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#仕事

子どもを人質にして働かせる家族愛搾取

子どもを人質にして働かせる家族愛搾取

医局人事を揶揄したブラックジョークネタで、「医局員が結婚して、子どもが生まれてローンを組んで家を建てた瞬間に僻地への単身赴任勤務を指示する」というのがあります。

ローンを組んで本人の身動きが重くなったところを狙い撃ちというわけですね。人事に気が進まなくても、家族を養い家のローンを支払わないといけないから、渋々従うと。

まあ、最近ではそんなことをしたらすぐに脱局、転職されてしまいそうなので、ここ

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仕事の責任と報酬は比例しない

仕事の責任と報酬は比例しない

世の中なんとなく「責任と報酬が比例してるんだ」という暗黙の前提あるじゃないですか。つまり、「俺たち(彼ら)の報酬が高いのは、その分、重い責任を担っているからだ」みたいなそういう感覚です。その逆の「重い責任を担う者は当然にそれに値する高報酬をもらうはずだ」という感覚も広く共有されてるように思われます。

医師なんかは特にそういう認識で捉えられることが多いですね。命に関わる責任ある仕事だからこそ高報酬

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次に来るのは「脱労働」時代

次に来るのは「脱労働」時代

さすがミル先生!
おれたちに言えない事を平然と言ってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!

……と、ふざけた小ネタで開幕してみましたけれど、実際そうだと思うんですよね。

それまでは当たり前で常識で必要不可欠だと思っていたものが、次の時代で覆ってるというのは歴史上しばしば見受けられる変化なわけです。

諸手を挙げて全ての時代の変化を良いものと捉えるのも、いささか素朴な進歩史観に過ぎますけれど、

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花束の行方

花束の行方

何十年ものあいだ私を苦しめた病が最初に発症したのは、20代の頃。

結婚による新居のローンのために、プータロー(フリーターという言葉はまだない)だった私は就職をした。
つまり、寿就職。

女性の多い職場だった。
それも私と同年齢かそれ以上。
そして、みんな未婚だった。

同年代の新入りで新婚。
好奇心と嫉妬にさらされた。

ほかの部署には男性もいた。
それまで、会社の飲み会でも一種のタブーだった恋

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『時』こそものの上手なれ

『時』こそものの上手なれ

好きこそものの上手なれ。

なんて言葉がある。

という言葉だ。

まぁ、なかには、

「好きだけど、全然うまくならない!」

なんてものもありますが、どちらにせよ、

「好きじゃないと長く続けるのは困難だから、うまくもならないよ!」

…というのが、なんとなくの考えではある。

しかし、そうでもないな、なんてこの年になると思う。

好きじゃなくてもやっていれば、それなりにうまくなったりするんです

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