心が痛い 思い出が痛い 時の流れが痛い 出会いと別れが、どうしようもなくて 受け入れる力を振り絞るが 痛いものは痛い 正論が嫌いです 自分が正しいと疑わず 誰かを平気…
教えないで とっくに分かってんだもの 戻らないよ 戻らないや 迷路の中の幸せには 何も見えなかったから あなたが見えたのだろうか そんなに大人じゃないけど 諦めて捨…
人の言葉にすがる 音声がボロボロと崩れていく やりきれなくて 消せるものを消していく データを消すのは簡単すぎて やっぱり少し悲しい 捨ててしまえば 思い出せないか…
銀色の壁の上で踊る、スイングする木漏れ日。無数のカーブミラーの反射の形。 電線にしなだれる黄色い枝豆。嘘。マメ科の街路樹。 その、楕円の葉。風に乗って一枚、足元に…
沈んでいく記憶は いつか どこかで 打ち上げられるだろうか 私はそれを拾うだろうか 手についた汚れも あの人の口づけも ある日そっと 指からこぼれて 海に返して 波がさ…
猫になりたい 花になりたい 雲になりたい なんにもなりたくないみたい 理想の誰かにも 焦ってる自分にも 夜になりたい 歌声になりたい 木になりたい 何にも成りたくない …
ずっとずっと君を見てたい ずっとずっと微睡みの中で ずっとずっと守られて ずっとずっと生きよう 基本的に身勝手なんだ いいやつじゃないんだ ギリギリなことはあるが だ…
空色の砂粒が広がる砂漠で 探しものをしている まだ見ぬ愛のようなもの 失くした思い出のようなもの 茜色の雲が散る草原で 書き留めようとしている 太陽の光線と光の粒 重…
大切な記憶はいつも私の中にあるものだと思っている。だが知らぬ間に私は軽薄になり、残酷になり、 少し振り返って漸くそのことに気付き、 かつての自分の残滓を儚く色褪…
さみしくて あなたは素敵な時間を過ごした後で 何故か自分を貶めて 一日を台無しにして終える もっと自分を信じなよ 大事にしてあげなよ …ああ僕は きっと自由じゃ…
手に残る 物が砕けた感触 衝撃が頭に響いて 今日の記憶はどっかに すっ飛んでった ただ呆然とする僕 眠く、疲れて 悲しい気がして ひとりだった 僕は少し後悔をして 体…
思うようにはいかないものだな 怒っても悲しんでも無駄 信じられるかな 信じたいな 大丈夫だよ、大丈夫だよね 苦しまないでね 悲しくてやるせなかったりする 希望に満ちあ…
このまま このまま 痛みよ消えろ 耐えるたび 体から温度が無くなっていく 眠りたいの いたむ体をまるめて 少しでも温かくなるように なんかもう 全部凍っちゃってるから…
分かり合いたかった 好きなひとと 6年間のあれこれ 二人の別の人間が 約束し合いながら 編み上げた関係は ぼろぼろになって 手の中のこんな残骸に 渡した手紙も絵も 貰っ…
やわらかな足音 やわらかな陽差し おぼろげな記憶に揺蕩う 爆音 破裂 何度目だろう 疲れた体で 平穏を、優しさを 轟音 振動 ︙ ここではないどこかへ ここではない…
理想のにんげんってどんなひと? 心に聞いてみるが 言ったそばから答えるのが嫌になった。 そうだな、簡単に考えれば 見ていて魅力的な人だな、 お洒落で、いたずらっぽい…
鳥の影
2023年3月29日 23:23
心が痛い思い出が痛い時の流れが痛い出会いと別れが、どうしようもなくて受け入れる力を振り絞るが痛いものは痛い正論が嫌いです自分が正しいと疑わず誰かを平気で否定する私の大切なものは私が守るのだ心の痛みに優しくできる強さを大切な人に何ができるだろう別れの前にしばらくぶりの投稿です。自分の意志で他者に働きかける行動をするのって難しいですね…
2023年2月9日 23:11
教えないでとっくに分かってんだもの戻らないよ戻らないや迷路の中の幸せには何も見えなかったからあなたが見えたのだろうかそんなに大人じゃないけど諦めて捨てたんだよ誰かを好きになって遠くに行きたい
2023年2月5日 23:33
人の言葉にすがる音声がボロボロと崩れていくやりきれなくて消せるものを消していくデータを消すのは簡単すぎてやっぱり少し悲しい捨ててしまえば思い出せないから縋れなくなるのだいずれにしろ悲しい孤独は生きるための装置だって人は言うそういう時期をどうにもできなかった僕等ただただ救われるのを待ってる今は何もしたくない
2023年2月3日 23:18
銀色の壁の上で踊る、スイングする木漏れ日。無数のカーブミラーの反射の形。電線にしなだれる黄色い枝豆。嘘。マメ科の街路樹。その、楕円の葉。風に乗って一枚、足元にやってきた。唇の形。空の投げキッス。高い天の幕は、光でいっぱいの薄水色。鳥が一羽、横切っていく。帽子を押さえ、私はバスを待っていた。陶器のテクスチャー。肌理。ガラスの波、糸模様、光。織物の幾何学。人形の魂。視線の先。息づか
2023年2月2日 23:16
沈んでいく記憶はいつかどこかで打ち上げられるだろうか私はそれを拾うだろうか手についた汚れもあの人の口づけもある日そっと指からこぼれて海に返して波がさらってゆく拾った遺骸は真っ白い骨格になっていたそれはそれで美しいけれどつまむと儚く崩れ、乾いた砂粒が零れ落ちていく
2023年2月1日 23:16
猫になりたい花になりたい雲になりたいなんにもなりたくないみたい理想の誰かにも焦ってる自分にも夜になりたい歌声になりたい木になりたい何にも成りたくない誰の誰にも正しい人にも鳥になりたい空になりたい星になりたいほんとになりたいか分からない僕じゃなくなるあの人の何にでもなくなる夢を見よう楽しそうな自分になってどっかの星の上を歩いて空を飛ぶ想像をする自分の
2023年1月31日 23:07
ずっとずっと君を見てたいずっとずっと微睡みの中でずっとずっと守られてずっとずっと生きよう基本的に身勝手なんだいいやつじゃないんだギリギリなことはあるがだいたい耐えられているはずだ風に乗って行くか空はあまり光らないがずっとずっとうまくいかなくてもずっとずっと君がいるのならずっとずっと日々を守ってずっとずっと愛して生きる
2023年1月30日 23:16
空色の砂粒が広がる砂漠で探しものをしているまだ見ぬ愛のようなもの失くした思い出のようなもの茜色の雲が散る草原で書き留めようとしている太陽の光線と光の粒重なり風に揺れる色と影君の姿は緑の扉の前に髪がレモン色に光る少し胸が膨らみ上下する。息が吐かれる。僕は無色の体で日向ぼっこをしている青緑の波飛沫を浴びながら君にあげる白い貝殻を探している
2023年1月29日 23:16
大切な記憶はいつも私の中にあるものだと思っている。だが知らぬ間に私は軽薄になり、残酷になり、少し振り返って漸くそのことに気付き、かつての自分の残滓を儚く色褪せた風の彼方に見送る。あの人の詩が若い私を蘇らせたとき、心に光の点が灯って膨らんだ。光は去り私は青春を偲ぶ者となった。よみがえることのない星々の欠片の中でいつか私達は触れ合うだろう全てを忘却した砂粒として
2023年1月28日 23:02
さみしくてあなたは素敵な時間を過ごした後で何故か自分を貶めて一日を台無しにして終えるもっと自分を信じなよ大事にしてあげなよ…ああ僕は きっと自由じゃない…もっと脆い 脆い 何か価値のない文章だ3年経っても僕は相変わらずだなあもう3年経っても相変わらずかもなあそれでもいいと思うよ
2023年1月27日 23:10
手に残る物が砕けた感触衝撃が頭に響いて今日の記憶はどっかにすっ飛んでったただ呆然とする僕眠く、疲れて悲しい気がしてひとりだった僕は少し後悔をして体に残る衝撃に打ちのめされる想像をしている
2023年1月26日 22:55
思うようにはいかないものだな怒っても悲しんでも無駄信じられるかな信じたいな大丈夫だよ、大丈夫だよね苦しまないでね悲しくてやるせなかったりする希望に満ちあふれて熱かったりする現実的に幻想以外は何もない気がする信じていたいと思うとりあえず今はごめんなさいと言いたいけど自由になってね私も自由になるよ何が正しいのか分からないままでも楽しさと苦しさはわかるから
2023年1月25日 22:56
このままこのまま痛みよ消えろ耐えるたび体から温度が無くなっていく眠りたいのいたむ体をまるめて少しでも温かくなるようになんかもう全部凍っちゃってるから明日ずっと寝てたいや冬が終わるまで
2023年1月24日 23:22
分かり合いたかった好きなひとと6年間のあれこれ二人の別の人間が約束し合いながら編み上げた関係はぼろぼろになって手の中のこんな残骸に渡した手紙も絵も貰ったメールも物も返した何やかやも気持ちをつなぐのには何にもならないだろう最後に残っていたのは君とそれをしたいという恥知らずな思いだけで当然のように君は僕から離れていった歌を歌っても食べて寝て起きても漫画を読
2023年1月23日 22:35
やわらかな足音やわらかな陽差しおぼろげな記憶に揺蕩う爆音破裂何度目だろう疲れた体で平穏を、優しさを轟音振動︙ここではないどこかへここではないあそこで
2023年1月22日 23:04
理想のにんげんってどんなひと?心に聞いてみるが言ったそばから答えるのが嫌になった。そうだな、簡単に考えれば見ていて魅力的な人だな、お洒落で、いたずらっぽい瞳をした。話して心を摑まれる人だな、ゆっくりと、温かい声で話してくれる。僕の腕の中で、軽く目を伏せてただそうやって……なりたい人間のことを考えていたのにほしい人間の方に僕の理想なんて欲望が満たせたらそれでいいみたいじ