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HSP for Someone part.4

みなさん、こんばんは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


台風は過ぎて行きましたが、まだ風は強く吹いています。

せめて、自分のこころは、自分が信じるものに強く根を張って、凜として立っていたいものです。


本日は、とてもお久しぶりな、ほっと一息な時間

「HSP for Someone」

の日です。

私が感じるHSPがあって、人が感じるHSPは、全然違います。

そんな違いがあっても、少しでも似ている、共感できると思えるものに会えることは、この広い世界で会うべく人に会えたような気持ちになれるので、嬉しいです。


読み進めていくものは、

市村篤史
「close to you ~HSPというプラネタリウムから見上げる、虹の予感がした 貴方の優しい雨」 
2020年,株式会社文芸社

です。



💟

はじめに


最初にお断りしておきます。


この記事は、「HSP」や「生きづらさ」に関連した本の、

レビューではありません。


この連載の構成は、

読んだ部分で何を感じたのかを残す「感性の記録」

だけを綴り、みなさんに

「私が感じたこと」「思い浮かんだこと」

といった「感覚」を共有させていただく記事です。


それによって、記事を閲覧された際に、

「こんな表現されて、嫌な気持ちになった」
「この書き方で不快になったから、こうした書き方に直して欲しい」
「ああいう表現をされるのは気分が悪くなるので、やめて欲しい」
「それって、そうした書き方が正しいのか?」

といった、

不快な気持ち・モヤモヤを抱いた気持ちになられたとしても、責任を負いません。

不快感・モヤモヤには

「ご自身で、その気持ちに対してケアしてさし上げること」

「感じ取るこころ・気持ちは、人によって違うこと」

を前提に、ご覧ください。


ですので、

「この人の感性についていけない」
「なんか違う気がする」
「そんな風に書かないで欲しい」

と、少しでも感じられた方は、

「他のクリエイター様による表現」や「より自分の感覚にあった記事」

をお探しになることを、強くおすすめします。


以上の点をご検討いただいた上で、ご覧くださいますよう、

よろしくお願いいたします。


本の写真掲載は、著者ご本人様より、許可をいただいております。


前回の記事はこちら↓



💟

【感性の記録:第一章 Happiness「優空三丁目」 close to you ~HSPというプラネタリウムから見上げる、虹の予感がした 貴方の優しい雨】


夏が去り、秋が顔を覗かせる頃。

彼はそっとのぞき込み、今日も語った。


夕日はいつだって優しい。

そう感じてきたのは、私だけじゃなかったんだ。

夕日が好きだ。

一日のうち、いつが好きかと聞かれたら、一番好き。

「そうですか。では、あなたのプラネタリウムでは、何が見えましたか?」

黄昏に流るる雲を眺めて、私は語った。


一人で生きて 一人で死ぬ
それでも こころの奥深くに思い浮かぶのは
私という人間に 関わってくれた人たちの顔

夕日の慈しみ
最高潮の歓びも どん底で佇む悲嘆も
すべてを 温かく儚い色に包んでくれる
一人で抱えているものを 一緒に背負ってくれる

今日もその光は 私の孤独を包んで眠る



💟

優空を 背泳ぎして ただ流れるままに 身を委ねる
私は どこにいくつもりなのだろう

それでも 独りじゃないと 思えるのは
こんな姿でも 誰かが見ていてくれるかもしれないから

のんびりな 私
泳ぎは 速くないけれど

雲の波の揺らめき
黄昏の光が 隙間を縫って 茜色の優しい世界に導く

歓びも 悲しみも 雲の間に手放す
茜色の安息に 思いは安らかに 眠る



💟

みなさんからのスキに、今日も生かされています。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさんに、ご自身との素敵なご縁がありますように。



クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。