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【おしり】真夜中の図書館

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2022年4月の記事一覧

どこにでもあるものをリスペクトして、愛している人だけが知る人生の喜びを、感じられる私でいたい。【土を喰う日々 わが精進十二カ月(水上勉著)】

どこにでもあるものをリスペクトして、愛している人だけが知る人生の喜びを、感じられる私でいたい。【土を喰う日々 わが精進十二カ月(水上勉著)】

また素晴らしい一冊に出会ってしまった…。
なんて最高なんじゃい…。

食に関するエッセイなのですが、水上さんの人となりや、水上さんが魅力的だと感じる世界のあり方に、心から癒される一冊でした…。
水上さんは少年時代、京都の禅寺で精進料理の作り方を教わったそうで、その時経験した、精神や知識を生かして、料理人として活動されています。
そんな水上さんの人となりが分かる文章がありましたので、下記引用します。

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この世に幸せも不幸せもなく、生きものは幸せに生きついていると思いたい。【幸せについて(谷川俊太郎 著)】

この世に幸せも不幸せもなく、生きものは幸せに生きついていると思いたい。【幸せについて(谷川俊太郎 著)】

この世には「幸せ」なんて存在しないんじゃないでしょうか?
だから反対に「不幸せ」も存在しないんじゃないでしょうか。
今生きてることそのものが「幸せ」という状態なのであって、「幸せ」という状態が特別枠としてどこかに用意されているわけではなく、そもそも皆「幸せ」なんだと、思うのです。

(もちろん、私は「不幸せ」なイベントを全て経験したわけではないし、私より人生経験の多い方がほとんどのこの世界で、

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人を傷つけないように気遣った表現より、正直な表現の方が案外人を癒すものなのかもしれない【ミッキーかしまし(西加奈子 著)】

人を傷つけないように気遣った表現より、正直な表現の方が案外人を癒すものなのかもしれない【ミッキーかしまし(西加奈子 著)】

私は正直であることの凄まじさを知ったぞ。
(突然)
いや〜〜〜
おもれ〜〜〜〜
人っておもれ〜〜〜
これだからエッセイを読むのはやめられませんね。

西加奈子さんの「ミッキーかしまし」を読みました。

いや、何が良いって、正直なんです。
まじで正直です。(に、私は感じます)
私も正直に言うと、(正直正直言うから頭おかしくなってきた)西さんの全てに対して「いいな」と思うわけではありません。
「あ〜こ

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愛し方を間違えたとか思わなくていい、その時その時の愛の形を、アップデートしていけばいいだけ。【家族最後の日(植本一子著)】後編

愛し方を間違えたとか思わなくていい、その時その時の愛の形を、アップデートしていけばいいだけ。【家族最後の日(植本一子著)】後編

愛って難しい…
難しいものだけど、正解も分からないけど、だからこそ、その時その時の自分なりの愛情の捉え方、愛し方をアップデートしていきたいと思う、ということを前半で書いたかと思います。

今回のnoteでは、
前回の内容とは異なり、「愛」ではなく「怒り」について書いていきたいと思います。

上記は、植本さんがカウンセリングを受けた際、先生に言われた内容だそうです。

私はずっと「怒り」という感情を

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