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#失恋
『花束みたいな恋をした』を観ても、まったく胸が苦しくならなかった
遅ればせながら『花束みたいな恋をした』を観た。
周りの人から早く観てほしいと言われていた作品で、過去の恋愛を思い出すとか、恋愛と結婚は違うとか、観ていて胸が苦しくなるとか。以前からいろんな感想を聞いていた。
お互いに終電を逃して、運命的な出会いをした麦(菅田将暉)と絹(有村架純)。サブカル好きという共通点を発見し、徐々に2人の仲が縮まっていく。絹の部屋に入ってすぐに麦が「ほぼうちの本棚じゃん」
My Hair is Bad:“裸”どれだけ過ちを繰り返そうと、どうせ人は裸に辿り着く
My Hair is Badとの出会いは社会人になってからだ。“恋人ができたんだ”をどこかで耳にし、こんなに真っ直ぐな感情を歌詞に載せる歌手がいたのかと感心したものだ。一言で言えば共感。もっと言うならば、世の男性の恋愛の代弁者。それからいろんな曲を聴いたけれど、印象は「なんだこの女々しい歌詞は」だった。
女性の女々しさよりも男性の女々しさの方が厄介である。男性の女々しさはしつこさがずっと付き纏う
『BUMP OF CHICKEN』“とっておきの唄”〜とっておきになれなかった2人へ〜
『BUMP OF CHICKEN』の“とっておきの唄”を聴くたびに、思い出す2人の男女がいる。
学生時代の同期だ。僕は両方と仲が良かった。僕たちは別の友人含む4人で頻繁に遊んでいたため、2人がお別れしたあとは「どっちを誘えばいいかな」と困惑していた。
学校の遅刻は当たり前、勉強は全然できないけど、ルックスが抜群にいいお調子者だった男。男とはまるで正反対。遅刻欠席なし、皆勤賞をいつも獲得していた
恋愛のすべてはMr.Childrenから教わった
「ただのクラスメイト」そう呼び合えたあの頃はa long time ago
Mr.Childrenの「クラスメイト」のように、僕たちはただのクラスメイトだった。でも、恋に落ちて、その恋が終わった瞬間に、二人はただのクラスメイトではなくなった。
恋に落ちたのはどちらからだったかはもう覚えていないけれど、二人の思いが一度重なった事実は、いまでも鮮明に覚えている。好きだからすれちがい、嫌いになりたく