三枝

日々、思うことメモのような日記のような。

三枝

日々、思うことメモのような日記のような。

記事一覧

不安

選ぶという行為は何時何時も恐ろしく切ない。 人類がリンゴを食べたその日から人類であるが故に付き纏う罪の償いとも言えるし、代償とも言える宿命の様なものだと思ってい…

三枝
1か月前

初恋夏

17歳、東京。 今思えば初恋だった。 大人になった初夏の荻窪。 君といる時だけ、暑さを忘れた。 もう、君を忘れて生きることが出来そう

三枝
1か月前

結局のところ、理想としてたのは平穏と確認できる愛情だった 昼は夜だったし、夜は昼だった生活 ただ、好きだと言って欲しいだけ 1人が嫌いだ でも人肌も嫌いだ 嘘が…

三枝
1か月前

特別

僕は至って特別な存在では無いよ。 でもみんなは僕から見れば、あいつもあいつの彼女も彼氏も、あいつの友達も凄く特別。 だから、みんなより早く消えてしまいたい。 何…

三枝
1か月前
1

永遠の7月

友達との用事に遅れそうで、飛び出すように自転車を漕いだ。 日中は日差しの強い日で、30℃前後。 「これからはずっとこの調子か」 と、夏に対して期待感と嫌悪感を同時…

三枝
2か月前
2

恋心

今僕がいるこの場所に もし、君が横にいてくれくれたら きっと世界が優しくて愛しくてしょうがない あなたの存在が好き ずっと自分勝手だったけど やっと気づくことがで…

三枝
2か月前

タバコを吸いながら、僕が産まれた2000年頃の懐かしい平成メロディとでも言う様な曲を聴いていた。 煙が今日はなんだかカラッとしていて、子供の頃にやっていた線香花火を…

三枝
2か月前
1

大好き

新しい誰かと距離を縮めることをしなくなったのは、失うのが怖いから。 僕の許容範囲は人より大きくない。 今周りにいる人達で手一杯なの。 1人になると考えてしまう。 怖…

三枝
3か月前
2

微炭酸のタイムマシーン

昼過ぎに日光を浴びたくなって地元の街を歩いていた。今日は思った以上に日差しが強く、歩いて直ぐに喉が渇いてしまった。コンビニで麦茶でも飲もうかと思い向かっている最…

三枝
3か月前
3

彼の祖国

職場にいるフィリピン人が僕に祖国を語ってくれた。街に死体は普通に転がっているし、様々な薬物も日本より圧倒的に安く変えてしまう故の蔓延。そんなフィリピンの中で特に…

三枝
3か月前
3
不安

不安

選ぶという行為は何時何時も恐ろしく切ない。
人類がリンゴを食べたその日から人類であるが故に付き纏う罪の償いとも言えるし、代償とも言える宿命の様なものだと思っている。

現代や過去、その両方においても選択によって成功を手にする事もあれば、転落や崩壊というのも有り得る。もはや選択=ギャンブルと言っても過言では無い。

現代を生きる人々は状況や条件、その人間の度合いに比例してそれぞれの選択の重みも変わる

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初恋夏

初恋夏

17歳、東京。
今思えば初恋だった。
大人になった初夏の荻窪。
君といる時だけ、暑さを忘れた。

もう、君を忘れて生きることが出来そう

夢

結局のところ、理想としてたのは平穏と確認できる愛情だった

昼は夜だったし、夜は昼だった生活

ただ、好きだと言って欲しいだけ

1人が嫌いだ

でも人肌も嫌いだ

嘘が分かってしまうから

世界から弾かれた感覚

それはそれでエモい気がした

透明になりたかった

でも全部なれなかった

1人にもなれないし、透明にもなれない

触れられるのも嫌じゃなかった

嘘をつかれても良かった

あぁ、僕幸

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特別

特別

僕は至って特別な存在では無いよ。

でもみんなは僕から見れば、あいつもあいつの彼女も彼氏も、あいつの友達も凄く特別。

だから、みんなより早く消えてしまいたい。
何回も今飛べば、今突っ込めば、今飛び出せばと思った。

人生の早い段階で、何人もの大切な人が遠い所に勝手に行ってしまった。
もう置いていかれるのは嫌です。

けど、みんなは言う。
「俺」「私」から見たらお前も特別。

ずっと言ってくれてい

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永遠の7月

永遠の7月

友達との用事に遅れそうで、飛び出すように自転車を漕いだ。
日中は日差しの強い日で、30℃前後。

「これからはずっとこの調子か」

と、夏に対して期待感と嫌悪感を同時に感じた。

ところが打って変わって夜。
風が出ていた。
決して強い風ではないが、肌に当たる感触をしっかり感じることの出来るそよ風。半袖を着ていれば余裕を感じれるほど涼しい。

そして僕の鼻にほんのりとカブトムシの匂いも運んできた。

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恋心

恋心

今僕がいるこの場所に
もし、君が横にいてくれくれたら
きっと世界が優しくて愛しくてしょうがない

あなたの存在が好き

ずっと自分勝手だったけど
やっと気づくことができた
僕は君が居ないと
生きていけない

あなたの存在が好き

僕らは恋をしていないと
きっと死んでしまう
でも格好つけて
強がってみせる
とても弱い生き物

でも心とちゃんと話してみたら
弱さも全部愛することが出来た

だから次君に

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夏

タバコを吸いながら、僕が産まれた2000年頃の懐かしい平成メロディとでも言う様な曲を聴いていた。

煙が今日はなんだかカラッとしていて、子供の頃にやっていた線香花火を思い出し、ちょっとだけ夏を感じた。

田舎道を自転車で走り抜ける
強い日差しに沢山の汗
準備運動もなしに飛び込んだプール
学校帰りに食べたコンビニのアイス
彼女との夏祭り
僕らだけの手持ち花火
炎天下の部活動
夏休みの学校で感じる背徳

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大好き

大好き

新しい誰かと距離を縮めることをしなくなったのは、失うのが怖いから。
僕の許容範囲は人より大きくない。

今周りにいる人達で手一杯なの。
1人になると考えてしまう。
怖くて怖くて仕方がない。
もうこのまま時間止まってよ。

みんなが大好き。
一方通行でもなんでもいい。
エゴでしかない。分かってる。
もう嫌だ。大好きな人の大好きな人も僕の大切。

生き急いで来たような気がする。今まで。
失った物も多い

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微炭酸のタイムマシーン

昼過ぎに日光を浴びたくなって地元の街を歩いていた。今日は思った以上に日差しが強く、歩いて直ぐに喉が渇いてしまった。コンビニで麦茶でも飲もうかと思い向かっている最中、自販機に置いてあったmatchに目を奪われて、つい買ってしまった。

学生時代はかなり好きだった。部活の後や休み時間にも。文化祭の日なんかはみんな揃って飲んでいた様な記憶がある。

最近はあまり街中で見る機会も無く、全く触れてはいなかっ

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彼の祖国

彼の祖国

職場にいるフィリピン人が僕に祖国を語ってくれた。街に死体は普通に転がっているし、様々な薬物も日本より圧倒的に安く変えてしまう故の蔓延。そんなフィリピンの中で特にマニラは危ない所だと言っていた。

マフィアが多く、ナイフで街中を歩く人々を脅し金を出せと言うらしい。

彼はその実演を僕にしてくれた。

やり方を説明した時の腹に刺す。そして脅す動作が妙にリアルで、あるはずの無い架空のナイフが身体の中に入

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