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記事一覧
『明智軍記』(第9話)
今回「信長公妹被嫁浅井事付斎藤龍興落居事(信長公の妹、浅井へ嫁(かせ)らるる事。付けたり、斉藤竜興、落居の事)」(第9話)も織田信長の話で、明智光秀は登場しません。
★原文&現代語訳(大河マニアックス様)
https://iiakazonae.com/1262/
★解説(武将ジャパン様)
https://bushoojapan.com/bushoo/azaasa/2020/09/28/1509
『明智軍記』(第8話)
『明智軍記』第8話のタイトルは「秀吉公立身之事」ですので、豊臣秀吉の出世の話かと思ったらそうではありません。内容は、
(1)徳川家康の出自(挿入丁)
(2)徳川家康の出世(挿入丁)
(3)豊臣秀吉の出自
(4)豊臣秀吉の出世
と、どれも1冊の本が書けそうな内容です。
──さて、どうまとめるか・・・
最初は『明智軍記』の要約を書いたのですが、読んでみると『明智軍記』より面白くない!(小
『明智軍記』(第7話)
戦国未来@金欠です。
この連載は「読者様より先にゆかりの地へ行き、ガイドする」というものですが(本当?)、前回の「石川県の明智光秀のゆかりの地」には資金難で行けませんでした。今回も金欠で織田氏の本貫地・織田庄(剣神社とか)には行けませんでした。サポートを得られない文章しか書けない自分の不甲斐なさに腹が立ちます。
次回は豊臣秀吉ゆかりの地の紹介になります。執筆にあたり、金欠で再訪していません
『明智軍記』(第6話)編集部でカット
『明智軍記』(第6話)の解説は難しいです。第6話は、「足利初代将軍は・・・2代将軍は・・・」と延々と13代将軍まで説明する話です。解説文も「足利初代将軍は・・・2代将軍は・・・」と解説したら2番煎じです。言い換えに過ぎません。
それで、
・第6話に書かれている事を年表としてまとめる。
・読解の手助けとなるよう、家系図を制作する。
という方針にし、最初の将軍・足利尊氏と、当時の最後の将軍・13代
「天逆鉾」は今どこにある?
※今回も『明智軍記』の脱線記事です。
「天逆鉾」は、邇邇芸命(天照大神の孫)が、天孫降臨の時に持参し、「国家の安定を願い、この矛が二度と振るわれることのないように」との願いをこめて高千穂峰に突き立て、坂本龍馬が引き抜いたことで有名ですね。
また、天照大神が降臨地に、五十鈴などと共に高天原から落としておいたといわれています。その天照大神の降臨地を探し当てた倭姫命は、五十鈴が落ちていたところの
『明智軍記』(第5話)福井県内の明智光秀ゆかりの地
★原文&現代語訳(大河マニアックス様)
http://iiakazonae.com/1223/
★解説(武将ジャパン様)https://bushoojapan.com/bushoo/akechigunki/2020/01/10/141138
昨年末、「福井県内の明智光秀ゆかりの地」に案内板がたてられたのですが
①美濃街道(道の駅九頭竜 大野市朝日)
・紹介済み https://bushoo
【活動支援記事】伊勢神宮ご祭神考-天照(アマテル)と天照(アマテラス)-
伊勢神宮のご祭神については、「内宮が女神・天照大神、外宮が女神・豊受大神」として広く知られています。ところが、『明智軍記』の伊勢神宮の紹介や西行法師の歌にあるように、外宮のご祭神は男神とする「外宮男神説」が昔からあります。調査してみました。
1.伊勢神宮の成立
──天皇家のレガリア「三種の神器」は、なぜ皇居に置かれていないのか?
崇神天皇6年、御所に坐す天照大神と倭大国魂のパワーがすごく
【活動支援記事】もう1つの真実 ー明智光秀文学碑の謎ー
『明智軍記』は、史実、通説、定説、学説を知っている人にとっては「誤謬充満の悪書」ですが、知らない人にとっては、面白い時代小説です。
たとえば、第5話「北海舟路事付根挙松事」には、「永禄8年5月9日から20日まで、明智光秀は、薗阿上人を誘って、山代温泉へ湯治に行った」と書いてあり、何も知らない人は、「ああ、そうですか」で終わりです。
事実、長崎称念寺には「住職の薗阿上人が明智光秀と旅行した」
カットされた記事(1)「永平寺について」
<写真1:永平寺(永平寺唐門)>
第4話は、「朝倉義景永平寺参詣事付城地事」(朝倉義景、永平寺参詣の事。付けたり、城地の事)です。明智光秀の主君・朝倉義景が、父・朝倉孝景の17回忌にあたる永禄7年(1564年)3月22日に、一乗谷から吉祥山永平寺(福井県吉田郡永平寺町志比)に参詣した話で、帰り道、朝倉義景が「これからは鉄砲の時代。城を築くならどこがいい?」と明智光秀に聞いたので、明智光秀が
カットされた記事(2)「『明智軍記』現代語訳事始め」
「異国は知らず、本朝に於ひては、要害(ようがい)のため、昔は山を片取り、城を築きける也。近代は、鉄炮出(い)で来(き)ぬれば、古(いにし)への境地(きょうち)は用ひるに足らずと覚ゆ。当国にては、何れの処、居城に然るべきや。委(くわし)く申すべし」
第4話を現代語に訳するにあたり、最も難しいのがこの文です。意味は、「鉄砲の出現前後で城の立地条件はどう変わったの? そして、鉄砲が現れた今、越前国で城