マガジンのカバー画像

パートナーシップ

12
夫婦関係や夫の退職で変化していく生活や関係性について
運営しているクリエイター

記事一覧

面接ミッション《頑張らないこと》

面接ミッション《頑張らないこと》

夫が会社を辞めて10か月。
先月からいよいよ就活を始めました。

1社目はレベルも給与も高く憧れの仕事内容の会社で、ガチガチに緊張して面接へ。

2社目は気軽さで選び、リラックスして行くと口では言いながら、前日に密かに洗車する気の入れようで。

どちらも残念な結果に終わり、日課の散歩をしながら、感情とニーズを丁寧にすくい続けました。

なぜその会社で働きたいのか、何を大事にして面接へ行くのかの意図

もっとみる
夫の封印されたニーズは…

夫の封印されたニーズは…

子ども部屋だけでなく、大人のスペースだってほしい!

わたしと夫それぞれのスペース作りを始めたものの、大変でした。
なぜなら家のあちこちに、お互いのものが散らばっていたから。

区分けするためには、全てを一度出すという果てしない作業が待っていました。

言いだしっぺでもあり、強い願いをもっていたわたしは、大変さも期待のワクワクも感じて動いていました。

だけど夫は半分は自分のため、半分は言い出した

もっとみる
ラーメンが食べたい夫と、蕎麦が食べたいわたし

ラーメンが食べたい夫と、蕎麦が食べたいわたし

夫とふたりの旅は、奄美を出て熊本に寄っています。

旅の中でやりたいこと、食べたいものなどは、お互いの意見をお互いに尊重しながら過ごしてきました。

だけど旅が後半になるにつれ、疲れがたまってきたこともあり、意見が分かれることも多くなりました。

昨日はついに、食べたいものが完全に分かれてどちらも譲れない状況に。

熊本市内に滞在する時間はわずかだったため、順番に…は難しく、お互いの気持ちに共感し

もっとみる
夫にぶつけたうんちとぶつけられたうんち

夫にぶつけたうんちとぶつけられたうんち

窓から身を乗り出して、洗濯物を干そうとしたら転倒しました。

気づいたら外に倒れていて、体と頭を強打して動けず、星がクルクル回っていました。

夫も息子も在宅だったのですが、息子はヘッドフォをしていて、夫は別室にいて気づいてもらえず。

しばらく一人倒れたまま呆然としてから、ふらふらと立ち上がりました。

あちこち痛い。ふらふらする。なんだか淋しい。

ソファーで休んでいると、しばらくしてから夫が

もっとみる
パートナーシップの鍵となるもの

パートナーシップの鍵となるもの

わたしたちは出逢う前から、それぞれサーフィンやブキボーを愉しんでいました。

「会ってみたらと思う人がいるんだ。海が好きな人だよ」と友人が引き合わせてくれたその人の第一印象は、全身が優しさのオーラで纏われている。その反面ちょっと頼りなさを感じる、でした。

あるときわたしは、乗っていた車で自転車との接触事故を起こしてしまったんです。

相手のかたの命に別状はなかったものの、パニックになって母に電話

もっとみる
仕事を辞めて2か月、夫の新たなチャレンジを応援する

仕事を辞めて2か月、夫の新たなチャレンジを応援する

夫が仕事を辞めて2か月。

趣味のプラモデル作りに没頭して過ごしていましたが、来週から学校に通うことになりました。

職業能力開発促進センターという学びの場で、溶接について学ぶそうです。

相談されたとき、溶接をやりたいなんて聞いたことがなかったので「半年ってかなり長い時間だよ。よく考えて決めたほうがいいと思う」と言いました。

もしかして資格があったほうが就職が有利とか、学びながら雇用保険の失業

もっとみる
夢を実現していく

夢を実現していく

「もしもあと一か月しか生きられないとしたら、なにがしたいだろう。
しなきゃ後悔することってなんだろう。」

先日、夫とふたりでドライブしながら話していた話題です。

義母の入院や、お互いの仕事のストレスのこと、抱えたり向き合っているものについて話すうちにふと浮かんだ問いでした。

一瞬、部屋の掃除や食べたいものを食べるといった日常も浮かびましたが、掃除はしたいよりもしなきゃに近く、自分がいなくなっ

もっとみる
夫が毎日家にいても憂鬱にならない理由

夫が毎日家にいても憂鬱にならない理由

5年前、10年前のわたしは、GWやお盆休みという終わりが決まっている休日さえ「そろそろ終わらないかなぁ」「ひとりの時間が早くほしい~」と思っていました。

夫は家事に協力的な人で、掃除を手伝ってくれることも、昼食や夕食を作ってくれることもあります。
友人からは「家事を手伝ってくれるなら、いたっていいじゃない」と言われたりもしましたが、なんだか分からないけれど一緒にいるだけで自分のペースが崩される気

もっとみる
夫婦で過ごす人生の夏休み

夫婦で過ごす人生の夏休み

前回の記事、たくさんのかたに読んで頂けてうれしいです。ありがとうございます。

夫に伝えたら「複雑な気持ち」だそう。
そりゃそうですよね笑。

自分に優しく正直に生きるスタートラインにふたりで立つ旅。

出発してすぐ、高速のジャンクションで進む方向を間違えてしまいました。
それも2回連続で笑。

次の出口で間違えてしまったことを伝えると、係のかたが丁寧に対応して下さってUターンさせてもらいました。

もっとみる
そしてやっと、夫は無職になる

そしてやっと、夫は無職になる

夫が会社を辞めました。

今の感情は「安堵する」「恩を感じる」「すっきりした」「あるがままを受け入れる」。

そう思えるようになるまで、20年かかりました。

夫が無職になったのは、結婚してから二度目。結婚して一年ほど経ったときにもありました。

夫が勤めていた会社が潰れて「少しゆっくりしたい」と言われたとき、わたしの心の中で黒い声が呟きました。

ふり返るとわたしたちは、共に頑張る・共にいるとい

もっとみる
一番大事な人にNVCを届けられた日

一番大事な人にNVCを届けられた日

こんにちは、NVC(共感コミュニケーション)をツールに自分の大事にしたいことを探すセッションやワークを開催しています、さーよです。

NVCを知り、学び、その気づきや視点が衝撃すぎて、身近な人にも知ってほしいと場を作り始めてから4年目に入りました。

場をひらくことで、たくさんの出逢いがあったり、共に学ぶことでたくさんの気づきや変容の瞬間に立ち会うことができました。
自分も含め、身の周りには、生き

もっとみる
夫婦の話し合いを「調停」から「対話」へ

夫婦の話し合いを「調停」から「対話」へ

(突然ですが、結婚しているかたへ)
    結婚した理由はなんですか?

結婚した理由
安心できる場所がほしくて、夫と結婚しました。

得たものと同時に失ったものもあって、自由な時間や自由に使えるお金。
友人との旅行、男友だちとのつながり。

夫の失ったものは趣味のバス釣り、プラモデルなど(もっとあると思います)。

「〇〇くんがショートが好きって言うからそうしてみた♡」みたいなこと、恋愛によくあ

もっとみる