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サルデーニャの調理道具 -その1-
Su Prattu de Cassa (ス プラットゥ デ カッサ)
サルド語で“狩りの一皿”という意味の銅の浅鍋。ポルトガルのカタプラーナと
よく似ていますが、その起源はわかっていません。
しかし銅はヌラーゲの頃の人類が初めて加工した金属だと思われ、おそらく
伝統的なサルデーニャ料理をするのに用いられた最古の浅鍋でしょう。
同じような2枚の浅いドーム型の銅皿が合わさり、弱火にかけてお
Strutto(ラード)について
はちみつ同様、サルデーニャのお菓子によく使われるのが豚の脂、ラード。
バターやマーガリン、各種オイルよりお菓子だけでなく、パンにもよく使います。
ただ、日本で売っているラードとはなんか違う、、、サルデーニャのマンマは
自分でつくることが多いんです。
やっぱり美味しい豚からつくるラードは美味しい!サルデーニャでは豚を飼う家が
多いからラードを頻繁に使うのかも。。。
つくり方は美味しい豚バラ肉の白
🍴新玉ねぎのフォカッチャ(Sa Costedda)
-以前のHPブログに載せたものです-
サルデーニャの南東側にある海岸沿いのリゾート地、Villasimiusの郷土料理。
フォカッチャと言っても薄〜くってかなり柔らかめ。トマト、または白タマネギ
(新玉ねぎ)でつくるのが定番。トマトは美味しい旬の時期に作る方がいいかな、とまずは白タマネギで。
<材料> - 分量は目分量です🙏-
・白タマネギ(新タマネギ)
・ピッツァ用の粉のイースト ひ
伝統的な手打ちパスタ
サルデーニャの小麦文化でパン以外の代表的なもののひとつ、多種多様な手打ち
パスタ。ほとんどがショートパスタで特定の村でしか作られていないものも多く見られます。サルデーニャ料理はシンプルなレシピが多いのでせめていろんな形のパスタで変化をつけよう、とパスタの種類が増えたようです。
最近は特定の村限定パスタも島全域に見られるようになってきましたが、3つの地域の代表的なパスタをご紹介します。
-島
🍴Purpuzza -プルプッツァ-
-以前のHPブログに載せたものです-
プルプッツァ、サルド語です、訳すのが難しい、、、要はスパイスなどでマリネ
した豚ミンチ肉を炒めただけの料理なんですが、これがクセになる程美味しい!
手軽に作るなら生ソーセージの中身を使えば良いんですが、日本では美味しい生ソーセージを見つける方が大変。。。なのでお家でマリネしちゃいましょう。
スパイスはお好みなんですが、このレシピは飼っている豚で生ソーセージ
🍴Pane frattau-パーネ フラッタウ
エピソードでご紹介したパーネ カラザウを使った一品です。
材料
パーネ カラザウ
トマトソース
ペコリーノチーズ、パルミジャーノチーズ(パウダー状のものでどちらか一方
またはミックス)
卵
作り方
1) パスタを茹でるときのような塩加減の熱湯の中にパーネカラザウをサッと
くぐらせる(少しパーネ カラザウが湿るぐらい)
2) お皿一面にパーネ カラザウを敷き、トマトソースをの
Pane carasau-パーネ カラザウ
食べ出したらやめられない、病みつきになってしまう私の大好きなサルデーニャの
パン、Pane Carasau-パーネ カラザウのおはなしです。
“Carasature”と言うのはサルド語で“2度焼き”-つまりパリパリする、の意味で
カラザウの名はそこから来ています。でもイタリア本土などでは楽譜パンとしての方がよく知られています。楽譜のように薄い、ということと食べるとパリパリと
音がする、ということ
サルデーニャのパンたち
つくられる機会によって多種多様なサルデーニャのパン。そのほとんどがセモリナ粉(粗挽きの硬質小麦)からつくられることが多いのですが、ときには子供や犬の
おもちゃに、とふすま入りの粉で作られることもあります。
また、かたくなったパンはスープを染み込ませて野菜やチーズなどを足して一品
料理にし、余すことなく食べ尽くします(地域によって足す食材、呼び名が異なります)
そんなたくさんあるパンの中から少し
🍴鰯と新玉ねぎのマリネ
昔に比べると鰯の値段が上がったように思いますが、それでも手軽におうちでも
食べることが多い鰯と今が旬の玉ねぎを使ったとって〜も簡単、でも美味しい
一品です。
<材料> 量は適宜で、、、すみません
鰯
新玉ねぎ
オリーブオイル
ワインビネガー
塩、小麦粉、揚げ油
<作り方>
1) 玉ねぎは薄切りにし、塩、オリーブオイル、ワインビネガーと一緒に鍋に入れて 火にかけ、弱火でじっくり火を通す