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いいかげんなマガジン

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赴くままに店をやる

赴くままに店をやる

店を始めるということは、色々とアイデアを出して、どの客層をターゲットにして、どうやって呼び込んでいくのか。など考えることが多々あるように思う。それら全て面倒臭いを理由にやめてしまった。

自分の心の赴くままに欲求に嘘をつかずにやっていけば、なんとかなるんじゃないか。そう思うのだ。

実際のところ営業時間でさえ曖昧でもいいのではないだろうか?と思ったりもする。仕込みは焙煎だけだし、基本営業時間さえ定

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骨は適当にぶち撒いてください

骨は適当にぶち撒いてください

どうやって終わりを迎えようか。たまに考えることがある。いわゆる死だ。今のところまだ死ぬのは怖い。死んだ後のことより死ぬ直前のこと。それを考えるとまだ死ねないなと思う。色々やりたいことがあるし。ただ今もし終わりを迎えたとしたら骨は適当に粉にしてぶち撒いて欲しいと思っているし、葬式も派手にパーティーでもやってもらえたらと結構本気で思ってる。それかお坊さんと一緒にみんなでお経を読むとかね。読み方よくわか

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5年書き続けて

5年書き続けて

今日でnoteを初めて5年が経ったらしい。多分今日だと思う。メダルもらえたからね。保健所の方と消防の方が来てくれて、色々と見てもらいました。いけるかな?と思ったけど消防の方から火災発生はしてほしくないので、換気扇とダクトのところだけ修正願います。とのことでした。中々店を作るというのは難しいものですね、、お金もかかれば時間もかかります。でもねこうして店を始めるまでの時間もお金も全て最高の経験になりま

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さらけ出せ、俺の魂を。

さらけ出せ、俺の魂を。

俺の足はずっと26センチだと思っていたけど、それは横幅のせいでした。さっき裸足でメジャーで測ったら親指の先から踵まで24センチしかなかった。ではなぜ26センチの靴が履けるのかというと、足幅が異常に広いから。普通の靴は基本入ることはなくてワイドに作られている靴しか履けない。

さあ欲しい靴を見つけたのにサイズでめっちゃ悩んでいる午後3時。多分靴買うかも。高いけどサイズ決まったら買うもんきっと。

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店の境目

店の境目

店と認識される境目は一体何なのだろうか。とふと考えた。今カウンターから外を見ながら読書をしているのだけれど、外から見たらこいつ座ってここで店やろうとしているのか?というかここは店なのか?と思う気がする。

外見は看板も黄色で珈琲いいかげんって書いてあるし、ダクトがあったり、立て看板もある。店なのはわかる。でも入ったら取ってつけたようなカウンター(言い方悪いけど僕はこのままがめっちゃかっこいいと思っ

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2階の廊下で

2階の廊下で

一昨日から店舗の内装工事が始まった。
換気扇やシンクの設置。それに伴うインフラ工事をやってもらっている。その間僕にできることはないので2階に上がり、ぼーっとこの3日間過ごした。

それは何をしたっていうよりも、ただ2階にいる存在。そんな感じで内装屋さんが聞きたいことや確認してもらうところがあると下から「すみませーん」と声がかかる。それを聞いたら何をしていても「はーい!」と言いながら1階へと降りてい

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店があるから、僕が生まれる。

店があるから、僕が生まれる。

お店がだんだんとできていくにつれて、少しずつ焦りが見えてきたように思う。いよいよカウンターができ、店を使っていくことになるとどこから手をつけたら良いのか。手をつけなくて良いのか分からなくなる。

とりあえず後僕がやることは、ガス会社に来てもらうこと。アクリル板に穴を開けてもらうこと。開業届とか営業許可を得ること。

あとは店をやりながらなんとかやっていくしかない。だって分からないから。何が必要なの

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まだこんな時間か

まだこんな時間か

さあトイレに行って布団に入って本でも読むか。そしたら眠くなって寝るだろう。

そう思って時間を見たら20:00を回ったところだった。まだこんな時間か。夜ご飯も食べたしワインも飲んだ。シャワーも浴びて今日1日が終わろうとしていたのに。

でもお店を始めたら9時か10時には寝て5時には起きたい。5時に起きて焙煎を2、3回やった後にシャワーを浴びて朝ごはんを食べたり買い物をして10時か11時にオープン。

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あまり必要ない

あまり必要ない

今日設備屋さんが来てくれるということで、1階にあった自分の荷物を全て2階に持って上がった。だからいま1階でいつも通りの生活ができないはずだった。

でも珈琲器具だけがあれば珈琲は飲めるし冷蔵庫からビールは取れる。今日の夜ご飯は冷凍パスタとビールだ。

大きな机も必要ない。あれば便利。というだけでぶっちゃければなくても大丈夫。たまたま階段下のスペースが机となったから置いているけどなければ膝の上に乗せ

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安いからとか

安いからとか

黄色のペンキを黄色のシャツで隠す

飲食店で働くまでは、とにかく安いものこそが正義だ!と思っていたし家族もとにかく安く済ませる。外食もバースデーの時とかにやってた。

それでお好み焼き屋で2年間働いて、1枚のお好み焼きにどのくらいお金がかかっていて、人件費がいくらで家賃がいくらで。計算していくと1枚900円が良い。みたいに収まっていく。それでこれは自分でお店をやったことがある人しか考えないようなこ

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喫茶店じゃなくて珈琲屋

喫茶店じゃなくて珈琲屋

最近は本をずっと読んでいる。新しい本を買って読むこともあれば、今まで買って何度も読んだことのある本を読むことも。今日もまたお風呂に入った後、布団に転がりながらアアルトコーヒー店主。庄野さんの本を読んだ。

僕にも憧れる珈琲屋がいくつかある。アアルトコーヒーのように100g500円という破格の値段でしかも豆売りだけで経営をされているお店。結構山のほうにあるメニューのない珈琲屋。1杯700円。100g

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誰とも話さないし、飯は興味ないし。

誰とも話さないし、飯は興味ないし。

1人で生活するようになってから、極端に人と話す機会が減った。悪いことではない気もするけど少しだけ寂しく感じる。

以前は朝から家族と話をして、職場に行けば店長がいて親友がいて両隣にお店があってみんなと話して、話しすぎてお客さんに気づかないこともあったくらい。

いまはお店もやってなくて基本的に1人でずっと過ごしているので、他人とまず会うことがない。会っても店舗の外にいる人と会釈するくらいでほぼ話は

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もっと時間がゆっくり流れたらいいのに

もっと時間がゆっくり流れたらいいのに

久しぶりに良い本を読んでいるなと感じる。僕はどちらかというと、積読が多くなる派で本を買うという行為が好きな方だ。だから鹿と男が暮らすという変わった本を見つけて買ってはみたものの、結局積読されたまま終わってしまい、韓国で書かれ翻訳された「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」という本を買った。

そしたらこの本は結構面白くて、今朝も7時半オープンのスタバに行って1時間くらい読書をした。良い本だよ。おすすめです

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これでもかと思うくらい、いいかげんに生きろ

これでもかと思うくらい、いいかげんに生きろ

僕のお店はいま、外から丸見えだから何してるんだろ何ができるんだろって目の前のマンションの方とか地域の方が気になってるみたいで。いろんな方が珈琲屋ができるんだよとか言ってくれたり、看板出してるからバレるんだけど、全然進んでねえじゃねえかって思われ始めてそうで面白い。

僕も恥ずかしくないというか、あまり気にならないから一階にいて本読んだり飯食ったりして外からめちゃ見えているけども、、まあぶっちゃけ遊

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