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「きょうだい児」の自分と向き合う

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小学生で骨肉腫を患ったひとつ上の兄、甘えんぼうの3つ下の妹のあいだに育った、『きょうだい児』だった自分と向き合う。
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背中の具、おいしそうですよ

背中の具、おいしそうですよ

なかなかキテレツなタイトルになってしまった。

実は、3月に新卒から勤めた会社を退職して
4月からオットの在宅介護をすべく腕ぶんぶん振り回してたのですが
当の本人は病院に運ばれ、コロナで面会謝絶。
わたしは今月末のキャリコンの試験のために勉強。
でも来月には失業手当も終わってしまうし、
試験も一応終わるし、そろそろ社会人復帰するかね~~

ということで、ぼちぼち就活開始!

せっかくキャリコンの資

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自分を大切にする、が やっと ちょっとだけできるようになった

自分を大切にする、が やっと ちょっとだけできるようになった

30代になって、10代、20代とは環境が変わって
考え方も少しずつ変わってきた。

何より、自分を大切にしようと思えるようになってきた。
やっと。

noteを初めてもうすぐ1か月。
ぴっぴってどんな人?を改めて紹介します。

ずっとさみしかった10代どうして、お父さんやお母さんは、病気のお兄ちゃんや
甘えん坊の妹ばっかり、気にしているんだろう。
わたしは居ても、居なくても、いいのかもしれない

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キャリアの途中で気づいた、きょうだい児の生きづらさ①

キャリアの途中で気づいた、きょうだい児の生きづらさ①

世の中のきょうだい児(病気や障害をもつきょうだいがいるこども)は
大人になってから生きづらさを感じることも多いらしい。
私もその一人だと思う。

キャリアの中で気づいた「生きづらさ」
私は、教育系の大手企業に10年勤めていた。
教育産業といえど、民間なので数値も求められるし、
どちらかと言うとそれがメインくらいな会社だった。

お客様を教育者としてピュアな心で応援したい気持ちと
会社から求められる

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キャリアの途中で気づいた、きょうだい児の生きづらさ②

キャリアの途中で気づいた、きょうだい児の生きづらさ②

いざ、産業カウンセラーとのカウンセリングへ電話して約3時間後に、予約が取れた。
雑居ビルみたいなところの一室。
カウンセラーは、母くらいの年齢の優しそうなおば様だった。
後から聞くと、小学校の教員を定年退職して
第2の人生として産業カウンセラーをしているそう。

「今日はどうされたんですか?
 話せるところからでいいので、教えてください。」

と、とても穏やかに声をかけてくれた。

今、自分が置か

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きょうだい児向けおすすめ本「おにいちゃんが病気になったその日から」

きょうだい児向けおすすめ本「おにいちゃんが病気になったその日から」

読書の秋!ということで、私の人生をいろいろ変えてくれた本をご紹介するシリーズです!

今回は、きょうだい児の方や、
子供時代親御さんから愛情を感じにくかった方におすすめの一冊。

▼佐川奈津子さんの「おにいちゃんが病気になったその日から」

見ての通り表紙&挿絵がめっちゃ怖い。笑

ざっくりあらすじを言うと、お兄ちゃんがある日病気になってしまい、さみしさと葛藤する少年のお話です。
佐川奈津子さんの

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火事になったら、母からもらった3通の手紙を持って逃げることにする。~きょうだい児と母の愛情~

火事になったら、母からもらった3通の手紙を持って逃げることにする。~きょうだい児と母の愛情~

前回のおすすめ本にリアクションしてくださった元きょうだい児の同志の皆様、ありがとうございます!
私のとっても尊敬している、ゆうゆうさんの記事でも取り上げていただきました!感謝です♡

同じような経験をして、今でもあの時を思い出したり、
抱えきれないなにかを背負って生きている仲間がいっぱいいるんだ…
って改めて思いました。
勇気をだしてコメントくださる方もいて、嬉しいです。

もともと難病のオットと

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