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特別

僕は至って特別な存在では無いよ。

でもみんなは僕から見れば、あいつもあいつの彼女も彼氏も、あいつの友達も凄く特別。

だから、みんなより早く消えてしまいたい。
何回も今飛べば、今突っ込めば、今飛び出せばと思った。

人生の早い段階で、何人もの大切な人が遠い所に勝手に行ってしまった。
もう置いていかれるのは嫌です。

けど、みんなは言う。
「俺」「私」から見たらお前も特別。

ずっと言ってくれていた様な気もする。
最近になってやっと半分分かったつもりでいる。

半分分からないのは「誰よりも早く」という気持ちを一生背負っていくと決めているから。

半分の分かった事はまだ秘密。
いつか教えてあげるね。

逃げるのは少しの間辞めることにする。
足りないのは、ほんの少しの勇気と覚悟。



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