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れみふくが何度でも読みたいと思ったノートたち

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すごくいいこと言ってる!これまた読みたい!ってなノートを集めたよ
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#エッセイ

「ほぼ専業ママ」が「ワーキングママ」になろうと"腹をくくる"までの胸の内。

「ほぼ専業ママ」が「ワーキングママ」になろうと"腹をくくる"までの胸の内。

"ほぼ専業ママ"の生活に、ピリオドを打つことにした。

「した」というより、「そういう流れになった」という方がしっくりくるけれど。

だれかに運ばれているような、
だれかにひっぱられているような、
どこかに向かって流されているような。

自分で思いついて、自分で考えて行動して、自分で決めたはずなのに、なぜかそんな感じがして仕方がない。

この感じ、なんだか前にも味わったことがあるな、と思った。

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催事現場で思ったことのおはなし

催事現場で思ったことのおはなし

いつもお読みくださりありがとうございます。

先週の催事出店も無事終わり、年のせいか時間差で疲れが吹き出てきている今日この頃。

6月も取り急ぎ3回の出店も仮決定し、7月頃には本格始動でいきたいと考えております。

今日は時間もできたので久しぶりのテキスト投稿。

お題は、復帰後に感じた催事現場についての考察について。

私の主観でお話しますのでお見苦しい点もあるかと存じますが、だらっーとお読みい

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最近思った自分のあれこれなおはなし

最近思った自分のあれこれなおはなし

いつもお読みくださりありがとうございます。

起業準備であれこれバタバタしているため、久しぶりのテキスト投稿です。

普段、食をテーマにした内容に特化してしまっているため、昔から私の記事を楽しみにしている方には消化不良かもしれませんが、私自身はどんなテーマであれメッセージしたいことは一貫しているつもり。

楽しくいましょ♪が全てです。

個人的には、共依存NG、自由や楽しさは生命力の強さに起因して

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痛みをはかるものさし

痛みをはかるものさし

 「痛み」はとても個人的なものだ。痛みをはかるものさしは一人一人のものであり、痛みを抱える人に自分のものさしを振りかざして話をすることは、時に暴力的になまでに相手の心を傷つけることにもなりうる。
 それをきちんと理解しているつもりでも、無自覚に(もっと悪いことには全くの善意から)、痛みを抱える誰かに自分のものさしを押し付けようとしてしまうことがある。そして後になってそのことに気付いたとき、私は自分

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丈夫な心と、かしこい身体

丈夫な心と、かしこい身体

「暮らしのヒント集4」の五味太郎さんのインタビューがとても良かったです。

タイトルは、「個性を伸ばし、社会を豊かに育む4つのヒント」。

1. 絵本は子供のためのものじゃない

「文学は文学本、絵は画集、料理は料理本、音楽は音楽本と、どんどん分化している」いまの時代に、絵本は「未分化」。子どもの「まだカテゴライズされていないぼんやりした心と強いパワー」の魂が、絵本に反応する。「そして、絵本好きの

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図書館と電車(とnote?)の共通項

図書館と電車(とnote?)の共通項

図書館やローカル線の電車の中が、こどものころから好きだ。

大学生くらいになるとそれに加えて、ちょっと落ち着いたカフェなんてのも好きになった。

もちろんそれぞれ、本が読める、おでかけできる、おいしいコーヒーが飲めるという意味でも好きなのだが、プラス、それらの「空間」を構成する要素がとても好きなのだ。

図書館、ローカル線の電車内、落ち着いたカフェ。

自分なりに感じとっている共通項は、「なんの接

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学校のなかだけが世界じゃないからね

学校のなかだけが世界じゃないからね

って、将来自分にこどもが生まれたら言ってあげたい。

もし学校があわなくてつまらないと思っているなら、「だから大丈夫、何の心配もない! んじゃ他の世界を見にいこうか」というニュアンスで。

もし逆に、学校が楽しすぎてむしろ人気者になって有頂天になっているなら、「まだまだ世界は広いからね、油断するでないぞ、ははは!」って。

どちらにしても、世界は広いのだ。

そして私はその広さを、その価値観の多様

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その緑色とその緑色は同じかどうか。

その緑色とその緑色は同じかどうか。

こどものころは難しい哲学なんて何も知らなかったけれど、「自分の目を通してしか見ることのできない世界」というものが不思議で不思議でたまらなくて、それに対する疑問をいちいち持つことができていた、と思う。

色の話も、そのひとつ。

「だからね、このイチゴは赤いんだけど、おかあさんがみてる赤色が、わたしがみてる赤色……っていうかわたしが『赤』って思ってる赤色?とまったく同じ色なのかは、わからないよね!」

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虐待の瀬戸際

虐待の瀬戸際

乳幼児虐待の痛ましいニュースを目にするたびに、後ろめたいような気持ちがちらつくようになったのはいつごろからだろうか。

ムスメが生まれて間もないころ、わたしは不安で仕方がなかった。
この小さな生き物が、ふと目を離したすきに、呼吸を止めてしまわないか。
わたしの腕のなかで寝息をたてたまま、もう二度と目覚めないのではないか。
ずっと抱きしめていなければ不安で、毎晩ムスメを抱いたまま眠りにつく日々だった

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