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小説 「ギブンアップ」 01
マンションの一室のドアの前に帽子を被ったピザの宅配員が立っている。宅配員は自身の腕時計を見て時間を確かめた後、インターフォンを押した。
暫くして、ジャージ姿のヤクザがドアを開け、宅配員を睨みつけた。
ピザの宅配員は怯む様子も無く、「お待たせしました〜。スペシャル・ハワイアン・ピザです〜」と軽い調子でと伝えた。
「ピザ?そんなもん頼んでねぇぞ。それにハワイアン? そんな気色悪いピザなん
一年以上かけて少しづつ書いてきた小説「シャークス・ラブ」ですが、次回やっと完結できそうです。よかったら、読んでみて下さい。