#ピアソラのスペシャリスト集団
「今求められる演奏家って肩書と実力だけではないのかもね。お気に入りのカフェみたいなものと同じで誰かの好きにならないとダメなのかもしんない」
最近改めてこの記事を読んで、やっぱりそうだよなと思った。
「カッコ良いから売れる」
まったく同じことを考えていた。今までのわたしたち『クレモナ』はどちらかというとぼさっとした素人くさい女の子が、ポスティングをしたり駅前でコーヒーを配ったり、他人のコンサートの終演後にチラシを配ったり、子ども嫌いなのに子ども向けのステージをやったり、夏のイベントに汗まみれで出店して、ステージもやったり…云々、「ク
「20代も後半に差し掛かると、そろそろ いい年こいてまだ頑張ってるの?みたいに戦わないやつらに言われちゃうよ!」
本当は25歳までに、思い切ってなるべく早くに大成功を収めたかった。今業界で活動しているどこの団体よりも早く、有名になって、大きいホールでたくさん演奏して、稼ぎたいと思っていた。でももちろんそんなに甘いもんではなくて、自分のコーヒーの仕事、ルークの仕事、池田のイベント…色んなものが積み重なっても自分は二人にはならず、一日は48時間にはならず、結局27歳になってもまだイメージする「大成功」は収められて
もっとみる「今の時代お客さまの満足度を上げないとダメです。楽譜をアウトソーシングして本気って言えない!」
自分のやりたいことで、お客さまに喜んでいただくにはどうすれば良いか、という視点で考え始めたら、色んなことが気が楽になったなと思う。
それまでは「聴きなじみのあるクラシック」とか「歌謡曲」とか色々と言われてきて、風見鶏みたいな気分になることもしばしばあったけれど、ぶれずに「ピアソラの専門ですから」「ピアソラっていいですよ」ってしっかりと伝えてきて良かったなと最近になって実感している。
おそらく…
「コンサルやインペグ屋に頼む?自分たちの売り込みをアウトソーシングする意味が分かんない。それ考えるのが一番楽しいでしょ?」
自分のチームや会社が何をしたいか、どうしたいか、何をしていくか、というのは自分たちで決めなくて誰が決める?
『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリだったらコンサートの企画、チラシの内容、チケットの売り方、動画や写真の画角から内容、着たい衣装…
『ルークカフェ・ローストラボ・クレモナ』だったら仕入れる豆、焙煎の度合い、パッケージ、ネットショップのデザイン、コーヒーのテイストの表現。
全部が全部自分
「いつかやりたいってずっと思っていた大切な夢を後回しにしていた週は昨日で終わり、今日からは後回しにしません!」
1月は行ってしまい、2月は逃げてしまい、3月は去ってしまうというが、この6月と7月は文字通り「失われた」気分である。
名言もひと月分溜まっていて、特集でもやろうかなと思ったけれど、だれが読むねん、という気分になっているところで、昨日のこの名言がぐさっと刺さり、そんな気分全部棄てて、リハビリ程度に少しずつ文章を書いていこうと思った。
失敗する人の傾向に「完璧主義」というのがあると何かで読んだ。そ
一週間分くらいの名言
日曜日に新しい焙煎機の設置のお祝いと、これからのルークカフェ&クレモナがますます元気に活動できるよう「清祓式」を執り行っていただきました。
その後は2か月ぶりの「レインボーオープンジャム」の開催があり、逆瀬川のレインボースタジオに行き、ルークに戻って3か月ぶりのコンサートシリーズを開催しました。
3か月ぶりにお客さまの目の前でステージをしたのですが、やっぱり…生演奏が良いですね。カメラを前に演奏
「夢中というのは、どんな努力や才能にも優る素晴らしい動機付けです。夢中になって演奏してください。」
「夢中になる」ことはもちろん「好き」がベースになるのだが、好き嫌いの次元ではなく、もはや没頭する。演奏(特にピアソラをやるとき)に於いてはむしろこの感覚である。
夢中になっている反面、常にbe calmの状態を保つことが、演奏が上手くいくコツなんだと思う。
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「走り続けることが出来るのなら今の状態は敗北ではなく挑戦である。走り出しなさい!」
この3か月敗北した気はさらさらなくって、むしろ色んなものがリセットできたのではと思っています。
今日からアフターコロナだときちんとけじめをつけて、第2波以降のショックに備えながら、きちんと歩みを前に進めていきたいと思います。
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「さあ自粛もそろそろ終わりだ。いい演奏してじゃんじゃん稼ぎまくりましょう!」
とりあえずの解除があり、わたしたちも6月に向けて最終の準備を進めています。
もちろん。ビフォアコロナには戻ることはとりあえずはないので、新しい気持ちで、「生演奏」をお届けできればと思います。
どんな本番でも、ハイクオリティで解像度の高いステージをお楽しみいただけるよう、務めていきたいと思っています!
【クレモナ】のアフターコロナ初の本番は6月21日(日)のコンサートシリーズです。
ぜひ、お
「一度で良いから、ぶち抜いてみたら?イージーモードになるのはそれからにしてくれ!」
突破力、という言葉って聞いたことあるけれど、今必要とされているのはまさにこれではないかと思う。
池田の経営者の大先輩が「こんなんは長い人生でほんまに初めての経験やで、若い子はほんまに可哀そうやけど、これに勝ったら、絶対に強くなれる」と仰っていて、全くその通りだなと、絶対に食らいつきたいなと思った。
イージーモードになっているつもりはないけれど、どこかそういう部分があるかもしれない。そこが落とし
「頑張って一年前と何が変わりました?一年前より何を手に入れました?」
ふだんは、一年前の自分って何してただろう、と思うことってあまりないけれど、
コロナのおかげで去年はどうだったなとか、何が良かった悪かったと考える機会が増えたように感じる。
わたしたち【クレモナ】にとっての大きな転換はやはり去年の服部緑地野外音楽堂での第7回定期公演だったし、3月にアクア文化ホールで開催する予定だった第8回定期公演でもうワンチャンス掴むつもりだったけれど、大きな壁が立ちはだかって