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二燭光社「燭光 第二号」感想文
これは文学フリマ東京2023秋の戦利品「燭光 第二号」についての感想文だ。
特集内容は「In the room」ということで、部屋の中をテーマにした小説が4本掲載されている。
今回はその4本についてざっくりとした感想文を書いていく。
なお小説以外にタイBLドラマに寄せた短歌とルソー『学問芸術論』の論文が乗っていたが、どちらも守備範囲外なので今回は無視することにした。特に何も言えないからね。
全
きりん堂「ご一緒にクリームソーダはいかがですか?」読書感想文
今回の文フリではほとんど本は買ってこなかったのだが、以前からうちの広報担当ナカスくんの友人でちょこちょこまたたび七転を買っていただいていたきりん堂さんの新刊「ご一緒にクリームソーダはいかがですか?」だけは買わせていただいた。
せっかくなので感想文としてまとめておこうと思う。
基本あらすじなどは割愛していくが、きりん堂さんはBOOTHでの販売もしているらしいので気になった場合は購入していただきたい。
文フリ終わりの振り返り
文フリ東京36が終わった。なんだかいつも気づけば締め切りになっているし、気づけば文フリが終わっている。
時間感覚のバグり方が尋常じゃない。それもこれも、まともにネタを練らずにギリギリに書き出すのが悪いのだが。
とはいえツイッターでも書かせていただいた通り、今回のまたたび七転「ネコと和解せよ」は完売御礼となった。嬉しい。
十中八九ミームのおかげなのだがそのあたりはサークルの特色と言えなくもないので
『ONE PIECE FILM RED』は、なぜAdoのライブだったのか
映画としては30点!
ワンピースとしても30点!
でもエンタメとしては80点!
それが『ONE PIECE FILM RED』(以下『RED』)だ。
いや、この映画まじで評価が難しい。
決して面白かったとはいえないし、ワンピースを求めていった心が満たされたかというと全くそんなことはない。
だがそれでも劇場を出た時の満足感はめちゃくちゃ高かった。
おすすめはできないけど、僕は多分あと2回くらい見返
『映画大好きポンポさん』
「映画は90分で作れ」
これは僕がポンポさんの中でも最も気に入っている創作哲学だ。
そしてもう一つ。
「泣かせ映画で感動させるよりおバカ映画で感動させるほうがカッコイイ」
この間『映画大好きポンポさん』映画版を観てきた。
はじめはいつもの映画評にしようかとも思ったのだが、いろいろ考えているうちに「この映画を映画のみで語る」ことは不可能だという結論に達したので今回はダラダラと思ったことを書いて