#エッセイ
黒いラブラドール・レトリバー
一昨日の朝6時過ぎ、バイトへ出かけていくとき、犬と散歩している男のひとを見かけた。
犬は普段からよく見かけるけれども、その日見た犬は黒いラブラドール・レトリバーだったから、犬と男のひとの横を通り過ぎるときに思わずじいっと見入ってしまった。
すると真っ黒な犬も、てくてく歩きながらじいっと私を見てきた。私たちは初対面なのに互いをじろじろ眺める、不思議な人間と犬だったと思う。けれどあの子が私の方を見
カッターシャツの彼2
少し前に、私は「カッターシャツの彼」というタイトルをつけて、いつもスーツ姿で登校している大学の同級生についてnoteを書いた。
以前書いたnoteのリンクを貼り付けておいたので(この機能に密かに憧れていたので初めて使ってみた)、もしよろしければ、暇つぶしのような軽い気持ちで読んでください。
そしてまさか再び彼のことを書く気になり、実際に書くとは夢にも思わなかったのだけど、ここから本題に入ってゆ