記事一覧
他の製薬会社よりも割高?イーライリリーの事業モデルを分析する。【米国株長期投資】
イーライリリーの業績は安定成長中ですが、業績の伸びよりもさらに、株価が上昇しています。ファイザー https://www.tenq.cc/stocks/PFE と比較するとその違いがよくわか…
EDGARデータと連携する、米国株四半期株価・業績チャートアプリ「TenQ.cc」を開発しました。米国会社四季報や株探「米国株版」との違いを紹介します。【米国株長期投資】
今回は、私が開発した、米国株四半期株価・業績チャートアプリ「TenQ.cc」について紹介したいと思います。
位置づけとしては、米国会社四季報(東洋経済新報社)のオンライン版、あるいは株探USの類似アプリとなりますが、それぞれの違いについて、以下にまとめてみたいと思います。
今回の記事を見ていただくことで、「TenQ.cc」について、より理解していただけると思っています。
米国会社四季報との比較
バフェット太郎さん推奨のセクターファンド、VHT(バンガード米国ヘルスケア・セクターETF)の中身(上位構成銘柄の株価と業績トレンドを知る)
最近のバフェット太郎さんの、Youtube動画(*1)では、今後の米国景気後退期に備えた投資先として、3つのセクターファンドが紹介されます。
その3つとは、こちら
・VDC:バンガード米国生活必需品セクターETF
・VHT:バンガード米国ヘルスケア・セクターETF
・IBB:iシェアーズ・バイオテクノロジーETF
今回は、そのうち、VHT:バンガード米国ヘルスケア・セクターETFの上位構成銘柄
営業キャッシュフローの大切さは、じっちゃまと勝間和代さんから学んだ。米国株・業績チャートアプリに、営業キャッシュフローマージンのグラフ表示を追加した理由。
TenQのチャートには、株価と四半期業績をプロットした、メインチャート領域以外に、営業キャッシュフローと純利益、そして営業キャッシュフローマージンを折れ線グラフで重ね合わせた、サブ領域があります。
通常、株価チャートとかさねあわせる棒グラフのデータといえば、取引量を表すものが通常です。では、なぜ、営業キャッシュフローに関連するデータを表示したのかについてお話します。
それは、2冊の本から得たエ
他の製薬会社よりも割高?イーライリリーの事業モデルを分析する。【米国株長期投資】
イーライリリーの業績は安定成長中ですが、業績の伸びよりもさらに、株価が上昇しています。ファイザー https://www.tenq.cc/stocks/PFE と比較するとその違いがよくわかります。
ファイザーの直近年次決算(2021年12月期)のPERは約15倍。一方、イーライリリーの直近年次決算(2021年12月期)のPERは約45倍です。
これは、ファイザーの3倍の水準ですので、割高とも
米国景気後退期を乗り切れるか。純利益が営業キャッシュフローを上回る理由と今後の株価動向。アメリカ最大の住宅リフォーム小売チェーン、ホームデポ「HD」【インフレ対策】
アメリカ・ジョージア州に本社をもつ、ホームデポ。米国住宅市場が堅調なこともあり、同社の業績も右肩上がりの堅調さをしめしています。
同社の四半期業績(EPSx15倍、薄緑色の部分)をみると、1年後とにこぶのように盛り上がる部分がありますが、これは、第2四半期(6-8月)の売上、利益が最も大きく、第4四半期(11-1月)の売上、利益が最も小さい傾向があります。ホームセンタービジネスということで季節性
バフェット太郎さん推奨! iシェアーズ バイオテクノロジー ETF(IBB)の構成比率最上位銘柄、ギリアド・サイエンシズの株価・四半期EPS推移を研究する。
投資系Youtuberバフェット太郎さんがこれからの景気後退期に備えるための投資先の一つとして、 iシェアーズ バイオテクノロジー ETF(IBB)を上げられました。(*1)。
今回は、このETFの構成銘柄最上位である、ギリアド・サイエンシズを取り上げます。
(2022年6月現在、構成比率7.62%)
チャートをみていくと、業績、株価ともにどちらかというと横ばい傾向。コロナ関連のビジネスも手掛
モンスター・ビバレッジ【MNST】業績安定の定番企業なのに、突然営業キャッシュフローがマイナスになった理由を解説する【米国株長期投資】
2020年の時点で、モンスターエナジーは57億ドルの米国のエネルギードリンク市場の39%近くを占めており、RedBullに次いで2番目に高いシェアを占めています。今回は、そのモンスターエナジーを販売する、モンスター・ビバレッジの株価、業績チャートを解説します。
食品業界株は、今後、不景気が予測されている米国においても、安定的な業績が期待できることから、2022年3月からの利上げ局面でもいったんは
グロース銘柄でありながら、安定的配当も出す。マイクロソフト「MSFT」の今後を占う【米国株長期投資】
法人向けクラウド事業Azure、個人・法人向けWindows、Office事業、ゲーム事業Xboxとテクノロジー・エンタテイメント領域で盤石な基盤をもつマイクロソフト。株価も利上げ開始までは右肩あがりでした。
直近でのEPSが若干下落しているのが気になりますが、基本的には、業績は右肩あがり、純資産(薄紫の領域)も右肩上がりとなっており、収益性、健全性ともに弱点が見当たらない会社です。また、毎年配
楽天証券の記事で、NISA口座で買える米国株初心者向け銘柄として推奨。ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は本当に初心者におすすめか?【米国株長期投資】
楽天証券の記事(*1)で、NISA口座で買える米国株初心者向け銘柄として5つ銘柄が紹介されています。その5つとは、アップル(AAPL)、マイクロソフト(MSFT),ビザ(V)、エヌビディア(NVDA)、そして今回紹介する、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)になります。私見ですが、この5つの中で、現時点で初心者に一番のおすすめは、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)かなと思います。
ジョ
暴落してもまだ高い? しかし、メタバースの未来はエヌビディア「NVDA」と、〇〇社とともにある。【米国株長期投資】
今回は、利上げ局面で、厳しい値下げとなっているハイパーグロース株の代表格、エヌビディアを取り上げたいと思います。
エヌビディアのチャートと、以前紹介した、ユナイテッドヘルスのチャートをぜひ見比べていただきたいと思います。
エヌビディアのチャートは薄緑の領域(EPS*15倍ライン)から、株価は大きく上放れています。(直近、2022年4月期PER 72.45倍)
2022年3月からの利上げ局面に
思い出そう。たった2年前、原油先物がマイナスだったことを。今年絶好調のシェブロン「CVX」の株価、四半期業績チャートから今後を考察する【米国株長期投資】
2022年はインフレ基調で、原油価格高騰、石油株バク上がりのトレンドですが、たった2年前、原油価格がマイナスの価格をつけました。
原油先物価格がマイナスという異例の事態ですから、当然株価は売り込まれ、株価は純資産価格を割り込む水準となりました。その後1年間は業績低迷、株価低迷局面がつづきますが、2021年3月ごろから株価と業績が持ち直し始めます。
株価は、一株あたり純資産価格の約70ドル近辺を