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詩のワークショップ

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#アート

イベレポ|意味と音のあいだで遊ぶ!子どもも大人もハマった「おのおのオノマトペ」

イベレポ|意味と音のあいだで遊ぶ!子どもも大人もハマった「おのおのオノマトペ」

豊かなオノマトペの世界へ、どぼん!
突然ですが、ここに、一杯のうどんがあるとします。
ツルツル、もちもち、つやつや、ほかほか、ちゅるん。知っているだけでもたくさん「オノマトペ」(擬音語・擬態語)がでてきますね。

じゃあ、そこに卵をおとしてみよう。麺と卵がからみあって、いい感じになっている姿はなんていえばいいんだろう。うまいこと表す言葉はないかな。うーん。てろりてろり、かな? とろちゅるりん、かな

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REPORT|世界初?永瀬清子の詩を「紡ぐ」ワークショップ―夜あけの色彩は、わたしだけの色

REPORT|世界初?永瀬清子の詩を「紡ぐ」ワークショップ―夜あけの色彩は、わたしだけの色

こんにちは。詩の楽しみを広げる「詩のソムリエ」です。
溢れんばかりの新緑と、小さな花々がそよぐこの季節、詩を「紡ぐ」というおそらく世界初のワークショップを共催しました。
その様子をレポートします。

詩人・永瀬清子の家へ

現代詩人の母と呼ばれる永瀬清子(1906−95)を知っていますか?
「諸国の天女」「だまして下さい言葉やさしく」などが有名な詩人で、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の発見者でもありま

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REPORT|なんだか気になる言葉に出会う、”ことばさが詩”ワークショップ

REPORT|なんだか気になる言葉に出会う、”ことばさが詩”ワークショップ

こんにちは。詩のソムリエです。3月11日に、岡山の「アトリエぬかごっこ」で詩のワークショップを行いました。

民家を改装したアトリエでは、子どもたちがマイペースにお菓子を食べたり絵を描いたり。「ぬか」って、ぬか漬けの「ぬか」です。この言葉には、子どものもつ障害や特性、こだわりなどをうまみに発酵させるという想いがこめられています。アトリエに通う子どもやスタッフは「ぬかびと」。わたしはぬかをかきまぜる

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REPORT|いろんな「わたし」の表現がとびだす!詩のワークショップの一日 

REPORT|いろんな「わたし」の表現がとびだす!詩のワークショップの一日 

こんにちは、詩のソムリエです。どんどん春めいていく3月半ば、九州障害者アートサポートセンター(KDA)主催で詩のワークショップを行いました。テーマは詩であそぼう!たくさんの「わたし」。

「わたし」をさまざまに例えて、とらえ直す実験です。集まってくれたのは、障害があったりなかったりする中学生〜大人20名ほど。

「詩を書き上げる」こと(表現の完成)をめざさないこの時間では、身体や絵を使った自由な表

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【イベントレポート】のぞきあなARTをめぐって、言葉を編む

【イベントレポート】のぞきあなARTをめぐって、言葉を編む

こんにちは。詩のソムリエです。
芸術の秋となりました。涼しくなってくると、お散歩するだけでも感性が刺激されますね。先日の詩のワークショップでもお散歩を取り入れたところ、「もぎたての言葉」が溢れ、とっても楽しく、豊かな時間でした◎その様子をレポートします。

まちじゅうに、アートな「のぞきあな」が?!10月1日から、福岡県福津市では、「のぞきあなART津屋崎」というアートプロジェクトが行われています

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【お知らせ】世界初?!「詩のレストラン」展@福岡やります🍴

【お知らせ】世界初?!「詩のレストラン」展@福岡やります🍴

こんにちは。詩のソムリエ、渡邊めぐみです。
「詩のソムリエ」って何?→こちらへ

うれしいお知らせです!

「詩のレストラン」展を福岡にて開催することになりました!!
おそらく日本初どころか、世界初の展示なのではないかと思います。

「詩」と「レシピ」を掛け合わせはじめたのは、2020年春。
ハードルが高いと思われがちな詩にふれ、みなさんのほっと一息タイムを作れないか…とはじめました。

私自身、

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