【note版】戦国未来の戦国紀行

現在は明智光秀公の謎の解明と『明智軍記』の現代語訳に取り組んでいます。

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記事一覧

5年間お世話になりました m(_ _)m

両親との約束は、 「3年やって芽が出なかった諦める」 でしたが、芽が出ず、約束破って、さらに2年──。 それも今日で終わりです。 お世話になりました m(_ _)m 今、…

「本能寺の変」直後の明智光秀と徳川家康

1.「本能寺の変」直後の明智光秀 「本能寺の変」後、明智光秀は、京都妙心寺へ行って自害しようとしたが、斎藤利三(『明智軍記』では複数の家臣)に止められて山崎合戦と…

視聴記録『麒麟がくる』第44回(最終回)「本能寺の変」2021.2.7放送

<あらすじ> 宿敵・武田家を打ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)から理不尽な叱責を受け、饗応役(きょうおうやく)の任を解かれる。追い…

あと24時間

お別れまであと24時間となりました。 この5年間、お世話になりました m(_ _)m さて、今夜は「菊水の辛口」。 ぐい呑は、普通のガラスコップ。 ぐい呑にこると、数が増…

あと48時間

『麒麟がくる』の最終回「本能寺の変」まであと約48時間となった。 私の最終回予想は、 ①「本能寺の変」の動機は、織田信長に「徳川家康を殺せ」と言われたこと https://…

「本能寺の変」の真実 ─実は徳川家康暗殺計画だった!?─

《「本能寺の変」の真実》 「徳川家康を討って忠誠心を示せ」 と織田信長に言われた明智光秀は、亀山城から出陣した。 明智光秀本隊は堺へ徳川家康討伐に向かうとみせか…

『歴史道』で「本能寺の変」のお勉強

 新聞社の本だけあって「~道」というお堅いタイトルである。 「古来日本では、柔道、華道、武士道から相撲道、野球道などの造語まで、歴史と伝統のある技芸に「道」を…

節分

去年は年女だったから、近所の神社で豆をまいた。 今年は家で年の数の豆を食す。 (37粒じゃないぞ! 13粒でもないが;) さらに南南東に向かって「恵方巻」を食す。 …

史実スペクタクル逃亡譚『逃げ上手の若君』第2話「鬼ごっこ1333」

 松井優征先生の『逃げ上手の若君』(『週刊少年ジャンプ』連載中)は大変面白く、私が「実は史実は・・・」なんて解説したら炎上必死?(多分、無視されるだけ(苦笑)。…

第六天魔王・信長の安土城

安土は、織田信長の理想郷。 安土城は、織田信長の夢の城にして、安土政権(織田政権)の象徴。 1.ルイス・フロイス『日本史』 中心には、彼らがテンシュと呼ぶ一種の…

史実スペクタクル逃亡譚『逃げ上手の若君』第1話「滅亡1333」

 松井優征先生の『逃げ上手の若君』(『週刊少年ジャンプ』新連載)は大変面白く、私が「実は史実は・・・」なんて解説したら炎上必死?(多分、無視されるだけ(苦笑)。…

視聴記録『麒麟がくる』第43回「闇に光る樹」2021.1.31放送

<あらすじ> もはや己の言いなりにならない正親町天皇(坂東玉三郎)の譲位を強引に進めようとする信長(染谷将太)。その責任者を命じられた光秀(長谷川博己)は、月…

この土日は新旧『歴史人』の読み比べ

この土日は、 『歴史人』「戦国武将の家紋の真実」2013年3月号(№30) 『歴史人』「名字と家紋の真実」2021年2月号(№122) を読んで、家紋博士になる予定(笑)。 タ…

北条時行なる人物

「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征が少年ジャンプに帰還! 最新作は史実を描く逃亡譚!鎌倉と室町の歴史の狭間で、誰にも物語られたことのない逃げる英雄が…

荒木村重なる人物

※歌川国芳『太平記英勇伝』27「荒儀摂津守村重」  摂州伊丹城主なり。  其先、将軍・義昭公に随従して、春永に鉾楯(ぼうじゆん)せしが、義昭公の柔弱なるをうとん…

織田信長の伊勢国平定

伊勢国の状況をざっくりと地図に記入してみた。(大雑把な地図だけど、描くのに結構時間がかかった。苦労した。) ※『勢州軍記』  近来伊勢国は、諸家、凡そ四分にて…

5年間お世話になりました m(_ _)m

5年間お世話になりました m(_ _)m

両親との約束は、

「3年やって芽が出なかった諦める」

でしたが、芽が出ず、約束破って、さらに2年──。

それも今日で終わりです。

お世話になりました m(_ _)m

今、振り返ると、

1~3年目(学生時代)は「時間はあるが、お金がない」。

記事を書くためには取材費が必要で、

仕事を受ければ受けるほど赤字。

黒字だったのは、

雑誌『歴史人』への写真提供と、

角川の『週刊ザ・テレ

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「本能寺の変」直後の明智光秀と徳川家康

「本能寺の変」直後の明智光秀と徳川家康

1.「本能寺の変」直後の明智光秀

「本能寺の変」後、明智光秀は、京都妙心寺へ行って自害しようとしたが、斎藤利三(『明智軍記』では複数の家臣)に止められて山崎合戦となった。

※明智家の菩提寺は岐阜県可児市瀬田にあったというが、焼失し、現在は墓石等が運び込まれた曹洞宗の青雲山天龍寺(岐阜県可児市瀬田)が菩提寺とされる。日本一大きな明智光秀の位牌がある。

※妙心寺:臨済宗妙心寺派の大本山。光秀の叔

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視聴記録『麒麟がくる』第44回(最終回)「本能寺の変」2021.2.7放送

視聴記録『麒麟がくる』第44回(最終回)「本能寺の変」2021.2.7放送

<あらすじ>

宿敵・武田家を打ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)から理不尽な叱責を受け、饗応役(きょうおうやく)の任を解かれる。追い打ちをかけるように信長は、光秀と縁深い四国の長宗我部征伐に相談もなしに乗り出すと告げる。「殿は戦の度に変わってしまった」と、その行き過ぎた態度をいさめる光秀に、「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と信長は冷たく言い放つ。そしてついに、あ

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あと24時間

あと24時間

お別れまであと24時間となりました。

この5年間、お世話になりました m(_ _)m

さて、今夜は「菊水の辛口」。

ぐい呑は、普通のガラスコップ。

ぐい呑にこると、数が増えていくので、シンプルに。

菊慈童の不老不死の水「菊水」ではないが、

アルコール消毒で、少しだけ寿命が延びたかもしれない。

東三河で目立つ広告といえば、関谷醸造の巨大な「酒瓶看板」である。

関谷醸造では、多くのお酒

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あと48時間

あと48時間

『麒麟がくる』の最終回「本能寺の変」まであと約48時間となった。
私の最終回予想は、

①「本能寺の変」の動機は、織田信長に「徳川家康を殺せ」と言われたこと
https://note.com/senmi/n/nb2158135c6fc
②麒麟を呼ぶのは羽柴秀吉
https://note.com/senmi/n/n02c7afa037cc

であるが、当たるかな?

さて、このブロクの命もあと約48

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「本能寺の変」の真実 ─実は徳川家康暗殺計画だった!?─

「本能寺の変」の真実 ─実は徳川家康暗殺計画だった!?─

《「本能寺の変」の真実》
「徳川家康を討って忠誠心を示せ」

と織田信長に言われた明智光秀は、亀山城から出陣した。

明智光秀本隊は堺へ徳川家康討伐に向かうとみせかけ、

実は堺で徳川家康の接待をしている織田信忠を討つ予定であった。

しかし、途中、鳥羽まで来て、

「織田信忠が堺にいない。徳川家康が逃した模様」という報告

「徳川家康は我らを裏切り、船で逃げた模様」という誤情報

が届いたので、

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『歴史道』で「本能寺の変」のお勉強

『歴史道』で「本能寺の変」のお勉強



 新聞社の本だけあって「~道」というお堅いタイトルである。

「古来日本では、柔道、華道、武士道から相撲道、野球道などの造語まで、歴史と伝統のある技芸に「道」を付けて重んじ、昇華させてきました。その価値観に敬意を表し、また少しでも先達に近づきたいという思いから『歴史道』(れきし・どう)という誌名を命名しました▶また歴史とは、古代、中世から近現代まで「一本の道(みち)」として繋がっているものです

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節分

節分

去年は年女だったから、近所の神社で豆をまいた。

今年は家で年の数の豆を食す。
(37粒じゃないぞ! 13粒でもないが;)

さらに南南東に向かって「恵方巻」を食す。

「瀬戸内海産海苔使用」・・・有明海じゃないの?

ちなみに浜名湖産の海苔は、香りの良い「青海苔」。

でも、浜名湖の売店で売ってるのは「混ぜ海苔」。

「混ぜ海苔」とは・・・

香りの良い浜名湖の青海苔と、味の良い三河湾産の黒海苔

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史実スペクタクル逃亡譚『逃げ上手の若君』第2話「鬼ごっこ1333」

史実スペクタクル逃亡譚『逃げ上手の若君』第2話「鬼ごっこ1333」

 松井優征先生の『逃げ上手の若君』(『週刊少年ジャンプ』連載中)は大変面白く、私が「実は史実は・・・」なんて解説したら炎上必死?(多分、無視されるだけ(苦笑)。)
 史実を知らない方がいいと思う方はお戻り下さい。

第2話「鬼ごっこ1333」あらすじ

 前回は鎌倉幕府が8ページで滅ぶというスピード展開であったので、今回からは「諏訪編」かと思いきや、

 ──まだ鎌倉にいた。

警備が厳重で、鎌倉

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第六天魔王・信長の安土城

第六天魔王・信長の安土城



安土は、織田信長の理想郷。

安土城は、織田信長の夢の城にして、安土政権(織田政権)の象徴。

1.ルイス・フロイス『日本史』

中心には、彼らがテンシュと呼ぶ一種の塔があり、私たちの塔より気品があり壮大な建築である。
この塔は七重からなり、内外共に建築の妙技を尽くして造営された。事実、内部にあっては、四方に色彩豊かに描かれた肖像たちが壁全面を覆い尽くしている。外部は、これらの階層ごとに色が分

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史実スペクタクル逃亡譚『逃げ上手の若君』第1話「滅亡1333」

史実スペクタクル逃亡譚『逃げ上手の若君』第1話「滅亡1333」

 松井優征先生の『逃げ上手の若君』(『週刊少年ジャンプ』新連載)は大変面白く、私が「実は史実は・・・」なんて解説したら炎上必死?(多分、無視されるだけ(苦笑)。)
 史実を知らない方がいいと思う方はお戻り下さい。

第1話「滅亡1333」あらすじ

 主人公の「逃げ上手の若君」こと北条時行(8歳)は、得宗(北条家宗家)の人間で、成長したら鎌倉幕府の執権になることが約束され、幸せな生活を送っていた。

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視聴記録『麒麟がくる』第43回「闇に光る樹」2021.1.31放送

視聴記録『麒麟がくる』第43回「闇に光る樹」2021.1.31放送


<あらすじ>

もはや己の言いなりにならない正親町天皇(坂東玉三郎)の譲位を強引に進めようとする信長(染谷将太)。その責任者を命じられた光秀(長谷川博己)は、月にまで届く巨大な大木を切る不思議な夢に毎夜うなされるようになる。病の療治のため京にやってきた帰蝶(川口春奈)に、光秀は「こんなとき斎藤道三ならどうしただろうか」と尋ねる。すると、帰蝶の口から意外な答えが返ってくる。

<紀行>

兵庫県丹

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この土日は新旧『歴史人』の読み比べ

この土日は新旧『歴史人』の読み比べ



この土日は、
『歴史人』「戦国武将の家紋の真実」2013年3月号(№30)
『歴史人』「名字と家紋の真実」2021年2月号(№122)
を読んで、家紋博士になる予定(笑)。

タイトルを「読み比べ」としたのは、出版社がKKベストセラーズからABCアークに変わったからなんですが、

最初にシールがついてるとか、は同じ。
出版社が変わっても、編集部員が同じなら、中身は変わらないんだろうな。

北条時行なる人物

北条時行なる人物



「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征が少年ジャンプに帰還!
最新作は史実を描く逃亡譚!鎌倉と室町の歴史の狭間で、誰にも物語られたことのない逃げる英雄がいた――。その名は北条時行。足利高氏によって鎌倉幕府を打倒され、家族も地位も失った少年は、地の果てまで逃げ延び復讐を遂げられるか!
https://www.shonenjump.com/j/rensai/nigejozu.html
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荒木村重なる人物

荒木村重なる人物



※歌川国芳『太平記英勇伝』27「荒儀摂津守村重」

 摂州伊丹城主なり。
 其先、将軍・義昭公に随従して、春永に鉾楯(ぼうじゆん)せしが、義昭公の柔弱なるをうとんじ、大多に降り、春永の面前に出るに及んで村重の曰、「己が領国・摂州の地は、総て13郡分国にして、敵徒、所々に城を構へ、兵士を集むあはれ、某に切取の事を仰付られなば、身命を抛(なげうち)、切鎮(きりしづめ)るべし」と言上なすに、春永、莞

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織田信長の伊勢国平定

織田信長の伊勢国平定



伊勢国の状況をざっくりと地図に記入してみた。(大雑把な地図だけど、描くのに結構時間がかかった。苦労した。)

※『勢州軍記』
 近来伊勢国は、諸家、凡そ四分にて之を守護す。南五郡は国司・北畠家の領地也。北八郡は工藤一家、関一党、其の外、「北方諸侍」の領地也。但し、南方度会郡山田、三保、宇治、大郷等は天照大神宮の領知也。http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/936

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