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(教科書)私たちの心理学

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心理学を「身近に」そして「学校教科」に。学校の教科書として扱うにはこのお題かと思って紹介します。  更新は不定期ですが、主に16テストの内容を中心にまとまった内容をお届けする予定…
購読を通して、「心理学を正式な学校教科」へ推し進める機運が高まります。  また、「教科書」として心…
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記事一覧

16テストとは? 8

16テストとは? 8

なぜかHSPスペクトラム(繊細さん)・発達障がいは中性的!?
 これはまだ脳みそ研究が後手である以上、不明点が多すぎです。ですが、見た目や思考、行動などから考察すると、「発達障がい・HSPスペクトラム(繊細さん)は'中性的'ではないか?」ということです。

 これは、発達障がい・HSPスペクトラム(繊細さん)の'おまけの気質特性'としてガチのLGBTX(Q)の当事者も一定数はいるそうです。現に、「

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16テストとは? 7

16テストとは? 7

同じ「HSS型HSP」なのに!? 今回は、「INFJ(キリン型)」と「INFP(ウサギ型)」を見てみます。

 映像を始め、私の過去の記事にも紹介されましたが、改めて見ていきます。

 両者の共通点は発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)の「HSS型HSP」の当事者ということです。または、私のような両者を抱えた「併存当事者(発達障がい+HSPスペクトラム(繊細さん))」の傾向もみられるそうです

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「怒る」と「叱る」の違い

「怒る」と「叱る」の違い

実は目的は同じ 両者ともストレス(いらだち)をあらわにした感情ですが、目的はほぼ同じです。

 しかし、「叱る」には実は「本当の目的」が隠されています。

 それは、「叱る」とは相手に「こうしてほしい」という「リクエスト(要求・要望)」なのです。
 これは当たり前のようですが、実際は老若男女問わず上手くできていないのが現実です。

 「リクエスト(要求・要望)」は相手が'素直に受け入れてもらえる'

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16テストとは? 6

16テストとは? 6

'大阪府民(?)'の気質特性とメンヘラ(精神系の問題) 限定するのは失礼に当たりそうですが、あくまで「傾向」としてお付き合いください。m(_ _)m

 大阪府民に多いであろう気質特性は「ESFJ(ウマ型)」、「ESTP(シマウマ型)」、「ISTP(ネコ型)」、「ISTJ(カバ型)」、「ESFP(ウシ型)」、時たま「ESTJ(クマ型)」だと思います。

 基本的には「E型」、「E(Extrover

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アタッチメントスタイル

アタッチメントスタイル

愛着の'くせ'を知ろう!!!! 最近、インターネットやSNSの普及で、「アタッチメントスタイル(愛着・人間関係のくせ)」が世界中でブームとなっています。

 日本ではやはり「親ガチャ」や「二世」という言葉が流行るように、「人間関係の黒幕は'親(家族)'」という考え方も当たり前になるかもしれません。

 そもそも、「愛着(アタッチメントスタイル)」は人間が赤ちゃんの頃から抗ストレスとして自分を守って

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怒りの種類

怒りの種類

怒りのタイプを知ろう!!
 「アンガーマネジメント診断」では、主に6種類の怒りの傾向を知ることができます。
 診断結果に良し悪しはありません。16テストと同様、あくまでも自分の傾向を知る手がかりとしてどうぞ。

 表が見にくくてすみません。(^-^;

 まずは、「アンガーマネジメント診断」( https://www.angermanagment.co.jp/ucanam )にアクセスして調べまし

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ビッククエスチョンとは?

ビッククエスチョンとは?

「関わらない」行動も大切 「怒り」は本来、「怒る必要がある」と判断された場合どのような行動をとるかで変わります。

【関わる】
 自分が「当事者」である場合や身近な人間関係に及ぶ場合は、思いっきり関わりましょう。

(例)
・仕事上、どうしても同期に言わなくてはいけないことがある
・子どもに教育上の理由があって、言う必要がある
・良好な人間関係を続けるために、言いにくいことだけど言わなくてはいけな

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「べき」の辞書

「べき」の辞書

 「怒り」は大きく分けて「人」が原因のものと「できごと」が原因のものがあります。

 しかし実際は、同じ人、できごとに遭遇しても毎回怒るわけではありません。
 本当の怒りの原因は別のところにあります。

 「怒り」の本当の原因は'自分の中にある「べき」'です。
 「仕事はこうあるべき」、「家庭はこうあるべき」など挙げたらきりがありません。

 '自分の中にある「べき」'が怒るかそうでないかの判断材

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16テストとは? 5

16テストとは? 5

「同一関係」のメリット&デメリット 「自分がもう一人いたらな…」多くの人がそう思うでしょう。

 16テストなどの心理学上、これに当たる人は「同一関係」と言います。

 「同一関係」は16の気質特性の中で'自分のものと全く同じ気質特性'となります。

 それでも、「持って生まれたもの(氏)」と「成長過程や周りの環境(育ち)」によっては'自分のものと全く同じ気質特性'でも男女差や世代差など多少の違い

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怒りのメリット&デメリット

怒りのメリット&デメリット

'怒り'は「百害あって一利なし」!? 結論としては、「百害あって一利なし」です。(笑)

 それでも過去に書きましたが、人間も'生き物の一種'である以上「防衛感情」として怒りが出ます。

【メリット】

・やる気や気力になる
→選手などは負けた悔しさや怒りをバネとして「次こそは勝つ!!」と闘志を燃やします。このように、怒りが「自分自身を鼓舞する(動かす)エネルギー」にすることができます。

・真剣

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一次感情と二次感情

一次感情と二次感情

「怒り」の裏にあるもの
 何の前触れもなく怒ることは実は'あり得ません'。

 「怒り」の裏には実は'隠された感情'があります。
 その多くが、「一次感情」というマイナスの感情から間もなくか、あるいはしばらくたった後に怒りに変異することがほとんどです。

 イラストの通り、「怒り」はあくまでも'氷山の一角'の「二次感情」でしかありません。

 では、「一次感情」にはどのようなものがあるでしょうか?

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16テストとは? 4

16テストとは? 4

HSPスペクトラム(繊細さん)たち

 今回は「HSPスペクトラム(繊細さん)」のメンヘラ(精神系の問題)を採り上げます。
 なお、「INFP(ウサギ型)」についてはすでに考察しましたので、割愛します。

【ISFP(ヒツジ型)】

 こちらは典型的な(?)「HSP」に多い気質特性だそうです。

 主に、「回避性人格障がい」と「依存症」、「摂食障がい」、「共依存」が多い傾向です。

 ただし、「I

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16テストとは? 3

16テストとは? 3

「最も生きやすい気質特性」と「最も生きづらい気質特性」ほか 
 今回は、「16テスト」と'メンヘラ(精神系の問題)'を取り上げます。

 人は誰しも「ストレス」を感じるものです。

 16の気質特性ごとに何がストレスなのか、ストレスがもたらす問題は何かは違います。
 すでに、Youtubeなどの映像では何度か紹介されているようですが、こうして「問題点」を改めて洗い出してみましょう。

 改めてです

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16テストとは? 2

16テストとは? 2

「氏か育ちか…」から「氏も育ちも…」

 実は、気質特性によっては、相性の良し悪しがございます。

【相性がよい】

・相対関係(お互いが自分らしい関係)(ただし、お互いが'空気'のような存在感に陥りやすい)

・活性化関係(どちらかがエネルギッシュになる関係)(ただしその場は楽しいが、付き合いが長引くと疲れやすい)

・鏡像関係(お互いが気づきあう関係)(ただし、激しい議論に陥りやすい)

・そ

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