帰宅。雪も融けて走りやすくなったので、夏に向けて2日に1回、いや、3日に1回・・・最低でも週に1回は走る時間を作ろう。

翌日、腕が筋肉痛になったことにビビる。走るとき腕を振っていたからか、衰え過ぎ。

仕事も社会運動も飲み会も体力勝負。体力が衰えると持久戦ができず、討論にも疲れてくるのは身をもって感じているので、しっかり勝負どころで諦めずに、良いモノを作っていけるように、生活態度から改めていきたい。

●GW中に消化した積読本と漫画

・暗約領域 新宿鮫Ⅺ
好きなシリーズ小説の最新刊。一匹狼のキャリア警察官のたたかい。今回はドンパチ少なめだけど、魅力的なキャラクター多数。北朝鮮の工作員、中国残留孤児にルーツを持つ半グレ組織、公安警察、内閣情報調査室、インテリヤクザが入り乱れる。しかし、長さを感じた。

・共産党政権奪取の条件
日本共産党の国会議員とバリバリの保守主義者の対談本。日本共産党の現在の考え方がだいたいわかる感じ。元漫才師の国会議員は誠実で好感が持てる印象。ただ、日本共産党の目指す社会の姿がどうもピンと来ないので、なんか他の文献も読んでみたい。

・歪む社会
歴史修正主義とヘイトスピーチ等について、ジャーナリストと社会学者の対談本。ネット右翼やヘイトスピーカーの台頭に、良くも悪くもバカ真面目で、ラフにあの手この手で地上戦を展開するのは苦手な左派勢力が全然カウンターできてない、みたいな話。いろいろ思うところあり。選挙のときにすごく感じたけど、金も無いのにプライドが高い的な・・・。

・バッタを倒しにアフリカへ
アフリカに渡ってバッタ防疫の研究に取り組む若手研究者の話。外国で働いてみたいと初めて思った。二十歳くらいの時、斜に構えてバカにしてたけど、留学とか青年海外協力隊とか考えてみればよかった。とりあえず海外旅行したいけど、しばらく無理だから語学でも始めてみようかしら。

【漫画】

・国境のエミーリャ 1巻
日本が分割統治されてたら・・・の架空歴史もの。ソ連統治下の東側日本の描写がワクワクする。食糧配給で官僚支配の典型的なダメ社会主義。作者の前作の鉄道漫画では国労や国鉄の分割民営化についても描かれていたのを思い出した。長く続いて欲しい。

・売国機関 3巻
流し読み。話が複雑に感じてきたから、1巻から読み直そう。

・テロール教授の怪しい授業 2巻
テロとカルトについて学ぶゼミの話。大学時代が懐かしくなる。うちの大学のサークル界隈の話はだいぶ情報通を自負していたけど、カルトやセクト色はそれほどでもなく、創価学会のサークルが二つと、統一教会のダミーサークルと噂される団体が一つある程度だった。自治会もノンポリで、一度だけ自治会長選挙があったけど、あまり注目されていなかった。思い出してもつまらん。

・紛争でしたら八田まで 1巻
世界中の紛争を地政学を使って解決するおねーちゃんの話。かっこいい。次巻が気になる。

・夏目アラタの結婚 2巻
女性死刑囚から情報を引き出すために、結婚を申し入れた児相職員が主人公。シリアルキラーな死刑囚のサイコパス具合がなかなか良い。

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