雲南日本商工会

雲南省の日本の商工会です。会員相互の親睦を図ると共に会員の円滑な商工活動を相互支援し、…

雲南日本商工会

雲南省の日本の商工会です。会員相互の親睦を図ると共に会員の円滑な商工活動を相互支援し、日中経済交流の発展及び日中友好の増進に資することを目的としております。雲南省にお越しの折にはぜひご連絡ください。連絡先(雲南日本商工会事務局):y.j.shokokai@gmail.com

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私たちは雲南日本商工会です

 小さいですが、雲南省にも日本の商工会があります。雲南日本商工会です。雲南日本商工会は、会員相互の親睦を図ると共に、会員の円滑な商工活動を相互支援し、以て日中経…

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雲南日本商工会通信2024年3月号「副会長の挨拶」

 「子供、叱るな、来た道じゃ、老人笑うな、行く道じゃ」  生きてれば毎年、毎年、1歳ずつ歳をとるわけで、体型も見た目も反応も変わってくるのは生物としての道理です…

雲南日本商工会通信2024年3月号「雲南日本語補習授業校の紹介記事がWEBマガジンに掲載」

 当商工会は昨年、海外子女教育振興財団の月刊『海外子女教育』編集部から「雲南日本語補習授業校」の取材依頼を受けました。  海外子女教育振興財団は、海外子女・帰国…

雲南日本商工会通信2024年3月号「「第14回彩雲基金日本語スピーチコンテスト」の開催のお知らせ」

 「彩雲基金日本語スピーチコンテスト」の開催にあたり、これまで多くのご支援をいただきましたこと厚く御礼申し上げます。  本年も 4 月 20 日(土)に「第 14 回彩雲基…

雲南日本商工会通信2024年3月号「編集後記」

 「いまね、『こっちに来ないか』って同業他社から誘われてるんだ。どう思う?」  そう言って、隣に座る同僚が会社の資料を見せてくれました。それを読んだ私は「なるほ…

雲南日本商工会通信2024年2月号「会長の挨拶」

 車はやっぱりガソリン車がいいですよね、マニュアルで1速2速とギアを上げながら、エンジンの排気音を聞きながら加速していくあの感覚はたまりません。何よりも車を自分で…

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雲南日本商工会通信2024年2月号「定例会開催のお知らせ」

 次回の定例会は3月1日(金)、または2日(土)の19時から開催予定です。当日にJETRO成都の新所長がご挨拶に来てくださる予定のため、より多くの会員の皆様にお集まりいた…

雲南日本商工会通信2024年2月号「編集後記」

 私はいまスターバックスにいます。なぜなら、中国人の同僚女性が以下のようなことを言ったからです。  「外出先で急にウェブ会議をすることになったので、1年ぶりにスタ…

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雲南日本商工会通信2024年1月号「会長の挨拶」

 11月の末から2週間ほど、半年ぶりに日本で過ごしてきました。平日の昼間は顧客回り、夜は接待等で毎晩の会食。週末は昔の仲間と会ったり、娘の買い物に付き合わされたり…

雲南日本商工会通信2024年1月号「副会長の挨拶」

新年のごあいさつ  2024年 明けましておめでとうございます。  何がおめでたいのか、ですが、とりあえずは隣国が攻めてきて戦争になることもなかったですし、コロナ自粛…

雲南日本商工会通信2024年1月号「編集後記」

 年初ゆえ、今後の中国経済の見通しを考えてみました。「たとえバカでも自分の頭で考える」がモットーなので、今年もあえて書く次第です。ちょっと長いので、お忙しい方は…

雲南日本商工会通信2023年12月号「会長の挨拶」

 中学生の頃は、歴史の授業が特に好きではありませんでした。  昔々、○年にどのようなことが起き、どうなったかということを暗記すること、そしてそれが試験に出されて…

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雲南日本商工会通信2023年12月号「編集後記」

 膨れ上がる不動産業や地方政府の債務。深刻化する若年層の失業。先行き不安による需要の落ち込みとデフレ圧力……。今後の中国経済を立て直すためにはどうすればいいのか…

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雲南日本商工会通信2023年11月号「副会長の挨拶」

 ご存じの通り、ロシアとウクライナの戦争に続いて、イスラエルとパレスチナも戦争状態になってしまいました。情報化が進んだ21世紀においても人間は戦争するのですねえ。…

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雲南日本商工会通信2023年11月号「編集後記」

 不況が続く中国経済。明るい材料を常に探しているのですが、「“彼”が方針を改めること」を除いて何も見つかりません。  昆明のある老板も「中国の不景気は30年続くだ…

雲南日本商工会通信2023年10月号「会長の挨拶」

 中国からの観光ビザの基準を緩和した日本では、この中国の大型連休に多くの観光客が訪れるようです。海洋放水の影響での懸念もありましたが、良識ある方はわかっていらっ…

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私たちは雲南日本商工会です

私たちは雲南日本商工会です

 小さいですが、雲南省にも日本の商工会があります。雲南日本商工会です。雲南日本商工会は、会員相互の親睦を図ると共に、会員の円滑な商工活動を相互支援し、以て日中経済 交流の発展及び日中友好の増進に資することを目的としております。
 2005年から始まった当会は小ぢんまりとした組織ですが、雲南省に駐在したり、住むことになった折には、ぜひご連絡ください。

 私たちは毎月「雲南日本商工会通信」を発行して

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雲南日本商工会通信2024年3月号「副会長の挨拶」

雲南日本商工会通信2024年3月号「副会長の挨拶」

 「子供、叱るな、来た道じゃ、老人笑うな、行く道じゃ」

 生きてれば毎年、毎年、1歳ずつ歳をとるわけで、体型も見た目も反応も変わってくるのは生物としての道理です。理性では当然と理解できても、心では老化を感じないわけですから、これが一つの始末が悪いところで、戦争や圧政に関連している各国の指導者や、高齢化先進国の某国の政治指導者を見ても、この「心は老化を感じない」という問題が根本原因のようにも思い

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雲南日本商工会通信2024年3月号「雲南日本語補習授業校の紹介記事がWEBマガジンに掲載」

雲南日本商工会通信2024年3月号「雲南日本語補習授業校の紹介記事がWEBマガジンに掲載」

 当商工会は昨年、海外子女教育振興財団の月刊『海外子女教育』編集部から「雲南日本語補習授業校」の取材依頼を受けました。
 海外子女教育振興財団は、海外子女・帰国子女教育の振興を図るため、 1971 年に外務省および文部省(現 文部科学省)の許可を受け、海外で経済活動を展開している企業・団体によって設立された公益財団法人です。
 西澤会長の指導の下、必要な資料を揃えた結果、今年1月に『海外子女教育』

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雲南日本商工会通信2024年3月号「「第14回彩雲基金日本語スピーチコンテスト」の開催のお知らせ」

雲南日本商工会通信2024年3月号「「第14回彩雲基金日本語スピーチコンテスト」の開催のお知らせ」

 「彩雲基金日本語スピーチコンテスト」の開催にあたり、これまで多くのご支援をいただきましたこと厚く御礼申し上げます。
 本年も 4 月 20 日(土)に「第 14 回彩雲基金日本語スピーチコンテスト」を開催いたします。
 つきましては、貴会並びに会員の皆様にもご協賛を賜りたくお願い申し上げる次第でございます。昨年の協賛実績と今回の協賛依頼につきましては下記に詳細を記しております。何卒ご検討のほどよ

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雲南日本商工会通信2024年3月号「編集後記」

雲南日本商工会通信2024年3月号「編集後記」

 「いまね、『こっちに来ないか』って同業他社から誘われてるんだ。どう思う?」
 そう言って、隣に座る同僚が会社の資料を見せてくれました。それを読んだ私は「なるほど!」と膝を打ちました。
 私の所属する会社は「日本語教育」を飯のタネにしています。その主な業務は日本語教師を高校に派遣することです。
 ただ政府規定では「教師は高校が直接雇用すること」になっているので、教師派遣業務はグレーなビジネス。すで

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雲南日本商工会通信2024年2月号「会長の挨拶」

雲南日本商工会通信2024年2月号「会長の挨拶」

 車はやっぱりガソリン車がいいですよね、マニュアルで1速2速とギアを上げながら、エンジンの排気音を聞きながら加速していくあの感覚はたまりません。何よりも車を自分で駆ることの楽しさと自由さを実感できることこそ、自分が車好きである最大の原因であると思っています。16歳で原付免許を取って初めてバイクで街を走った時の嬉しさと楽しさは、今でもはっきりと記憶にあります。そしてこの歳になってもマニュアルのスポー

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雲南日本商工会通信2024年2月号「定例会開催のお知らせ」

雲南日本商工会通信2024年2月号「定例会開催のお知らせ」

 次回の定例会は3月1日(金)、または2日(土)の19時から開催予定です。当日にJETRO成都の新所長がご挨拶に来てくださる予定のため、より多くの会員の皆様にお集まりいただきたいと考えております。
 そのため、1日(金)か2日(土)のいずれかでご都合の悪い方は、WECHATなどで事前にご連絡いただけますと幸いです。2月半ばに、参加できる方が最も多い日にちを選んで確定させていただきます。
 開催場所

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雲南日本商工会通信2024年2月号「編集後記」

雲南日本商工会通信2024年2月号「編集後記」

 私はいまスターバックスにいます。なぜなら、中国人の同僚女性が以下のようなことを言ったからです。
 「外出先で急にウェブ会議をすることになったので、1年ぶりにスタバに入ったけど、なんかとてもよかったよ」。
 わたしも最近、用事があって近所のスタバに行ったことがありました。しかし特段変わったところもなかったので、「それってどこのスタバ?」と聞きました。

 そしていま、実際に来てみたというわけです。

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雲南日本商工会通信2024年1月号「会長の挨拶」

雲南日本商工会通信2024年1月号「会長の挨拶」

 11月の末から2週間ほど、半年ぶりに日本で過ごしてきました。平日の昼間は顧客回り、夜は接待等で毎晩の会食。週末は昔の仲間と会ったり、娘の買い物に付き合わされたり。滞在中はほとんど休む間もありませんでした。
 そんな中、今回もいつもお世話になっている神社にお参りに行きました。こうして特に身体の不調も無く、毎日を暮らしていけていることに感謝です。
 日本では鳩を轢いたタクシーの運転者が逮捕されたとの

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雲南日本商工会通信2024年1月号「副会長の挨拶」

雲南日本商工会通信2024年1月号「副会長の挨拶」

新年のごあいさつ
 2024年 明けましておめでとうございます。
 何がおめでたいのか、ですが、とりあえずは隣国が攻めてきて戦争になることもなかったですし、コロナ自粛も開けましたし、南海トラフや首都直下地震もなかったですし、経済の地盤沈下や物価の値上がり、ため息が出るような政治資金の不正、企業の不正はあったとしても、生きて新年を迎えられたのはおめでたいのでしょう。
 今年の干支は、甲辰(きのえたつ

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雲南日本商工会通信2024年1月号「編集後記」

雲南日本商工会通信2024年1月号「編集後記」

 年初ゆえ、今後の中国経済の見通しを考えてみました。「たとえバカでも自分の頭で考える」がモットーなので、今年もあえて書く次第です。ちょっと長いので、お忙しい方はスルーされることをお勧めします。
 『会報2020年1月号』での私の見通しでは、中国経済に横たわる、いくつかのリスクを挙げました。
 各企業の債務が償還不履行となる可能性や、(国有企業に多い)従来型産業が構造転換できない可能性、不動産価格が

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雲南日本商工会通信2023年12月号「会長の挨拶」

雲南日本商工会通信2023年12月号「会長の挨拶」

 中学生の頃は、歴史の授業が特に好きではありませんでした。
 昔々、○年にどのようなことが起き、どうなったかということを暗記すること、そしてそれが試験に出されて暗記が得意な人は成績が良いなんて……。そんな、ちょっとした(少年ながらの)反発を理由に、真面目に歴史の授業に向き合わなかった自分ですが、今では、コツコツと暗記することが苦手で嫌いだったことの単なる言い訳に過ぎなかったと思っています。
 そん

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雲南日本商工会通信2023年12月号「編集後記」

雲南日本商工会通信2023年12月号「編集後記」

 膨れ上がる不動産業や地方政府の債務。深刻化する若年層の失業。先行き不安による需要の落ち込みとデフレ圧力……。今後の中国経済を立て直すためにはどうすればいいのか。誰にも頼まれてないのに、そんなことをよく考えます。
 現状の中国経済の希望といえば、電動自動車や次世代ハイテク分野で世界覇権を握ることですが、電気自動車は従来型自動車と違って産業のすそ野が狭く、あふれる若年求職者を吸収できません。同様にハ

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雲南日本商工会通信2023年11月号「副会長の挨拶」

雲南日本商工会通信2023年11月号「副会長の挨拶」

 ご存じの通り、ロシアとウクライナの戦争に続いて、イスラエルとパレスチナも戦争状態になってしまいました。情報化が進んだ21世紀においても人間は戦争するのですねえ。
 私は若い頃にイスラエルのキブツで半年ほどボランティア農業をしていたので、何となくイスラエルの気質はわかるような気がしています(今回ハマスの捕虜になったタイ人と同じような作業環境でしょう)。
 私がいたのは、イラクから毒ガスミサイルが飛

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雲南日本商工会通信2023年11月号「編集後記」

雲南日本商工会通信2023年11月号「編集後記」

 不況が続く中国経済。明るい材料を常に探しているのですが、「“彼”が方針を改めること」を除いて何も見つかりません。
 昆明のある老板も「中国の不景気は30年続くだろう」と言っていました。なぜなら「人の寿命が伸びているせいで、“彼”は100歳まで生きるから」だそうです。
 続けて老板は、「海外ビザを求める小金持ちが周りに増えている」と言います。上海ロックダウン以降、資産分散や政治的安全性の確保を海外

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雲南日本商工会通信2023年10月号「会長の挨拶」

雲南日本商工会通信2023年10月号「会長の挨拶」

 中国からの観光ビザの基準を緩和した日本では、この中国の大型連休に多くの観光客が訪れるようです。海洋放水の影響での懸念もありましたが、良識ある方はわかっていらっしゃるのか、それともやはり円安による魅力には勝てないのか。多少日本で問題を起こす方もいらっしゃるようですが、日本の観光業や経済にとってはプラスこそあれ決してマイナスにはならないように思います。
 反面、相変わらず日本から中国への渡航の“2週

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